里山の迷路 さいかち沼から白沢五山へ
- GPS
- 06:03
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 847m
- 下り
- 735m
コースタイム
天候 | 晴れ一時雨 風がやや強く冷たい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
戸神山登山口には数台しか停めることができませんが、さいかち沼は公園のため多数駐車できます。アクセス道路が狭隘なのでご注意を。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●危険箇所はありませんが、地形図にない道が多数あるので分かり難いです。 ●登山ポストは見当たりませんでした。 ●肝心な場所には、みやぎ里山文庫様が整備して下さった標識やリボンがあります。 詳しくは→http://satoyama.obunko.com/index1.html ●付近に秋保温泉があり、日帰り客を受け入れている旅館・ホテルも多数あります。私達は森林スポーツ公園の入浴施設へ。お蕎麦は同じく秋保温泉街にあるすずめのお宿でいただきました。 ●本日は他に登山者なし。 ☆ゴロ山から下山にかかったルート、間違いですので参考になさらずに。左に小さなピークハントをしている箇所の手前で三叉路がありますので、おそらくそこを左折して、西の尾根に乗り換えて、そのまま尾根伝いに戸神山登山口に降りるのでしょう。地形図には登山道が全くないので、下山にこのコースとる場合は要注意でしょうか。(登りなら問題なくゴロ山に行けそうです) |
写真
感想
*ソロの予定だったが、mokkedanoさんが日曜に休みが取れたと連絡があり、急遽コラボに。行き先は天気を見て決めることにしていたが、やはり天気図、予報、雨雲レーダーどれを見ても、山沿いは厳しい。山際でも県北部はダメだろうな。ということで、初めての白沢五山を提案した。但し、さいかち沼から通して歩く。さいかち沼〜白沢五山〜<さいちで弁当仕入れ>〜戸神山が元々のプラン。お昼過ぎには「さいち」に買い物に降りれるかなあと甘い見通しだったが…
*7時前に家をでて、東北道を南下するが船形は見えない。七つ森も暗い。仙台から右側(西側)には県境の山を越えて濃い雲が次々と流れてきている。白沢五山のある通称「中青葉丘陵」もお天気は今ひとつ。白沢駅付近で合流して、戸神山登山口に1台デポし、さいかち沼登山口に向かう。一か月前に仕事をした場所なので、ここだけは土地勘あり。ようやく開けてきた青空の元、爽やかな晩秋の道を歩き出す。途中一本道を間違えてヤブを漕いで戻るがこれはまだ愛嬌。長いがアップダウンが少ない送電線保守管理道を快適に進む。やがてゴルフ場が見えてくると一旦舗装路に降りそのままもう一度山に入る。採石場を通って、最初の大森山の上りとなる。
*大森山、小塚山、岩垂山と、一部ヤブはあるもののマイルドな上り下りをこなしていく。晩秋の里山は見通しがよく、強い風も遮られ快適そのもの。休みをほとんど取らずに進んでいく。五郎山付近で前山と箱倉山への分岐に入る。両山ともピストンなのだが、かなり遠く見える。「結構ありますね〜」とモッケさん。「神室ほどのアップダウンじゃないですよね」と心配そう。だが遠く見えてもそこは里山。それほど時間はかからずに山頂へ。ここでお昼にした。
*ところで、秋保の温泉街に「さいち」というお弁当とおはぎの名店があって、9時開店だから、お昼に一旦下山して買出しをしようなんて、とんでもないことを考えていたのだった。私はそれをいいことに、食べ物をもってこなかった!なぜか笹かま4枚だけ持参。用意周到なモッケさんは、念の為にオニギリ2個をもってこられた。前山山頂で二人でオニギリ一個ずつ分けあった・・・持つべきは山仲間か(笑)
*五郎山に戻りようやく帰り道。ここで失敗。入り組んだ道に迷い込み、下山路をロスト。
しかも空が暗くなり、いよいよ雪が舞ってきた。予定の場所よりかなり北側に。道はあるものの、最後に沢を徒渉し、崖をよじのぼり、ガードレールの切れ目から国道に復帰となった。みぞれの中、お腹を空かせて戸神山に登り返す元気はなく、今日はここで終了とした。
*里山侮り難し…小尾根が複雑で、作業道が入り組んでおり、なかなか歩きにくい。葉の落ちた山肌は見通しはいいが、道が不明瞭になる、というか、どこも道に見えてしまう。いい勉強になった。白沢五山、もう一度ピタリと歩いてみたい。
●急に日曜日が休みになって、kiyoshiさんのご都合を尋ねたところ快くコラボOKのお返事。冬型の気圧配置となり山形・宮城の県境稜線の天候が良くなさそうなので平野部に近い里山をチョイスして下さいました。
●晩秋の里山らしく、雑木林はすっかり葉を落とし尾根上では遠くの景色も梢越しに見渡すことができ、意外と明るい雰囲気です。しかし、この落ち葉が道や踏み跡を隠し、ただでさえ作業道などで入り組んだ里山の道を分かり難くするのでした。
●分岐や不明瞭な所では地図を小まめに確認し進路を定め、少しでも怪しいと思ったら引き返して様子を見る…。当たり前の事ですが、これがなかなか難しい。私独りだったらどこかで迷っているんだろうなと思いながら、kiyoshiさんを頼もしく見ていました。そんな私は地図読みの勉強がかなり足りないなと痛感しました。
●上空はかなりの強風でしたが林の中はそれほどでもなく、日が差すと意外と温かい。晩秋の里山ハイク日和でしたが、やはり季節は初冬です。帰路の国道48号線の関山峠では雪がちらついていました。そろそろ冬の用意もしなくては…。
●kiyoshiさんに美味しい笹かまとお蕎麦をご馳走になりました。視覚も味覚も大満足の一日でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いろいろ盛りだくさんの、いい里山歩きでしたね
葉が落ちた後の里山、確かに見通しは良くなりますが、積もった落ち葉で道の見極めが難しい・・本当に侮れません。
27番の写真はモッケさんが蔦を引き上げているように見えますよ おにぎり1個ずつではお腹がすいたことでしょう そばの大盛り、これは太白アンパンならぬ太白そばですか?
さいちのおはぎも、一度食べてみたいものです
おばんでございます
いやいや、なかなか味わいある山域でした。 最後に尾根一つ間違えましたね 27番ではモッケさん「グェ〜」とか叫んでましたよ
おそば自家栽培の辛味大根おろしソバでした。お腹すいてたから一気食いしちゃいましたよ
さいちのおはぎ人気ですよね〜
今日こちらは、朝から強風だしお昼頃から雨だしで、私はおとなしくしていましたよ。
鳴子は雪かな…と雪山に思いを馳せておりました。
冬、ジャングルジャングルに向かうとき、その白沢五山とやらを見てみたいと思います。
私的には、餅>おはぎ、なんです
さいちはお弁当も安くておいしいですね。
五時半くらいにIC降りましたが途中は強雨でした。白沢でも雪が舞っていたので、鳴子は吹雪だったかも。48号行くなら愛子あたりから左手ずっと白沢五山ですよ。
スキー、チューンアップしたかな。JJは、実はこの3月にモッケさんといったんですね。白髪山登ろうとして。でもゴンドラ止まってて、上が吹雪いていたので止めた因縁の山。来春に再チャレンジです。あ、スキーも復活したいな〜
こんばんは
楽しそうな里山歩き、ロングでアップダウンの繰り返し、道迷い…里山ならではのハプニングですね。
落ち葉歩きが気持ちよさそうです。
強風が吹き荒れていましたが山の中はそれほどでもなかったのかな?
しかし、お腹がすいたら歩く元気も出ませんね。
さいちのお弁当&おはぎ、元気回復の源は開店前に仕入れた方が良さそうですね。
それにしてももりそばの量すごくない?
迷ったのは分かったのですが、まあ行けるでしょうと ごうごうと風音聴きながら歩きましたが、山陰なので大丈夫。でも最後にみぞれになったので、そろそろかな〜と
ロング歩き、戸神山もぐるっと回って20キロの予定でしたが、お腹すいてやめました
おそば、mokkeさんの方が私より早く食べ終わってましたね、そういえば
モッケさん、今日は寝てるから明日お返事くれるよ、ではおやすみなさい
kamadamさん、おはようございます
あれほどてんこ盛りなお蕎麦が出てくるとは思いませんでした。お陰で夕飯は不要でしたよ
落ち葉の時期は見通しが良く歩いていて楽しいのですが、どこでも道に見えてしまいます。冬よりも見極めが難しいですね
Springさん、おはようございます
「13時くらいに下りられると思うから、秋保のさいちでお昼調達しようね」とkiyoshiさんが仰るのでかなり期待していましたが、結果は力及ばず残念なことに
山形から秋保はさほど離れていませんから、冬の里山歩きをする機会があれば立ち寄ってみたいところです
もうスキー場開きも間近ですね。ちなみに私はスキーできないんです
結構な食べ応えでしたが、meikenさんなら余裕で完食でしょう
お味ももちろんgoodでした。
里山は普段歩いている山よりもサイズが小さいので、多少のアップダウンも大きく見えてしまうんです。
歩いてみると、意外と大したことがないな、と。
ちょっとしたハプニングもありましたが、とても楽しかったですよ
日曜日こんな青空だったのですね
こちら秋田はあまり悪天すぎて、引きこもっていましたよ
kiyoshiさんはどこ歩いておられるのかと思いを巡らしてましたけど
mokkedanoさんとご一緒してたとは
おはぎとか蕎麦とか言ってくれれば駆けつけましたよ〜
青空見えるなら多少風があっても、うんと高いところ登りたいね 雪空なら、里山でポカポカロングがいいや←わがままお爺
今度は必ず声をかけるからね、遠くから、ソバー&おはぎ〜って叫ぶから、tooleさん、いらっしゃい
青空が見えましたが、強風に乗ってチラチラと白いものが時折舞っていました
あのお蕎麦のお陰で、お腹が少し出てきたかも…
次回はtooleさんも一緒におはぎとお蕎麦でメタボになりましょう
里山だからこそのむずかしさ、お二人の記録拝見して私たちも何度か間違った道へ突入、引き返しをした記憶がよみがえりました。
加えて熊さんの痕跡が多くあったことも…←これ結構恐怖だったのです。
kiyoshiさん、目論見はずれましたね〜でも笹かま4枚とはなぜに??やっぱり宮城観光大使
mokkedanoさんとそんなところも息のあるパートナーっぷりに笑っちゃいけないんでしょうが、ぷぷぷとなりました。
(kiyoshiさん常に「冷静」イメージなので、意外な一面でした )
mokkedanoさん、スキー×ですか〜。親近感わいちゃうなぁ。
私もできないんです。スノーボードも。
でも冬山行くと練習しようかなぁって思ったり、でもかつて味わった恐怖が忘れられず
ここ多分私のヘタレなるゆえんです
それにしてもお蕎麦、かなりダイナミックな盛り付けですね さしてある枝?も気になるところです。
最近のマイフェイバリットです。食べやすいね。宮城県民じゃないのに、モッケさんの冷蔵庫にも常備してあるのはなぜに?
里山文庫さん、自分が見たかったところは概念図しかないので、ちょっと苦労しました。枝尾根がたくさんある上に登山道らしきものが四通八通していますね。地図にはまったく道がないので、地形をよくよく読んでコンパスあてながら進むしかありません。雪山入る人にとって、ここ、すごく勉強になる山域だと思います。
kiyoshiさんの笹かま2枚と私のおにぎり一つを交換しました。「わらしべ長者かい」と二人で話していたところです。
ウィンタースポーツが苦手な方、ここにもいらっしゃいましたか。妙な親近感が
山形市近郊出身の方は小学校でスキー教室があるので皆さん上手に滑ることができるのですが、庄内はそれがないんです。
そんな訳で、私も専ら二足歩行で冬を楽しんでいます
お蕎麦ですが、大盛りの他に「太白山盛り」もありました。怖くて頼めませんでしたが
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する