雨あがりの銀杏峯、最短で
- GPS
- 03:53
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 591m
- 下り
- 576m
コースタイム
天候 | 小雨のち曇り、山頂濃霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
標高850m地点まで車で上がれる。 |
その他周辺情報 | キャンプ場にトイレあり。 峠を越えて池田町へ行くと日本の滝百選「龍双ヶ滝」がある。 |
写真
感想
銀杏峯は6回目。初回は15年ほど前。無積雪期は約10年ぶりだ。やはりこの山は雪原風景がよく似合う。梅雨の長雨、どこの山へ行っても眺望は期待できない。なので花を見に行くことにした。オオヤマレンゲは5か所で開花を確認。ササユリ・ニッコウキスゲもあった。出会ったのは山頂で若者一人と下山途中に女性2名だけだった。下山後、作業中の銀爺さんを発見。4年ぶりにお話をさせていただいた。私の車を覚えていてくれたのは嬉しかった。その後峠を越えて池田町へ入り、日本の滝100選「龍双ケ滝」を見学して帰ってきた。
2018.3.18 銀杏峯から部子山往復を空撮
2018.3.25 部子山から銀杏峯へ周回
風力発電計画について
福井県大野市、銀杏峰東尾根〜銀杏峰〜部子山〜能楽の里牧場跡(池田町)に風車を23基立てる計画だ。一般庶民にはあまり関心がないだろう。むしろ国からお金が入り、さらに観光地化して集客になれば地元の人は歓迎するにちがいない。しかし我々登山愛好家にとっては景観を台無しにしてしまう建造物はやめてほしい。人気の部子山への縦走も台無しになる。景観だけではなく環境の面からも中止するべきだ。原発や火力発電から自然エネルギーに替えてCO2を減らすことは重要ではあるが、そのために山林を伐採してしまったらCO2を増やすことになり本末転倒だ。風車は自然を壊さなくてすむ場所に建てるべきだろう。問題はそれだけではない。水源の森が失われて洪水にならないか、土砂崩れはおこらないか、風車が極寒の風雪に耐えられるのか、落雷で壊れないか、台風で倒れないか、プロペラが飛んでいかないか、猛禽類や渡り鳥がプロペラに当たらないか、耐用年数が過ぎたあとは放置されてしまわないかなど。ちなみに、草津市の壊れた風車の撤去は莫大な費用がかかった。山の上なら運び出すのになおさら費用がかかるため、放置される懸念がある。銀爺さんによると、静岡がリニアトンネルを反対しているように、水が枯渇しないか心配していらっしゃいました。
大野・池田ウインドファーム事業 計画段階環境配慮書はこちら。閲覧できるのは7月16日まで。IEでのみ閲覧可。
https://www.jpower.co.jp/sustainability/environment/assessment/wind_ohnoikeda.html
反対運動の署名はこちら。
http://chng.it/BH8BPqcytn
こちらは風力発電完成後のCGイラスト。YAMAP会員Ichiさん作成。
https://yamap.com/activities/6888810
先月観音峰にベニバナシャクヤクを見に行った帰りに寄った温泉の露天風呂の脇にオオヤマレンゲの木が植栽されていてオオヤマレンゲの清楚な姿を見、是非自生する天女花が見たいと大峰計画立てていた所、flatwellさんが奥越の天女花を見に行くと言うので ご一緒させて頂くことにしました。梅雨の真っ只中、生憎の天候(><)でしたがお花の命は短しで この週を逃すともう今年は諦めるしかないかも・・,という思いから 小雨降る中で出発。
周回の登山口、小葉谷登山口、どれも素通りして最々短のショートカットで天女花に逢いに・・・
久しぶりの遠征。少し肌寒い上、レインスーツを着込み、この天気って不快指数100% 、されど期待指数100%でいざ天女花を愛でに・・・。
と
意気込んだ途端に 目の前に急登・・・
ずっと急登、ひたすら急登。
レインスーツの中は 滝の汗。
時折、咲いてるお花見てお写真撮るフリしてしばし休憩。で 見上げると急登。心の中で叫ぶ、「咲いててや、天女花さん!」
極楽平はお花畑、イブキトラノオが天に向かって咲き、アザミはチクチク、ハクサンフウロは滴を纏い、この長雨大雨の中、雨にも負けず風にも負けず雪にも夏の暑さにも負けぬ山野草。自然の力強さを感じた山行でした。
あったーーー‼︎ 天女花さん。
咲いててくれてありがとう‼︎見せてくれてありがとう‼︎ まだ卵の様な蕾もある‼︎
貴方に逢いに登る人の為に ゆっくり咲いてあげてね。
山頂は展望は全く無くて、flatwellさん曰く、「冬は一帯が雪原でお天気良ければ展望も最高で部子山から縦走できるんやで」と聞いて想像してみた。実際の冬の山容が心象風景と同じなら嬉しい。機会があれば 冬の銀杏峰にも登ってみたいと思いながら 銀杏峰を後にする。
いつものオマケ付き登山。
今回のオマケは 龍双ケ滝へ。
以前滝を見に来た時は水量少なくて 少しガッカリ気味だったけど この長雨続き、日本の滝100選って言われるだけあって水量豊富で迫力満点でした。
そして滝までの峠越え中、子熊登場!(◎_◎;)
子熊も私達の車にビックリ、私も「初めまして」でビックリでした。
今回も 天女花に大好きな滝見学、ヤマドリにウサギ、おサルに子熊、動物園の様な山道の運転ありがとうございます。いつの日か 又、ご一緒に山歩き出来る日が来ることがあれば嬉しいです。
コメント
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flatwellさんどうもです。tochiotomeさんこんにちは。私は今年はオオヤマレンゲの銀杏峯に行けてません。代わりに楽しませてもらいました。
お花の名前に詳しいので変だなと思ったら、tochiotomeさんが同行されたので納得しました。オオヤマレンゲは未だ持ちそうでしたか?私も機会をうかがっています。32番目のはセリ科の花でハクサンボウフウかもです。
お花のお名前教えていただき、ありがとうございます。ひとつ勉強になりました。
オオヤマレンゲの蕾はまだ2〜3ありました。ひとつは先が開きかけていたのでまもなく開花、残りの蕾はまだ堅かったように思いますが、今週末がギリかと思われます。雨予報ですがぜひどうぞ。
風力発電はなんとしても阻止したいですね。
書くのを失念していました。
銀杏峯、部子山に風力発電は要りません❗
症部谷山にも絶対要りません❗
flatwellさん、こんにちは、tochiotomeさんはじめまして
オオヤマレンゲ、キレイですね。
2年前、見に行ったのですが、また週末見に行こうかなと思います。
風力発電も気になってます。
部子山は未踏なので、行ってみたいなと思っているのですが、1日で2つは、アプローチルート的に厳しいですかね。登山口まで、林道とかがえらく遠回りみたいですし。
冬のように、縦走は考えてません(笑)。藪嫌いですし
銀杏峯を登った帰りに、部子山へ車で上がるのは楽勝ですよ。なんせ駐車場から500mで山頂ですから。標高差もほとんどありません。
龍双ケ滝を経由すると近道です。この県道も部子山(能楽の里)への道も舗装されています。どちらも交通量は少なく快適に運転できます。
両側の山頂から双方を眺めて楽しんでください。そして風車が立ち並ぶ姿を想像して悲しんでください。
こんにちは
銀杏峰、天気大丈夫だったら、明日にでも行ってみようと思います。休みが取れたので。
部子山も時間があって元気だったら、行ってみます
早速、私たちも同じルートで銀杏峰を訪れて参りました。ついでに部子山も。
オオヤマレンゲ目当て、というよりも風力発電機が建設されてしまう前に・・・と思っていたせいか、あるいはtochiotomeさんのような願いが足りなかったせいか、肝心のオオヤマレンゲを見落としてしまうという失態をやらかしてしまいました。
しかし、オオヤマレンゲに出会えなくとも数々の花々、蝶、そして山毛欅の樹々と十分に魅力に富む山であることを再認識いたしました。
この銀杏峰から部子山の稜線一帯に風量発電機が立ち並ぶとどうなってしまうのでしょう。登山すら出来なくなってしまう恐れもありますね。哀しいことです。
ところで久しぶりのtochiotomeさんとflatwellさんのduet山行ですね。お二人のレコを拝見するととても嬉しくなります。これからもお二人の山行を楽しみにしております。
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