蕨山
- GPS
- 05:10
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 816m
- 下り
- 804m
コースタイム
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最初は林道。 終盤になるにつれて短距離で高度を稼ぐので斜度が上がる。 2,3か所スクランブルで登れる程度の岩場あり。 いずれも2〜3m程度で大きく切れ落ちてはいない。 |
その他周辺情報 | さわらびの湯は営業中 |
写真
感想
山を再開して2020年、年が明けてからはほぼ毎週山に出かけていた。
その努力が報われてか、段々と体重も減り、
体力もついてきて、若かりし頃には及ばないが
久々にロードでキロ5分台のタイムが出るようになってきていた。
新型コロナウイルスの影響で4月からは登山を控えるようにしていたが、
その間も体力をできるだけキープしようと夜間ランニングは続けた。
上昇傾向にあると、もっと追い込みたいという欲が出てくる。
今となってはやらなきゃよかった話だが、ラントレの締めに坂道ダッシュをした。
その時、ピキっと右の膝裏に痛みが走ったのが最初であった。
翌日から違和感があり「どうやらやってしまったようだ」と気づいた。
テーピングをしたり、サポーターをつけたりして走るが、
15分も走れば違和感が出てくる。翌日には違和感は疼痛に変わっている。
右下腿部を後ろに蹴りこむ動作の時に痛むようだ。
知り合いのPTに相談すると、ハムストリングスの腱を痛めてしまったのではないかとの事。基本的にこうした負傷は、安静にする以外に治す手段はないらしい。
この故障は、過去にも2回経験しているが、
違和感がなくなるまで数カ月はかかった。
また数か月スパンで考える必要があるのか…と
2週間何もしないで安静にしてみたが
全くよくなっている感覚が無いので結構落ち込んだ。
受傷から2ヶ月。実感できないほどにゆっくりと痛みは落ち着いてきた。
それで念のためと整骨院に行って電気治療もしてもらった。
すると、どうやらもう走っても大丈夫なようだ。
体力は走るのもやめて大分落ちてしまったが、
緊急事態宣言も解除され、山登りが県境を越えて再開できるようになったので、
家族と蕨山に行くことにしたのだった。
蕨山は飯能から北西にある山で、伊豆ヶ岳よりも東京よりにある。
山の由来は蕨に何か関係あるのかと思うが特に蕨が群生しているとか
そういうことでもないようだった。
いずれにせよ蕨山なのだから山頂でわらび餅。
わらびうどんを食べるのは確定である。
トレイルは最初は林道。
堰堤につきあたると渡渉となるが、少し渡渉点がわかりづらい。
つづら折りに登っていくと岩場に古いロープがかかっているが、
これは普段ハイキングしかしない家族もスクランブルで容易に登れた。
尾根に上がると看板があり、左手に蕨山と指示があるが、
右側にも踏み跡がはっきりとついている。
興味がてら右へ偵察に行ってみたが、大岩を巻いて向かった先は
どうやら尾根の末端で、展望が開けているようだった。
尾根道から先も急登が続く。
というよりも、段々と傾斜が立っていくという方が正しい。
今年は標準的な梅雨入りでじめじめした気候だが、
山道自体は低山のわりに木陰も多く薄曇りということもあって
極端に蒸し暑いということは無かった。
全員、登山が遠ざかって久しいので、ペースはゆっくりである。
尾根を上がりきると頂上はすぐそこだった。
近辺は刈払われて開けている。
最高点は右折。ひっそりとした小高い場所に朽ちた標識があった。
左折して一度20mほど下り、再び登ると展望台。
立派な山頂標識もここにあった。
本当の最高点には10mほど低いが、
展望があり刈払いがしやすいこの場所を山頂広場としたのであろう。
秩父山塊から群馬のあたりまで見えるはずであるが、
薄曇りと霞の影響で伊豆ヶ岳ぐらいしかわかる山は無かった。
山頂で、冷凍ポカリで冷やしたわらび餅を食べる。
山菜うどんも食す。
前日に食材を切って、下ごしらえし、真空パックして持ってきた。
発汗して消耗した体に塩分のきいたうどんが染みわたった。
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