利尻岳 北海道夏のロード1/2

2020年07月08日(水) [日帰り]

• GPS: 06:43
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,568m
• 下り: 1,557m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:06
• 休憩: 0:31
• 合計: 6:37

距離 12.5km 登り 1,568m 下り 1,563m

3:50 利尻山北麓野営場（登山口）
3:59 4:00 甘露泉
4:03 利尻山−ポン山 分岐
4:25 4:26 四合目
4:53 5:00 五合目
5:16 5:20 六合目
5:37 5:39 七合目
6:26 6:27 長官山
6:28 6:28 八合目
6:38 6:47 利尻岳山小屋
7:08 7:16 九合目
7:34 7:34 沓形分岐
7:56 7:57 利尻山北峰
8:10 8:11 沓形分岐
8:28 8:29 九合目
8:48 8:48 利尻岳山小屋
8:58 8:59 八合目
9:01 9:02 長官山
9:28 9:28 七合目
9:39 9:39 六合目
9:52 9:52 五合目
10:11 10:11 四合目
10:27 10:27 利尻山−ポン山 分岐
10:34 利尻山北麓野営場（登山口）
10:34 ゴール地点

天候

西日本東海にかけても豪雨の中、利尻島も7／7夕刻より雨　夜半す気には稲妻が轟いておりました。
朝も雨。日本海側よりの雨雲がいくつも通過して行きました。

アクセス

利用交通機関：

飛行機

羽田よりJALにて新千歳へそこでANA で利尻に直行です。羽田のSpecial baggageの窓口で羽田で預けた荷物がそのまま利尻空港で受け取れることを知りました。便利です　勉強になりました。

コース状況／危険箇所等

非常によく整備されており崩壊始めの登山道上部も補修が随所に見られ如何に手入れが行き届いている山なのか思い知らされました。

その他周辺情報

北麓野営場に前泊。雨の可能性が高いのでバンガローを借りました。5230円。日中に綺麗で電源2個。4人分の個人ベッド＋布団、ハンガー、分別指示あり4つのゴミ箱と整っておりました。トイレは共同ですがウォシュレット付きでシャワーも下山後に100円で使用可能です。

ガスカートリッジはサニータウンで、セイコーマートも向かいにあります。なお　ガスカートリッジは110の小さいのもおいてありました。
https://kamiyama-online.com/gas-cartridge-in-rishirizan/

写真

新千歳にてこれから利尻に向かう飛行機

新千歳で利尻行きに乗り換え。チェックインの時職員の女性に「今の利尻島は何がよろしんですかぁ？」と明るく聞かれ口籠ってしまったおじさんがここにいます。

機内よりとらえた利尻岳前景。いつも登山前に目標の山を見ると「あれ本当に登れるのかな？」と思ってしまう。これだけでも圧倒されました。この到着日のこの時間帯だけ全景を見ることができました。雨の中の行軍です。

一般的なコース上、特に上部ではドコモがよく入るようです。これはフェリーターミナルでの掲示。こういう登山者向けの情報は価値が高いです。登山のためにドコモして3年なので。

鴛泊フェリーターミナルより見上げる利尻山。この後の悪天候に備えて全景を見に焼き付けます。サニータウンでガスカートリッジを購入し、セイコーマートで食料と水を購入します

北麓野営場に向かって歩いていると管理人の方から電話が。「大丈夫？迷ってない？ああ　まだそこねー迎えに行くから待っててよ。」という事でお出迎えしてもらいました。標準のサービスではありませんが嬉しいです　かんしゃ。

携帯トイレ回収ボックス。

北麓野営場管理棟。この中で施設の説明と登山届けの記入をし代金を支払いバンガローの鍵をもらいます

炊事場

4棟ある4人用のバンガロー

綺麗な室内。十分すぎる。この晩雷雨になるのでテントでなくこっちにして大正解。

北麓野営場は2号目。歩き始めの3号目。

ポン山への登山道と分岐

4号目　ブレブレ

この辺になると左右の草木と上からの雨、発汗で全身ずぶ濡れです。

水の消費量も多く「あれ、今日はやばいかな？」状態。

しかし一瞬ガスが途切れ海岸線が見え、少しだけポジティブ思考にしてくれます

ポジティブ思考の顔

このまま晴れないかな、いやひょっとしてもう今日はこの形式は見納めかもという事でパチリ

上部はまだ見えません

ポン山と思われます

少し上部が見え始める

いい調子です　青空でなくても視界が開ければ。

裾野への雰囲気はOK

綺麗な斜面です

ガスが下から上がってくる様は生き物のようです

こちらの登山道はよく整備されていて今回驚いたのがギャップを小さくする小段が用意されている事です。これがないと皆さん左右に道を作っちゃいますよね

山頂付近の奇岩　足元は徐々に崩壊、崩落が。

山頂です。お宮です。こちらのお宮には街に神主さんもいますし氏子部もありお賽銭を引き寄りに来たり、お宮の手入れをしているようです。なお若い世代の住人は山岳遭難の救助隊のメンバーにならされるようです。実は北麓野営場で乗ったタクシーの運転手さんから聞きました。今まで7、8回登ったけど自主的に登ったのは中学生の時の一回であとはみんな遭難救助の手伝いの様です。村の消防団的活動でもありますね。大概午後とか天候の悪い時とかで山に登りたくないなという時に遭難は発生しやすいですからね。ほんと大変らしいです。

上級者向けコースとの事ですがこの先お花畑だ素敵です

上りで省略しましたが9号目標識

トイレブースはのぞいても見ませんでした。全身ずぶ濡れで止まると寒いので。

ほんとに下山の時にいい景色に会います。虹が出ています。

上りはスマホの濡れを嫌って省略していた八合目標識

青空をバックに長官山。

雲が取れて青空が見え始める瞬間。よく下山中に見ます。15ー17人の方が登っていきました。山頂は晴れたのでしょうか？このあとも山頂は見えず、昨日飛行機と街から見たのが利尻岳全景の最後となりました

鴛泊フェリーターミナル前の磯焼き亭で下山後ビールと

利尻ラーメン　醤油と塩の味が出てエビ、わかめ、昆布、帆立、牡蠣と具沢山。しかしスープが美味しかった。自分初の味。下山後だからか？

食後はくる時の飛行機からも目立っていたペシ岬　海猫が鳴いています。雰囲気あるわ〜

北方警備に配置された会津藩士のお墓。

さて旅は終わりません　内地に渡ります(内地の使い方正しいでしょうか？)

さようなら　利尻。悲しい景色。宗谷海峡夏景色。