三方崩山
- GPS
- 07:03
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,305m
- 下り
- 1,288m
コースタイム
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:04
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
国道より登山口まで管理道を車で登る |
その他周辺情報 | 平瀬温泉 |
写真
感想
国道から砂利で急な道をひたすらジグザグに登る。(途中舗装有り)恐る恐る登って高低差約180m、標高810m付近で行き止まり。発電用水路の中間トンネルを確認。トンネル脇に建設された登山口(階段)に「頂上まで4.8km」と記された標柱を確認しながら8:27分、踏み込んだ。穏やかなつづら折りの登山道には多くの真新しい落ち葉で敷き詰められて華やかに美しい。大きなケヤキの脇を通る。数百年の歳月を生きてきたであろう見事なケヤキに敬意を表して先に進とやがてブナ林となるが、これもすばらしい林である。たぶん原生林と言えるであろう・・・大木が立ち並ぶ登山道を歩く幸せ感を感じながら進む。9:46分「頂上まで2.4km」との標柱、ここを過ぎると直登の登山道は勾配を徐々に強める。標高1,624mところで林が開け前崩壊地となる。目標の三方崩山の山頂を確認、険しい感じがする山である目の前は崩壊地だらけ、まさに崩山である。ガレ場頭の登山道を進んで行くと下方からの強い風で体温の低下を感じる。下方の眺めは最高で鳩ケ谷ダム湖や帰雲城崩壊地、御母衣ダム湖を時折振り返りながら進むが目標の山頂はなかなか近づいてこない。11:41分、急登の鎖場を過ぎたところで「頂上まで0.8km」の標識、前方を見るともう標高差は50m程に思われる。「もうわずかだ・・」目の前に最後の急登、鎖場を超える。標高2,030mの尾根にとりついたところで前方の奥三方岳の右にちらっと真っ白に化粧した白山の姿が見えた。すると今度は下りとなったが両側が崩れ落ち、わずかな幅しかなく捕まるところも無い。これを慎重に進むと今度は庇状態となった崩れの先端を通る。浸食が治まる様子も無くどんどん崩壊が進んでいるようだ。難関を越え12:12分、ついに三方崩山山頂2,058.8mに到着、周辺を一望する。西面には白山が正面のはずと思い探すが立木があり見にくい、よく見ると奥三方岳の陰で白山ははっきりとは確認できなかった。奥三方岳へは登山道が無く進むことは困難であった。北から南の遠望は雲が立ち込めて確認できないが、御母衣湖ははっきりと見えた。来た登山ルートを振り返るとガレた鋸の歯のような痩せ尾根が続いている。「こんなとこ来たんだ・・」と感心した。風が強く気温もかなり低いジャケットを着こむがとてつもなく寒い。30分程で腰を上げ下山の準備をしていると遠くの雲が動き御嶽の噴煙が見えてきた。同時に乗鞍や北アルプスの尾根も少し見えてやがて槍の先や左側に真っ白な立山と思われる姿も確認できた。(カメラは性能が悪くて捉えることは出来ない)雲の動きは早く再び見にくくなったことから下山を開始した。風が強くめちゃんこ寒い、狭い足場の痩せ尾根では風でバランスを崩さないように慎重に進む。無事に通過し100m程下りると寒さも和らぎ、下りるにつれて暖かくなってきたが手先の痺れが少しの間残っていた。中腹を過ぎるとブナやモミジにわずかに残った晩秋の様子や登山道に敷き詰められた色とりどりの新鮮な落ち葉を見ながら駐車場に到着したのが15:25分。車止めの石を外したM氏から「パンクしているよ!石が刺さっている」との一言にびっくり!スペアに交換し出発したが途中で異音が気になって停めて状態を確認したところエアーがかなり不足している事が解り途中のお店でエアーUP。気を付けてゆっくり帰りました。
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