甲斐駒ヶ岳黒戸尾根日帰り 寄る年波を感じた山行でした

2020年08月08日(土) [日帰り]

• GPS: 13:26
• 距離: 20.5km
• 登り: 2,578m
• 下り: 2,579m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:48
• 休憩: 1:33
• 合計: 13:21

23:55 尾白川渓谷駐車場
23:59 0:02 竹宇駒ヶ岳神社
1:43 1:48 笹の平分岐
3:15 刃渡り
3:42 3:43 刀利天狗
4:38 五合目小屋跡
4:41 4:54 屏風小屋跡
5:43 5:53 七丈小屋
6:54 7:01 八合目御来迎場
7:53 駒ヶ岳神社本宮
7:58 8:26 甲斐駒ヶ岳
8:29 8:32 駒ヶ岳神社本宮
9:04 八合目御来迎場
9:32 9:45 七丈小屋
10:17 10:24 屏風小屋跡
10:27 10:32 五合目小屋跡
11:03 刀利天狗
11:18 刃渡り
12:09 12:10 笹の平分岐
13:13 竹宇駒ヶ岳神社
13:19 尾白川渓谷駐車場

荷物重量　9kg

天候

ガス時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川渓谷駐車場に駐車。100台以上駐車可能と思われるが、観光地なので日中はすぐに満車になる。

コース状況／危険箇所等

【神社⇒分岐】
危険個所なし。笹が現れだしたらもうすぐ分岐。
【分岐⇒刃渡り】
刃渡りはチェーンが付けてあるのでさほど危険ではないが注意は必要。
【刃渡り⇒七丈小屋】
梯子が続く登山道。しっかりした梯子なので不安はない。3年前は垂直の梯子の下は断崖絶壁だった気がするが、足場が出来ていた。
【七丈小屋⇒山頂】
森林限界を超えてからは岩登りが多くなる。鎖場やルンゼは気を付けましょう（特に下り）
全体的に3年前より整備されていて安心して登れる登山道になっていました。

写真

8/7 23:54

行ってきます

8/7 23:54

コンパスで提出済みですが一応書いておきます。

8/8 3:58

でっかいナメクジ

8/8 4:43

5合目辺りで明るくなってきました。

8/8 5:19

5合目以降はこんなのがたくさんあります。

8/8 5:51

やっと七丈小屋に到着。3年前より1.5時間くらい遅い。

8/8 5:52

水をいただきます。100円なり

8/8 6:51

もうバテバテ。登り切れるのだろうか

8/8 6:56

ガスガスで周りは何も見えない。

8/8 6:59

鎖を登ります。

8/8 7:00

記念の鎖なんですね。

8/8 7:02

大きなナメクジがやたらたくさんいました。

8/8 7:11

ルンゼ

8/8 7:22

二本の剣。辺りは真っ白です。

8/8 7:58

ようやく到着。登頂に8時間もかかってしまった…。

8/8 8:25

ガスが切れるまで山頂で寝て待とうかと思っていましたが、風雨で寒く、低体温症になりそうだったのであきらめて下山。

8/8 8:27

見える。私には見える。富士山と鳳凰三山の姿が…(ToT)

8/8 8:29

隣のピークにある神社に立ち寄りました。剣はボルトで固定されていてとれませんでした。

8/8 8:30

参拝

8/8 8:42

サメ岩。とんがった鼻と丸い目に口。ヨシキリザメに見えますね。

8/8 9:33

七丈小屋の下を撮影

8/8 9:48

ガスガスの森

8/8 9:51

断崖絶壁の鎖場を降りる

8/8 9:58

剣

8/8 10:01

橋を渡ります

8/8 10:02

ガスガスの森

8/8 10:05

森しか撮るものがない

8/8 10:07

登山道

8/8 10:11

苔に埋もれてる

8/8 10:13

年季が入っています

8/8 10:30

黒戸山は苔が綺麗

8/8 10:35

黒戸山登山道

8/8 10:50

黒戸山登山道。この後足が痛くなってきて写欲がなくなり撮影なし。

撮影機器：

NIKON Z 6 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

ザック ストック 登山靴 手袋 帽子 行動食（カロリーメイト ゼリー） 昼食 飲料水1.5L 救急セット ヘッドライト 予備電池 GPS 熊鈴 コンパス 地図 時計 携帯 財布 保険証 NikonZ6 NikkorZ24-70F4S NIKON1 Nikkor1 10-30PDレンズ PeakDesign captureclip ベースレイヤー フリース ズボン 登山靴下 予備紐 ビバークシート 防寒着 ミニ三脚 ココヘリ発信機

感想

BlueR

3年前初めて登った時は登頂に6.5hかかりました。今回は8h…。真っ暗な中を登っていたのでゆっくり登ってはいたのですが時間かかりすぎ。刃渡り辺りで早くもバテバテ。あとは気合で登りました・・・。
登っている途中で登り切れるのか非常に不安になりましたが何とかなるものです。
前回より荷物が重かったせいもあるかもしれませんが、寄る年波を感じた山行でありました・・・。
今年は塩見日帰りをしようと思っていたのですが、黒戸尾根でこれだけ苦戦するとなるとかなり厳しそうです。

コメント

セキヒロ

お疲れ様でした
BlueRさん

黒戸尾根の日帰り、大変お疲れ様でした。
私は昨年の暑さでヘバって敗退したので、暗いうちからスタートできるなんて羨ましいですね！

とはいえ、日帰りで行く高低差としては尋常じゃあないですよね。
私ももっと修行して、いつか再トライしたいと思います(^-^)

BlueR

Re: お疲れ様でした
sekihiroさん　こんにちは。

暗いうちから登るのは熊が怖いので、毎回熊鈴を鳴らしまくりながらゆっくり登っています。
黒戸尾根はコース自体は明瞭なので道迷いの心配はあまりないですが、やはり夜間は何も見えないので位置確認はＧＰＳに頼り。

黒戸尾根は数字を見ると確かに日帰り登山としては尋常じゃないですよね。標高差2200mのコースってそうそうないです。
しかも梯子や鎖場も多いのでただ歩くだけじゃないですし。

ここを登っていると、トレランの方々が涼しい顔をしてガンガン登って行くので、自分の体力のなさを痛感させられます。

へばりながらも「おっさんも負けていられないぜ」と思いながら老体に鞭を打って何とかできた登頂でした。
こんなおっさんが疲労困憊で遭難するんだろうなぁ・・・などと自戒したりもします