【瑞牆山(みずがきやま)】不動滝ルートで初アイゼン
- GPS
- 04:57
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 761m
- 下り
- 28m
コースタイム
<登り>4時間40分
08:30 みずがき自然公園出発
09:00 林道終点の駐車場
09:45 一つ目の「手すり注意」と書かれた橋
10:35 不動滝
11:20 矢立岩(?)
13:10 瑞牆山山頂
<下り>3時間20分
13:55 下山開始
16:00 不動滝
17:23 みずがき山自然公園駐車場到着
16:30頃からどんどん暗くなってゆき、林道終点駐車場近辺からはヘッドライトを点灯しなければならない程真っ暗に。
下りはほとんど休憩を取らなくてもこのタイムです。もう少し遅かったら下山中に暗くなっていたかも・・。
甘く見過ぎていました。
天候 | 薄曇のち晴(風は弱め) 前日は雪が降ったようです。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
みずがき山自然公園に停めた場合、林道終点まで徒歩で30分かかります。 林道終点の駐車場に停めればすぐ登山口です。が、小さい駐車場です。 ちなみに林道終点まではほぼダートコースです。 それほど荒れてはいないので凍結の恐れが無ければ2駆の乗用車でも大丈夫そうな印象を受けました。 車高が低めだとちょい危ないかな・・。不安な方はやめておいた方が無難です。 今回は3連休の混雑を想定し、みずがき山自然公園に停めて登山口まで歩きました。 でも8時30分時点で駐車場はガラガラ。林道終点の駐車場にも3台程しか停まっておらず。 キャンプ場に停めた事を後々後悔するハメに・・。 でも普段は混んでいるそうですよ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
みずがき山自然公園は大きなキャンプ場で、和式水洗トイレもあります。 不動滝ルート往復の場合、トイレはここが最初で最後となります。 不安でしたが、飲み物を余計に飲まないよう気をつけたのが良かったのか大丈夫でした。 不動滝ルートは瑞牆山荘ルートと比べ人が少ないとネットに書いてありましたが、 本当にその通りで、3連休の真ん中で晴れていたにも関わらずルート上で会った人は少なく、 下山時に至っては一人も会いませんでした。(時間が遅かったのもあると思いますが) 沢を渡るポイントが2箇所あります。 そこまで大きい沢ではないし水量も多くなかったので難しくはありませんでしたが、 滑って片足が足首下までボチャっと浸かる場面もありました。 他にも水が流れている所を歩く箇所があるので、防水のしっかりした靴が良いです。 また、両手を使ってよじ登る所がかなりあるので、軍手などがあると安心感が違います。 積雪は不動滝を越えたあたりからありましたが、 積雪が無い箇所でも濡れたり凍っていたりしてとても滑って怖かったです。 特に丸太はツルツルだったのでとてもじゃないけど歩けませんでした。 前日に降ったらしい雪はガリガリに凍っており、更に斜面も急なのでアイゼンが無いと怖くて前に進めませんでした。 でも登山中にすれ違った方の話では、アイゼン無しで登っていたグループもいたとの事。 かなり器用な方なんでしょうね・・・。 頂上手前には鎖場(というかロープ)とハシゴが一箇所ずつあります。 これはどちらのルートでも通らなければならないみたいです。 ロープのところの岩には1cmくらいの氷が張っていました。 よくテレビや本では、鎖やロープがあってもそれに頼り過ぎないように登れとありますが、 ほぼ全体重をロープにかけないと登り下り出来なかったです。怖かったです・・・ 頂上は木がなく日も当たるため、影になっている部分以外は乾いていました。 また、瑞牆山荘ルートから来た方の話では氷は全然無かったとの事です。 そういえばみんなアイゼンを着けていませんでした。 やはり不動滝ルートは北側で日が当たっている箇所がほとんど無いので凍りやすいのでしょうね。 とにかく終始、滑りやすかったです。 |
写真
感想
涸沢に続き二度目の山登りに行ってきました!
今回参考にした、日本アルプス登山ルートガイド
http://www.japanesealps.net/others/mizugakiyama/fudotaki.html
によると、難易度は10段階中1。
難しい部分もないと書いてあったし、標高も2,230mで積雪も登山前々日までは無いとの事だったので瑞牆山行きが決定しました。
ルートは、瑞牆山荘からのルートとみずがき山自然公園からのルート(不動滝ルート)の2種類があるのですが、自然公園からのルートの方が面白そうだったのでこちらに決定。
結果として、難易度1の恐ろしさを身をもって知る事に。
<大変だったポイント>
★岩が大きい!私の短い足と両手をフル活用しないと登れない。
途中2箇所ほど、引っ張ってもらってようやく登れた所も・・。
ルートガイドでは「ちょっとした岩場」と表現されていました。(´;д;`)ウッ…
★道が自然に近い(荒れている)。ちょっと油断したら迷いそうです。
★掛けられた木製の橋や丸太が凍ってつるっつる。岩もつるつる。
★頂上が狭い&絶壁のため安らげないし怖かった。
これで混んでいたら更に大変そう。
ペットボトルを落っことしていた人もいました。私もボトルのフタを落としかけました。
他にも色々と落っこちているんだろうなー。
たいらな部分が少ないから荷物を置くのも一苦労でした。
想像よりもきつかったので大変な部分ばかり言ってしまっていますが、ルートとしては沢渡りあり・滝あり・頂上の展望良しと、面白かったです。
ガリガリツルツルの積雪が現れ始めたときは引き返す事も覚悟しましたが、6本爪アイゼンを前日に購入し持って行ったのが本当に良かったです。
アイゼンは前日に家で説明書を見ながら試しに着けてみただけで実践は初めて。
歩き方をYou Tubeで見ておいて良かった!
アイゼンって凄いですね!グリップ力に感動です。
途中、歯が折れたんじゃないかと何度も確認。でも折れるどころか曲がってもいない。
かなり力が加わってるはずなのにプラスチック部分とか壊れないのが不思議です。
急坂なのでずれたりしないんだろうかと思いましたがそれもありませんでした。
壊れたらどうするんだろう・・みんなは予備とかも持っているのかな〜・・・など考えながら歩いていました。
時間の見積もりが甘く、あまり余裕のない登山になってしまいましたが無事に帰ってこれて良かったです。
どんどん暗くなっていくときはとても不安でした。
気温も急激に下がっていき、昼間と同じ格好で歩いていたら駐車場に着く頃には芯から冷え切っていました。
夜の怖さを知るとともに、林道終点駐車場に車を停めなかった事をちょい後悔。
実は今回、頂上でお湯を沸かして絶景の中でコーヒーを飲むという夢を実現するべく、前日に思い切ってバーナー購入してウキウキしながら持って行ったのですが、時間と心の余裕が無くザックの肥やしになっただけでした。
次回は必ずバーナーデビューだ!
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