ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2437116
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

尾瀬・燧ヶ岳(大清水BS~尾瀬御池BS)

2020年07月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:51
距離
18.1km
登り
1,290m
下り
981m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:03
休憩
0:40
合計
7:43
3:43
51
4:34
4:34
12
4:46
4:46
9
4:55
4:56
34
5:30
5:30
13
5:43
5:51
15
6:06
6:11
0
6:33
6:33
114
8:27
8:28
24
8:52
9:10
52
10:02
10:02
36
10:38
10:38
47
11:25
ゴール地点
燧ケ岳5合目あたりから急登・岩多めで時間とられる
俎〜熊沢間に雪渓あり(7/18時点)
全体的にぬかるむ+木ですべりやすい(下手すると捻挫・骨折します)

ヤマケイでの燧ケ岳周辺コースタイムはおかしいです。
俎→御池への標準コースタイム(x1.0倍)が2時間ですが、公式には3時間かかります。
私は2時間半かかりました。登りももちろん過小評価されてるので注意。
天候 曇り
山頂ガス/強風6レベル
過去天気図(気象庁) 2020年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
夜行バス尾瀬号 大清水0330着

帰りは会津高原尾瀬口まで2000円強、ICカード使えるエリアまで1000円ほど現金が必要なので財布内要確認
コース状況/
危険箇所等
雨のあとでぬかるみ、踏み抜く泥濘多し
そのため木道や木の根で滑り転倒リスクあり
三下平〜沼尻は台風19号の影響で通行止
一ノ瀬休憩所上流でツキノワグマ確認
その他周辺情報 御池ロッジ(温泉あり)は今年度営業休止
同場所にある山の駅御池と尾瀬展示館は営業中
会津バスで700円、2-30分ほどで檜枝岐村
日帰り入浴施設3あり、運が良ければひのえまたでも可能?
食事処あり、道の駅は土産レパートリー少なめ
加工品でよければ会津高原尾瀬口駅にもそこそこの種類の土産あり
(ただし水ゼリーや栃みつはここだけ、地酒は駅のほうが多い)
3時半、真っ暗なゲート。尾瀬の文字が嬉しい。
2020年07月18日 03:33撮影 by  HW-01K, HUAWEI
7/18 3:33
3時半、真っ暗なゲート。尾瀬の文字が嬉しい。
4時半。連日の雨にも関わらず清流。
2020年07月18日 04:39撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 4:39
4時半。連日の雨にも関わらず清流。
思ったよりガスがひどくてちょっとやな予感。
2020年07月18日 05:00撮影 by  HW-01K, HUAWEI
7/18 5:00
思ったよりガスがひどくてちょっとやな予感。
尾瀬沼山荘。6時前なので、もう生活の気配がします。
2020年07月18日 05:46撮影 by  HW-01K, HUAWEI
7/18 5:46
尾瀬沼山荘。6時前なので、もう生活の気配がします。
ガスがだいぶ遠くにいきました。
2020年07月18日 05:49撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 5:49
ガスがだいぶ遠くにいきました。
あれが燧ケ…ただの黒い雲でした。
2020年07月18日 05:52撮影 by  HW-01K, HUAWEI
2
7/18 5:52
あれが燧ケ…ただの黒い雲でした。
ふぁさっ…と期待を感じさせる明け具合。
2020年07月18日 06:04撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 6:04
ふぁさっ…と期待を感じさせる明け具合。
長蔵小屋。いつの日かここから日光沢温泉に抜けるんだ…。でも今は根名草山から北上もしたい浮気性。
2020年07月18日 06:07撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 6:07
長蔵小屋。いつの日かここから日光沢温泉に抜けるんだ…。でも今は根名草山から北上もしたい浮気性。
生クリームを垂らしたが如くぴったりと雲を被った山体。上が見えないから最初燧ケ岳だーと思ってましたが景鶴山なのかな?
2020年07月18日 06:22撮影 by  HW-01K, HUAWEI
7/18 6:22
生クリームを垂らしたが如くぴったりと雲を被った山体。上が見えないから最初燧ケ岳だーと思ってましたが景鶴山なのかな?
待ってましたニッコウキスゲ!
2020年07月18日 06:23撮影 by  HW-01K, HUAWEI
2
7/18 6:23
待ってましたニッコウキスゲ!
まだこんなに見れるもんなんですねー。長い梅雨のせいで展望悪いし滑るけど空き気味なのはメリットかも。
2020年07月18日 06:24撮影 by  HW-01K, HUAWEI
2
7/18 6:24
まだこんなに見れるもんなんですねー。長い梅雨のせいで展望悪いし滑るけど空き気味なのはメリットかも。
見えますか!左下にコオニユリ!かわいい!
2020年07月18日 06:25撮影 by  HW-01K, HUAWEI
2
7/18 6:25
見えますか!左下にコオニユリ!かわいい!
これワタスゲっていうんですね。一度見たら忘れないわ…。
2020年07月18日 06:26撮影 by  HW-01K, HUAWEI
2
7/18 6:26
これワタスゲっていうんですね。一度見たら忘れないわ…。
長英新道入り。見てこの歩きたくない道…。
2020年07月18日 07:05撮影 by  HW-01K, HUAWEI
3
7/18 7:05
長英新道入り。見てこの歩きたくない道…。
下はべちょべちょですよどうしろと…。
2020年07月18日 07:12撮影 by  HW-01K, HUAWEI
3
7/18 7:12
下はべちょべちょですよどうしろと…。
そんなこんなで歩きにくい道を超えようやく2合目。
2020年07月18日 07:22撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 7:22
そんなこんなで歩きにくい道を超えようやく2合目。
柄まで真っ赤なきのこ。花よりきのこに興味あるはずなのに全然わからん…。
2020年07月18日 07:24撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 7:24
柄まで真っ赤なきのこ。花よりきのこに興味あるはずなのに全然わからん…。
しゃがんでも微妙にザック引っかかる&ぬかるみ地面とかいうトラップ。
2020年07月18日 07:31撮影 by  HW-01K, HUAWEI
3
7/18 7:31
しゃがんでも微妙にザック引っかかる&ぬかるみ地面とかいうトラップ。
ここらへんで心を折る気か…ってなりましたね。道が悪い…。
2020年07月18日 07:37撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 7:37
ここらへんで心を折る気か…ってなりましたね。道が悪い…。
3つとも寄せ合うように、というよりは押し合うように生えてました。
2020年07月18日 07:44撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 7:44
3つとも寄せ合うように、というよりは押し合うように生えてました。
やったー!ようやく展望がひらけてきたー!…泣きそう
2020年07月18日 07:50撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 7:50
やったー!ようやく展望がひらけてきたー!…泣きそう
4合目。もうつらい。既にかなり時間と体力とられてる。
2020年07月18日 07:50撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 7:50
4合目。もうつらい。既にかなり時間と体力とられてる。
見るからに滑りそうなどうやって上るんだ的斜面多し。
2020年07月18日 07:51撮影 by  HW-01K, HUAWEI
2
7/18 7:51
見るからに滑りそうなどうやって上るんだ的斜面多し。
そろそろガレてきてもうなんかとにかく歩きにくい!
2020年07月18日 07:52撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 7:52
そろそろガレてきてもうなんかとにかく歩きにくい!
滑りぬかるみガレ歩きの三重苦でとにかく体力を削る道。
2020年07月18日 07:57撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 7:57
滑りぬかるみガレ歩きの三重苦でとにかく体力を削る道。
でも逆に岩だと滑りにくくなるっていうのはあるかもしれない。…木よりは安定しますからね。
2020年07月18日 08:01撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 8:01
でも逆に岩だと滑りにくくなるっていうのはあるかもしれない。…木よりは安定しますからね。
ここらへんで展望は諦めました。
2020年07月18日 08:03撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 8:03
ここらへんで展望は諦めました。
まだ6……
2020年07月18日 08:10撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 8:10
まだ6……
7………
2020年07月18日 08:20撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 8:20
7………
突如稜線っぽくなりました!先が見えないのでどんな道になってるか一切わからないこのワクワク感いらねぇー!
2020年07月18日 08:28撮影 by  HW-01K, HUAWEI
2
7/18 8:28
突如稜線っぽくなりました!先が見えないのでどんな道になってるか一切わからないこのワクワク感いらねぇー!
ここらへんにだけ見えましたがなんて花でしょ?
2020年07月18日 08:29撮影 by  HW-01K, HUAWEI
2
7/18 8:29
ここらへんにだけ見えましたがなんて花でしょ?
8合目。穏やかな道はここでおしまい。
2020年07月18日 08:33撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 8:33
8合目。穏やかな道はここでおしまい。
すれ違っても上を見る余裕がないパターン。
2020年07月18日 08:42撮影 by  HW-01K, HUAWEI
7/18 8:42
すれ違っても上を見る余裕がないパターン。
9合目…どんどんガレてくる…
2020年07月18日 08:44撮影 by  HW-01K, HUAWEI
2
7/18 8:44
9合目…どんどんガレてくる…
ようやく山頂…遠い………あれ山頂だよね?
2020年07月18日 08:46撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 8:46
ようやく山頂…遠い………あれ山頂だよね?
前回の大菩薩嶺といいこの標柱の安心感よ
2020年07月18日 08:52撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 8:52
前回の大菩薩嶺といいこの標柱の安心感よ
いかがですか東北最高峰(白目)
2020年07月18日 08:52撮影 by  HW-01K, HUAWEI
2
7/18 8:52
いかがですか東北最高峰(白目)
ここだけの話紫安ぐらは削りました。風強くて雨飛んできて寒いし展望ないし…。
2020年07月18日 08:53撮影 by  HW-01K, HUAWEI
2
7/18 8:53
ここだけの話紫安ぐらは削りました。風強くて雨飛んできて寒いし展望ないし…。
写真だけ撮って10分ほどで下山。そりゃあんだけさっさと下山する人多いわけだ。
2020年07月18日 09:01撮影 by  HW-01K, HUAWEI
2
7/18 9:01
写真だけ撮って10分ほどで下山。そりゃあんだけさっさと下山する人多いわけだ。
御池側下山口一発目の光景がこれ。
2020年07月18日 09:06撮影 by  HW-01K, HUAWEI
2
7/18 9:06
御池側下山口一発目の光景がこれ。
こっちもなかなかすさまじいですな…。
2020年07月18日 09:17撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 9:17
こっちもなかなかすさまじいですな…。
ギリギリ整備されてる崩壊道を渡る。
2020年07月18日 09:18撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 9:18
ギリギリ整備されてる崩壊道を渡る。
! これはもしや…(てかこれ下るのか?)
2020年07月18日 09:23撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 9:23
! これはもしや…(てかこれ下るのか?)
ちょうどこのあたりでだけ見かけました。膜の張ったぜんまい?
2020年07月18日 09:24撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 9:24
ちょうどこのあたりでだけ見かけました。膜の張ったぜんまい?
まさかこの季節にこんな場所で雪を見れるとは…。
2020年07月18日 09:26撮影 by  HW-01K, HUAWEI
2
7/18 9:26
まさかこの季節にこんな場所で雪を見れるとは…。
雪渓だー!ちょっと汚いけど…。
2020年07月18日 09:29撮影 by  HW-01K, HUAWEI
3
7/18 9:29
雪渓だー!ちょっと汚いけど…。
小川と化した岩石地帯。恐々と歩きましたがやはり木に比べたら余裕です。
2020年07月18日 09:33撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 9:33
小川と化した岩石地帯。恐々と歩きましたがやはり木に比べたら余裕です。
思わず下行きそうになる。
2020年07月18日 09:39撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 9:39
思わず下行きそうになる。
おぉ、これが熊沢田代…!この登山で雪渓に続き登ってよかったと思えるゾーンようやくその2
2020年07月18日 09:57撮影 by  HW-01K, HUAWEI
3
7/18 9:57
おぉ、これが熊沢田代…!この登山で雪渓に続き登ってよかったと思えるゾーンようやくその2
奥只見湖もどこかに見えたんだけど…。地味にここだけ晴れました。
2020年07月18日 10:00撮影 by  HW-01K, HUAWEI
2
7/18 10:00
奥只見湖もどこかに見えたんだけど…。地味にここだけ晴れました。
振り返って燧ケ岳。もはや山頂があるのかすらわからない。
2020年07月18日 10:05撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 10:05
振り返って燧ケ岳。もはや山頂があるのかすらわからない。
初夏のトンボ。
2020年07月18日 10:07撮影 by  HW-01K, HUAWEI
7/18 10:07
初夏のトンボ。
右下に御池ロッジぽいのがみえる!ようやくきたぞーー!(なおここから1時間半かかった模様)
2020年07月18日 10:10撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 10:10
右下に御池ロッジぽいのがみえる!ようやくきたぞーー!(なおここから1時間半かかった模様)
奥から来て滑って危うく滑落しかけたポイント。横木のある地点の谷川が急斜面になってます。気を付けても泥パワーで余計に滑る…。
2020年07月18日 10:11撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 10:11
奥から来て滑って危うく滑落しかけたポイント。横木のある地点の谷川が急斜面になってます。気を付けても泥パワーで余計に滑る…。
全然御池着かないわ滑りまくるわでイライラしててあんまりじっくり見る余裕がなかったんですが、ワタスゲすごいですね。
2020年07月18日 10:33撮影 by  HW-01K, HUAWEI
2
7/18 10:33
全然御池着かないわ滑りまくるわでイライラしててあんまりじっくり見る余裕がなかったんですが、ワタスゲすごいですね。
庭みたい。
2020年07月18日 10:36撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 10:36
庭みたい。
ちなみに広沢田代です。さっき御池見えた地点から30分かかってます。
2020年07月18日 10:39撮影 by  HW-01K, HUAWEI
2
7/18 10:39
ちなみに広沢田代です。さっき御池見えた地点から30分かかってます。
ようやく登山口っぽいなんの変哲もない小道…に見せかけてこういうところが一番怖い今回の登山。
2020年07月18日 11:14撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 11:14
ようやく登山口っぽいなんの変哲もない小道…に見せかけてこういうところが一番怖い今回の登山。
手前のぬかるみで泥をつけさせ木道で転ばせ階段で体力を削らせる三段構え。
2020年07月18日 11:20撮影 by  HW-01K, HUAWEI
7/18 11:20
手前のぬかるみで泥をつけさせ木道で転ばせ階段で体力を削らせる三段構え。
山頂で時間を削ったにも関わらず20分前にバスが出ていたという悲劇。まぁ泥落としたり売店見たり資料館見たりできたからいいけど…。
2020年07月18日 11:25撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 11:25
山頂で時間を削ったにも関わらず20分前にバスが出ていたという悲劇。まぁ泥落としたり売店見たり資料館見たりできたからいいけど…。
裁ちそば!本当は天丼もつけたかったけど…けど…!
2020年07月18日 13:40撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 13:40
裁ちそば!本当は天丼もつけたかったけど…けど…!
駒の湯。時間をかんがみて燧の湯は断念。
2020年07月18日 14:30撮影 by  HW-01K, HUAWEI
1
7/18 14:30
駒の湯。時間をかんがみて燧の湯は断念。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック 携帯トイレ
備考 コースタイムより大幅に早いにも関わらず速度にむらがある。
濡れた木道等で滑らないようには。ゲイターの用意。

感想

気温 大清水14℃ 頂上およそ5〜7℃ 下山中23℃?
湿度 94〜100〜75%
消費水量 1.5L

前日にyamayamaGPVとmountain forecastを見たところ、朝少しだけ雨が降り、9時あたりは最高でも雲量70%程度になる予定だったので、急遽夜行バスを予約。
キャンセルが空いたとのことで、運よく滑り込めました。こういうのは雨だと嫌ですね。

夜行バスはやはりあんまり寝れませんでした。
ただ何故か終点が戸倉となっていたため、予定より早く大清水に到着。
危うく寝過ごすところだったともいえる…。
運航時刻表と順序が違ったのはなんでなんでしょうかね?(後先で20分近く変わる)
御池バスが1300時出発なので、早め早めでいかないと結構ギリギリなのでありがたいことではあります。

そして地味に初ナイトハイク。
時間的アドバンテージができたのと、暗闇の中尾瀬国立公園の看板が見えたことで上機嫌の駆け出し。
林道だと目が慣れたらライトないほうが視野角広がっていい気がしないでもないですね。
一応つけてましたが、まぶしい…。
夏ということもあり、4時過ぎには明るくなりはじめ、一ノ瀬あたりではライトなくても文字が読めるくらいでした。
で、そこからちょっと歩いて冬路沢超えて初めての九十九折地点かな、ツキノワグマを発見。
運よく(?)むこうもビックリしたみたいで、カサカサと黒くずんぐりした後ろ姿が見えました。
たぶん子供ぐらいかな? 悪いことしちゃったなーと思ったり、見れてよかったなーと思ったり。

しかしご機嫌な山行もそこまで…。
いやぁぬかるむぬかるむ!
雨は風が吹いたときに水滴が運ばれてくる程度でたいしたことはありませんでした。
ガスもまずまずですが、悪化の兆しも見えなかったので晴れ間が見えるようぬかるむくらい。
ですが問題は下!
前の足跡をたどろうとしたらぶちっ!とぬかるみを踏み抜いたり、今度はその泥+濡れた木道で滑りそうになったりと、かなり神経を使いました。
というか滑りました。5回。そして転びました。1回。
いや、やばいですね…。
コレ注意を払えばどうにかなるって代物じゃないですね。
後日調べたらどうやら本当に濡れた木道での転倒事故が多いようで、レコでも滑られた方が見られますね。
私は尾てい骨を打ったぐらいで、痛いで済んだのが幸いでしたが…。
後に軽い雪渓がありましたが、それの目じゃないほど滑ってました。皆様もお気をつけて。


そんなこんなで三下平、尾瀬沼山荘。
湖岸まで降りることもできますが、雨の後はあまりオススメしません。
また踏み抜きました(笑)
東岸部分だとここらへんぐらいしか接岸できるポイントないんですけどね…。
その後もスリップにひやひやしながら長蔵小屋まで。
湖面からは対岸が見えるくらいにはガスが薄れ、空は一面雲のもののやや明るく、燧ケ岳も見えてきたため、あとは山頂にかかるガスさえなんとかなってくれれば、と希望の面持ち。
そのまま一ノ瀬まででつけた10分のアドバンテージをなんとか保ちつつ計30分のアドバンテージ。
誰もいないビジターセンターでパンを食べ、御池ロッジ今年度閉鎖とのことなので長蔵小屋でバッジをいただきました。
朝食時間だったりそろそろ他の登山者さんが出発する頃ですが、売っていただけてありがたい限りです。
燧ケ岳のバッジは数が少ないみたいです(5種類ほどあり)。尾瀬のバッジもあると知ったのは後程のこと。

そこからは沼山峠方面へ行き、しばらくして看板に従い左折、湿原を横切りのぼったところを右折。
ちょうどこのあたりで初めてニッコウキスゲを見ました。
他はワタスゲ、キンコウカ、リュウキンカの順ぐらいの量です。
一輪だけコオリユニを見かけました。レアですね。
そこからは普通に…といいたいところですが、やや足元荒れ気味の登山道です。
そして何より先程のぬかるみ経験で足が進まない…。
この地面滑りそう、と足の踏み場に注意しないといけなかったので本当に気を遣いました。
その後も遅々として進まず、ようやく半分かな〜と思ったらまだ3合目…。
後半にさしかかった証である傾斜が始まってるような気はしたものの、それはようやく6合目あたりから。
その少し前あたりからは下山者とすれ違うようになったのですが、何故か皆さんレインウェアにザックカバー。
進むにつれ厚く成りゆく雲。風が吹くと落ちてくる水滴。

む、む、むむむむむむ…。

結局雨らしい雨はなかったのでそのまま進んだのですが、段差が激しかったり足の置き場に困ったりと、登りにくい道でした。
そして5合目あたりでわかった進行の遅れ。本当にアドバンテージがあってよかった…。
ともいってられず、ミノブチ岳では左手に展望が開け、右側(一見かつ一瞬)尾根を進むようになります。
その時点でコースタイムx0.8より17分の遅れ。(笑)
しかもなんも見えないし(笑)山体すら見えない(笑)山頂どこ(笑)
最高高度更新のはずが…もうね、半分諦めムードでしたよ。
温泉入って飯食って帰るべ、それだけで頭がいっぱいでした。
地図で見ると山頂付近に沼があるようですがもちろん見えません。
8合目あたりからは傾斜もどんどん急になります。尾根とはなんだったのか。
んで、俎ぐら着きました…着いたはいいんですが、展望ゼロ。その上強風。
幸い飛ばされるほどのものではないですが、下も見えないからちょっと怖いし、風と一緒に雨が殴りつけてくるし、風のおかげで寒いし、近くにいた登山者と話すも風で喋るのも辛いし…とさんざんでした。
さんざんすぎて10分ほどで滞在を諦め、紫安ぐらも諦め、そのまま下山。
もうね、頭の中は温泉と飯でいっぱいでしたね(笑)
もっかいリベンジしたい気持ちと、こんなとこ二度とくるかという憤りがないまぜになった登山でした。


と思いきや、帰りは雪渓が見れました。
雪渓というか残雪なので踏み後で汚いですが、それでも2000ちょっとの場所で8月近くにもなって雪が見れるとは思ってなかったので、それだけでちょっと感動。
登りも下りも皆さん結構手間取ってました。こちらも待たせてしまってすみませんでした…。
にしても、こちら(御池)側もかなり急登なんですね。
グラフ見ればそうはなっているんですが、なにせ肝心の山体が見えなかったもので…。
そしてその後、熊沢田代。
黒姫山腹や丹沢主脈のようななだらかなくぼ地を初めてみたとき、目が覚めるような思いでした。
それまでさんざんでしたが、写真のように割と展望が開けたこともあり、奥只見湖とか遠くの山々も見通せました。
ワタスゲとキンコウカに囲まれながら、来てよかった、また来ようと思える登山になりました。


と、一筋縄でもいかないのが燧ケ岳。
進むにつれ岩が多くなり、泥も多くなり、足の踏み場に困る…。
そして踏み抜いた後の木道も再び。
1回滑り、1回転び、1回片足をスリップで踏み外し滑落しかけました。
なんなのこの山…。しかもどんどん晴れてくるし暑くなってくるし…!!
予報では昼過ぎから雨が強く降る予定だったんですがそんなそぶりも一切なし。
まあ振り返ってなお山頂が雲に包まれてたことが救いだったくらいですね…。
広沢田代あたりではもはや疲れ果て余韻がどうとかではなかったです。
あとここでも一度滑った(笑)
この靴(caravanc 1_02s)グリップだめなのかな…。
だいぶ降りてきても落差のある岩を下ったりする場面があり、コースタイムはどんどん遅くなってへとへとなところでようやく御池登山口。
靴、ドロッドロ(笑) 
そして到着11:25。前のバス11:05(笑)
切り上げて下山した意味ねえ(笑)
水場で靴とついでに服の汚れを落とし、休んだり店見たり見学したりぼけーーーっとして、バスを待ち桧枝岐村へと向かいましたとさ…。
ちなみに燧ケ岳が象徴的な山の形をしていると知ったのもこのときでした。だって全然見えてくれないんだもん(笑)

結局旅館ひのえまたの日帰り入浴にもフられた…。
リベンジはしたいけど次は会津駒ケ岳か至仏山にしよう…。

何より福島なので、桧枝岐村15時発にも関わらず帰宅は22時。
つ、つかれた・・・・・・。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:305人

コメント

お疲れ様でした。
Barklayさん こんばんは。
スゴイですね、夜行バスで着て燧ヶ岳をまたいで御池までの縦走。
暗いうちは木道も濡れていて滑りやすい上り下りを制しての燧ケ岳登山お疲れ様でした。
山頂より福島よりに降りてから景色の良い幾つもの湿原を歩くこれが福島側の醍醐味ですよ。
大江湿原からの分岐の先に橋下にコオニユリかクルマユリ見たかったな、あるのはレコで知っていましたが場所が特定できないで寄り道しませんでした。
2020/7/19 20:43
Re: お疲れ様でした。
yasioさんこんばんは! 
あの湿原は本当に登ってよかったと思ったので、たぶんまたいつか登りにいきます!
その頃にはもっとスキルが上がっていると思うので、次は見晴新道からアクセスしようかなって。
ユリ(すみません、判別できませんでした)は本当に最後の一輪だけ、ややしおれ気味だったので、見れたのは運がよかったんだとおもいます。

尾瀬は場所的に時間がギリギリになってしまうから、寄り道はしんどいですね。
木道も滑りやすいとは知りませんでしたが、後で調べると常識のようで、恥ずかしい限りです。大事故に繋がらなくてよかったです。
コメントありがとうございました。
2020/7/20 12:17
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら