晩秋の南八ヶ岳縦走（硫黄〜権現）

2012年11月03日(土) ~ 2012年11月04日(日)

• GPS: 28:00
• 距離: 25.7km
• 登り: 2,029m
• 下り: 2,480m

天候

3日　快晴
4日　快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：JR茅野駅よりバスで美濃戸口まで
帰り：小泉登山口より徒歩でJR甲斐小泉

コース状況／危険箇所等

前回降った雪は殆ど残っていません。
横岳方面から赤岳頂上付近のみアイゼンがあると便利だと思いましたが、
終始アイゼンは装着しないで行けました。

写真

11/3 13:01

今回のスタートは茅野駅から路線バスが出ている美濃戸口より。11月5日から冬季運行になりますので、夏季と時刻表が変わります。

11/3 13:01

麓は紅葉が真っ盛り。寒くもないし滑り出し好調。
今回はお昼からのんびりスタートです。

11/3 13:56

下の方にも少し雪が残ってました。

11/3 14:29

沢も快調に流れます。

11/3 15:00

赤岳鉱泉に到着。テント場にはそれぞれ余裕持って張って一杯になる程度の人が居ました。
アイスキャンディの足場は完成したようです。

11/3 16:36

快晴なので横岳もばっちりでした。

11/4 4:46

2日目の朝3時。コソコソと撤収を済ませて出発。
硫黄岳へ向けて樹林帯を進みます。

11/4 5:09

硫黄岳の山頂手前で夜明け直前。森林限界を過ぎるとヘッドライトなくても月灯りで視界ばっちりです。

11/4 5:10

硫黄岳山頂着。当然ながら人一人いません。
天気が良い分夜は冷え込んで−10℃手前くらいでした。風が強かったので体感はもっと寒かったです。

11/4 5:37

夜明け手前でずいぶんと視界が色づいてきましたが、真夜中でも月があれば、山の凹凸まではっきり見えました。

11/4 6:33

そして太陽と共に姿を見せる富士山。
やはり雪のある富士山の方がかっこいいです。

11/4 6:08

雪の状況は早朝ならよくグリップしましたが、昼手前になると踏まれてしまうので、赤岳手前の急登では、滑りやすかったです。

11/4 6:44

横岳からも景色はばっちりです。南北アルプスをはじめとして360度ずいぶん遠くまで見えました。

11/4 8:07

赤岳と富士山

11/4 9:21

文三郎尾根は渋滞が起きてました。

11/4 10:07

赤岳を越えて権現岳方面は殆ど雪が残っていません。

11/4 10:01

赤岳から降りて直ぐの岩のピークにある靴。
横岳等の大抵の岩の頂上には何かしらありますよね。

11/4 10:50

僕の苦手なガレ場です。ここを抜けるのにいつも手間どってしまい時間の計算が狂います。
滑りそうで怖いのですが、思いっきり行った方がいいのでしょうか？

11/4 13:25

権現岳山頂。夏にはあったはずのに権現岳の表示が半分に割れてました。

11/4 14:37

下り道は、霜が溶けてドロドロつるっつるでした。

11/4 15:33

山の中の紅葉はもう終盤ですね。

11/4 15:56

ですが、八ヶ岳の周りを走る道路の紅葉は今が絶好です。ツーリングは今が旬でした。

撮影機器：

COOLPIX AW100 NIKON

感想

kaakaka

無雪期。というにはもう降ってしまっていますが、八ヶ岳の冬山直前の山行となりました。

初日は、早朝に首都圏より出発した為、現地到着は13時でしたが、赤岳鉱泉までは2時間程度で到着できるので雪がなければ問題ありませんでした。
途中ツアーか登山教室の団体が大勢いました。

天気は土日と恵まれて日中は夏とそう変わらない服装で問題ありませんでしたが、
夕方にもなると赤岳鉱泉のテント場で気温は-5℃まで下がりました。

3シーズン用テントとシュラフにシュラフカバーがあれば後は着込んで寒さは回避できますが、食料と電池は特に気をつけて凍結に注意しました。

雪の状況ですが、前回降った分が溶け残ってる場所はありましたが、特に大変なのは赤岳の南からの急登くらいで、アイゼンが必要そうなのは赤岳周辺だけでした。
大体8割方その場所ではアイゼンを付けていましたが、つけなくてもキックして進めば問題なかったです。

怖い位の晴天と無風に恵まれて絶好の登山日でした。