ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 244050
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

安倍峠-十枚山

2012年11月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:46
距離
17.4km
登り
1,434m
下り
1,785m

コースタイム

梅ヶ島温泉 0550-0611
八紘嶺分岐(車道) 0708-17
安倍峠旧道入口 0723
安倍峠 0744-52
バラの段 0824
ワサビ沢の頭 0850-0900
大笹の頭 0923
奥大光山 0945
大光山 1009-18
刈安峠 1038
Co.1520P 1108-18
十枚山 1152-1202
十枚峠 1216
直登分岐 1303
車道手前885 1315-23
車道(登山カード) 1325
駐車場(高度計読み605) 1349
出合橋上 1357車に拾われる
関の沢入口BS 1401-29バス
梅ヶ島温泉 1458-1610
天候 ほぼ快晴。気温低め。朝方風が強い
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
梅ヶ島温泉の公共駐車場利用。朝は数台、下りてくると満車で路駐多数。
バスは本数が少ないので利用の際は下調べが必要。関の沢入口-梅ヶ島温泉470円
コース状況/
危険箇所等
道路崩落のため車では安倍峠へは入れない。
登山ポストは梅ヶ島温泉から数分登った登山道入口にあり。用紙が残り少なかった。
八紘嶺分岐にもあり。中の段は車道から登山道に入るところ。
安倍峠旧道は判りにくいが、沢沿いの登っていけばどのみち峠に着く。
稜線上は、やせ尾根やザレ場が所々にあるので、それなりには注意が必要。
刈安峠から草木へは通行禁止の標識あり。(大光山からは問題なし)
中の段、下の駐車場(標高600m)に登山者はここに駐車する旨の掲示あり。
梅ヶ島温泉の紅葉
梅ヶ島温泉の紅葉
梅ヶ島温泉は結構ややこしいです
梅ヶ島温泉は結構ややこしいです
梅ヶ島温泉の紅葉。日があたっていないのが残念
梅ヶ島温泉の紅葉。日があたっていないのが残念
林道の紅葉もそれなり
林道の紅葉もそれなり
山伏と大谷嶺でしょう
山伏と大谷嶺でしょう
サカサ川源頭部。寒々としていた
サカサ川源頭部。寒々としていた
バラの段付近より七面山方面
1
バラの段付近より七面山方面
バラの段付近より。青笹だと思います。
1
バラの段付近より。青笹だと思います。
バラの段より富士山
4
バラの段より富士山
バラの段より西方。右奥が大無間?
バラの段より西方。右奥が大無間?
南よりバラの段。奥左が山伏、右八紘嶺
南よりバラの段。奥左が山伏、右八紘嶺
ワサビ沢の頭付近より、左は毛無山
ワサビ沢の頭付近より、左は毛無山
ワサビ沢の頭と大笹の間にブナやヒノキの巨木の森がある。
ワサビ沢の頭と大笹の間にブナやヒノキの巨木の森がある。
大笹の頭より十枚山
2
大笹の頭より十枚山
大笹の頭より梅ヶ島方面。
最奥左が赤石で右辛うじて見えているのが荒川か?
1
大笹の頭より梅ヶ島方面。
最奥左が赤石で右辛うじて見えているのが荒川か?
地面の落葉をみるだけでも楽しい
地面の落葉をみるだけでも楽しい
奥大光山付近より。奥中央が大無間
奥大光山付近より。奥中央が大無間
奥大光山付近より梅ヶ島方面。
右端は笊だと思います
奥大光山付近より梅ヶ島方面。
右端は笊だと思います
奥大光山・大光間のザレより、右側愛鷹山
奥大光山・大光間のザレより、右側愛鷹山
大光山より南方
大光山より深南部の山々
大光山より深南部の山々
黒崩より大光山
黒崩より
十枚山の登りより大無間
十枚山の登りより大無間
十枚山の登りより
2
十枚山の登りより
十枚山の登りより西北西方向
十枚山の登りより西北西方向
十枚山北より山梨側
十枚山北より山梨側
十枚山北より南アルプス南部
1
十枚山北より南アルプス南部
この山名標はおなじみ
1
この山名標はおなじみ
十枚山より南方。下十枚〜青笹山〜
3
十枚山より南方。下十枚〜青笹山〜
十枚峠からの紅葉
1
十枚峠からの紅葉
十枚峠からの紅葉
2
十枚峠からの紅葉
こんな桟道もあります
こんな桟道もあります
十枚峠からの紅葉
十枚峠からの紅葉
十枚峠からの紅葉
十枚峠からの紅葉
中の段から
だそうです。駐車場(標高600m)の立て札
だそうです。駐車場(標高600m)の立て札

感想

紅葉は包まれて歩くのも良いし、見下ろして歩くのも良い。
包まれて歩くのであれば、時期を考えると笹尾根あたりだろうか。
しかし、前回は西丹沢では包まれて歩いたので、今回は見下ろして歩くこととし、
以前から気になっていた安倍東山稜の北部を歩いて、谷間を見下ろすのを
もくろんだ。今年は安倍峠まで車で入れないことも好材料。

6時前に梅ヶ島温泉に着いて、準備をしていると谷底も明るくなってきた。
温泉辺りが紅葉の最盛期で素晴らしいが、日がまだあたっていないのが残念。
登山届を書き、杉林の中を急登していく。高度はぐんぐん稼げる。
皆無だった展望がわずかに開けてくると間もなく八紘嶺分岐(車道出合)。
少し車道を歩くと、右手に標識があって、サカサ川源流に入る。
車道は散り残りの紅葉があったし、展望もきいたが、登山地図に
「谷筋の美しい道」とあるこの谷は、強風が吹き抜けたらしく、
紅葉は完全に終わっていたし、展望もなく、日もあたらず薄ら寒かった。
(春の芽吹きの時期であれば確かに気持ちが良さそう)
源頭に近い割に水量はあるが、砂利で埋まった完全伏流部分も多い。
このあたりは栴檀双葉というか、やっぱり安倍川水系か。
車道をそのまま歩いていった方が良かったと後悔しながら、安倍峠着。
標識に標高1488とあるが、それは近くにあるピークの標高で、
ここは50m以上低い。
右折してバラの段へ、登るに従ってガレ場(転落注意)ごとに展望が開ける。
が、ガレ場は皆山梨側であり、静岡側は見えない。
糸魚川静岡構造線はこの山稜の東だという説もあるし、構造的に
山稜の東側がガレやすいということもあるのだろう。(ex.大谷崩、小無間)
その代わり、富士山は素晴らしい。身延線まではそんなに距離がないのも新発見。
ワサビ沢の頭と大笹の頭の間は様々な樹種の巨木があって安らぐ。
大笹の頭からは目的地の十枚山が見えるが、遠く、そして高い。
あそこまで昼までに行けるのだろうか。霜がまだ残っている位で
気温は低く、風も強いのでそれなりのペースで歩けているつもりだが、
タイムがCTからほとんど縮まっていない。縮まればその分で下十枚山も..と
考えていたのだが。
奥大光山、大光山と進む。下生えが笹になったり、たまにカラマツが
混じったり色々変化がある。念願の安倍側の展望も時々利いてくる。
(しかし、この辺までくると植林地も多くてパッチワークみたいになっている)
タイムは相変わらず遅く、関の沢入口1528のバスに間に合わなくなる可能性も
出てきたので、刈安峠からは本気出して(...というよりも、必死こいて)登る。
1152に十枚山着。ここまで登山口付近を除けば1人にしか会っていなかったが
さすがに数組の登山者がいた。下十枚山から更に青笹山へと連なる山稜も魅力的。

かつて、日本横断ルートの竜爪山〜井川間を繋げるのに、この山稜を
経由することを考えた。しかし、一番面白そうな青笹山以北を含めようとすると、
何度も何度も静岡に通わねばならず、頭を絞っていろんな折衷案を考えた末に、
最後は結局面倒になって、車道歩き主体の大日峠経由で済ませてしまった。

さて、先に記したようにあまりゆっくりできず、それでも十枚峠は経由して
おきたいので、峠へ急いで下る。
峠からの下りの上半分、左手谷間の紅葉がけっこうきれいだ。ここでは、
包まれて歩くのを堪能した。
下半分は杉林で、杉林を抜けると車道に出て登山ポストがあるが、
登山者はかなり下の駐車場に駐めなくてはいけないようだ。まもなくして
久々の茶畑。さほど単調でもないが、車道歩きは飽きる。途中ショートカット
歩道が一箇所あるが下り口を見落とした。
出合橋上で親切な登山者の車に拾われる。横断が終わった今はありがたい限り。
梅ヶ島街道は紅葉真っ盛りで車は多かったが、梅ヶ島温泉までのバスは
意外にも貸切状態。客が一人のバスが狭い道ですれ違いには苦労している。
この路線は静岡市街内では結構混む。それを考えると小さいバスに換えると
言うわけにも行かないのだろう。

安倍東山稜から安倍川の紅葉を見下ろすというもくろみは微妙に外したものの、
満足の行く山行だった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2863人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら