朝日岳 小川温泉より
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- GPS
- 12:33
- 距離
- 38.8km
- 登り
- 3,245m
- 下り
- 3,237m
コースタイム
- 山行
- 10:39
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 12:33
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
・登山口の北俣小屋までロードレーサで越道林道を走破 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・北又小屋、朝日小屋共に休業中。イブリ山の登山道は草刈り中でした。 ・コース中にピンクリボンが高い位置に付けられて、雪渓通過で役立ちました。 ・イブリ山手前から残雪が認められる。標高1900m辺りから雪渓が断続的に出てくる。アイゼン・ピッケルなど必要。 ・前朝日西側の登山道は大きな雪渓のため少し迷いやすく、トラバース気味となる所がある。 ・ブナ林が切れる上部稜線や雪渓中は日光が強く熱中症に注意。 |
写真
感想
今回は、静かな山を味わい雪の朝日岳を見てみたくなったので、日帰りで小川温泉から往復することにした。そろそろ夏時間、天気が良さそうなので早めのスタート時間だ。
小川温泉を2時前に出発、満天の空の下、ロードで越道林道を登る。
越道峠(881m)まで約630mのヒルクライムだ。
全体では標高500〜600mと峠手前が勾配がきつい印象。
マイペースで登っていたところ、標高690m地点で登りでペダルを踏み込んだ瞬間に石を踏みつけて後輪がパンク。すぐにタイヤ交換。どうもライトだけでは視界が狭く石を発見できなかったようだ。20分ほどロスして走り出す。峠は写真だけ、すぐに下るが予備タイヤが無いので慎重にダウンヒル。登山に備えて途中の沢で水を補給。
北又小屋に3:40到着。まだ暗い。車が3台。朝日小屋の関係者だろうか?
トレランシューズに履き替えて北又ダムの赤い橋を渡る。
イブリ山頂まで標高差1000mだ。直ぐに勾配が増す。空が明るくなり1合目到着。
先に進む。不意にニホンカモシカと出会う。登山道の奥に逃げ、お見合いとなる。暫くして山の中に消えていった。
その後、ブナ林の中を延々と標高を稼ぐ。新緑の空気を味わう。今日は静かな登山だろう。
標柱を確認しながら黙々と登る。北側に、懐かしい初雪山が見えてくる。
イブリ山頂手前から残雪が出てくるが大したことはなかった。
10合目の山頂につくと朝日岳が出迎えてくれる。
虫が飛び交い暑いので先に進む。稜線を下り、すぐに登り。
ここからまだ朝日岳まで標高差600mほどある。身体ができていないとこの先スタミナ不足となる。
厳しい登り返しのあと標高1700mの鎖場をこなすとようやく高山らしくなる。
右手に毛勝三山、剣も確認できる。
上部には雪渓が確認できる。ちょうどお花畑の辺りだ。
標高1900mを超えると夏道は雪渓の下となり雪渓歩きが主となる。
トレランシューズでは少し歩くのに難儀、ウィペットも活用して朝日小屋へ向かう。前朝日手前で夏道は北(左)へ迂回する。この辺は雪の斜面が広がりどこでも歩けるので、少し分かりにくくなっている。なんとか道を見つけて朝日平へ向かう。
雪が続くかと思えば途切れるところもある。
朝日小屋が近づくと、ちょうどヘリで荷揚げしているところであった。資材など何回も往復して上げていた。今年一年は休業して小屋の修繕などを行うと聞いていたが、
この日は二十人ほど来ていたようだ。
作業の邪魔にならないように簡単な補給と身支度をして、頂上に向かう。
小屋の方から夏道をトレースすれば大丈夫と聞いたので、GPSと目視で夏道を
追った。雪はザラメで固くはない。チェーンスパイクを付け登山再開。
上に行くにしたがって雪道歩きが多くなる。所々、ピンクリボンの目印があり助かった。特に難しい斜面はなかったが、疲れが出て歩が重くなった。
最後の木道を登り山頂に到達。東の山には雲がかかり始めていたが、概ね良好な眺めであった。
下りは早い。脈拍も下がり楽になった。途中で雪渓から出てきた水をペットボトルに入れいて後半に備える。
朝日小屋手前で登山者一名とスライド。自転車で来たという。
朝日小屋では皆さんがティータイム、丁度、ヘリの輸送時間の合間らしい。
長袖を脱ぎグローブを交換、後は下るだけだ。
小屋の皆さんに挨拶して朝日平を後にする。
ガスがどんどん湧いてくる。夏山は9時までが勝負だな。
標高1800mまでは雪渓を主体に降りる。
雪渓地帯を過ぎた稜線からイブリ山までは直射日光を遮るものがなく、灼熱地獄。
雪を帽子に入れて冷やしながら山頂を超える。
ブナ林に入り日影と枯れ葉の優しい道となり暑さから解放される。
5合目から下では地元の方々が草刈をされていた。
何とか北又ダムに到着。ダムからの階段が一番疲れた。
北俣小屋に戻り、水場が利用でき汗を流し冷やす。生き返った。
自転車の仕度をして走りだす。
越道峠まで緩やかで登りやすかったが、峠のダウンヒルはパンクを避けるため
ゆっくり下ったので手や肩が痛くなった。
小川温泉に無事到着、パンクトラブルもあったが充実した一日を堪能できた。
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