雪の恵庭岳を岩峰下まで
- GPS
- 05:34
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,046m
- 下り
- 1,038m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ 殆ど無風。最高。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
まだ雪も少なく、夏同様に駐車できました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<コース状態> コース前半は雪も少なくアイゼンなしで問題ありません。樹林帯は常緑帯を除いて夏場の鬱蒼感はなく、所々で展望があって楽しめました。 ロープ場は上り下り共に使えました。ここもアイゼンなしで行きましたが、思いのほか滑りやすくて、今となってはアイゼン着けて登ったほうが楽だったかなと思います。 見晴台から第二見晴台(8.5合目)までは膝下ぐらいまでの積雪でした。第二見晴台から先は規制線があり、自己責任で入山するように注意書きがあります。入山者が少ないので積雪が一気に増えます。足を取られないように注意です。今回、岩峰の下まで行ってオコタンペ湖の眺望を楽しみました。 <下山後のお楽しみ> tarumae-yamaさんがHoの割り引きクーポンがあるというので休暇村支笏湖へ。露天風呂はないものの、弱アルカリのいいお湯で、山話をしつつのんびり楽しみました。 |
写真
感想
今日はtarumae-yamaさん、シマエナガさんと恵庭岳に...ウェザーニュースの予報は曇り時々晴れ。風はなさそう。まぁボチボチな天気になりそうな予感で登山口に向けて出発。恵庭岳に登るのは2007年7月7日以来。もう殆ど忘れているけど、前半の巨岩に囲まれた涸沢や、台風による倒木地帯などは覚えていた。当時はまだ全然体力がなくて100m進んで休憩とかを繰り返して登ったので、辛かった思い出しかないが今日は比較的楽々。
5合目付近では、とても早いペースで登ってくるsnufukinjrさんとF氏と出会う。彼はtarumae-yamaさんや管理人のブログも見ているとのことで、我々の顔も何となく覚えていたようでとても驚いた。しばし談笑した後、岩峰上を目指すと言う彼らに先に行ってもらい我々もスタート。常緑帯を抜けると支笏湖も見え始める。何だか初めて来た山みたいな感動。ほどなくして急坂のロープ場。ロープはちゃんと使えたけど、足下が滑って登りにくいったら...以前来た時は夏山だったけど、もっと登りやすかった気がするんだが。ロープ場を抜けると第一見晴台。イチャンコッペ山がとても格好良く見えた。
第一見晴台で管理人はKajitaxの6本爪アイゼン、tarumae-yamaさんは輪カン、シマエナガさんは10本爪アイゼンと各々準備を進める。この10本爪アイゼン、実はtarumae-yamaさんの物だが見せてもらったら、ものすごく軽い。管理人の6本爪よりも軽いかも。しかもAmazonで6,780円だという話。私も10本爪は持っているが(BlackDiamondのコンタクトストラップ)、足が攣るほど重いのに(^^;...なんか欲しくなってしまった。
各自準備完了した後は第二見晴台に向け出発。いざ進んで見ると、確かにこれまでよりは雪深くなってはいるが、アイゼンや輪カンが必要な程でもなかったかも。途中、恵庭岳の岩峰の上には早くも人影が見える。snufukinjr達はもう頂上まで行ったらしい。超人的な速さだなと言いつつ我々も歩みを進める。
現在の終点となってる第ニ見晴台(8.5合目)に着いた頃には、丁度、晴れ間が拡がる。何気なく撮った樹氷は帰ってから気がついたが、向こう側には海に浮かぶ船が写っていた。こんなところから海が見えるなんて正直驚き。写っているのが大型の輸送船っぽいし、方角的にも勇払・苫東方面かなぁと思う。私もシマエナガさんもお腹空いたので、ここで昼食にする。シマエナガさんからノンアルコールビールを頂く。こんなこともあろうかと、おつまみのソーセージを三人分用意していたのでお返し。
昼食後は岩峰下からオコタンペ湖が綺麗に見えるというので、規制線を越えて先に進む。規制線の注意書きには「第2見晴らし台から先には入らないようにしてください」とあるが、「このコースを始め各ルートは十分な装備及び技術が必要です。...中略...入山される方は、自分の責任において、ケガ塔に十分注意して行動してください」と玉虫色の表記があるが、お決まりの拡大解釈で先に進む(^^;。そして少し進むと岩峰の麓に樹氷のジャングルが...「なんじゃ、こりゃ」って思わず声に出てしまったほど...オコタンペ湖の眺望も良かったけど、今日のベストショットはこれだって感じ。こんなにゴチャっとした樹氷は初めて見た。
そして今日の終着地、岩峰の直下から見下ろすオコタンペ湖。晴れてれば、もっと綺麗に見えるんだろうけど、これはこれでいい。ロープのある「トラバースを越えて岩峰への最終ロープを見てくれば?」と言われたが高所恐怖症としてはここで十分。しばらく堪能して来た道を引き返す。下りはブランクが祟ったのか、足がフラフラして言うことを効かなくなって何回転んだことか...幸いだったのはtarumae-yamaさんも一緒に転んでくれたことかな(^^;。
下山後はtarumae-yamaさんがHoの割引クーポンがあるというので休暇村支笏湖で温泉...ここでも先に下山したsnufukinjrさんとF氏にまたまた偶然会って、1時間以上も湯船に浸かりながら山話に花が咲いた(^^)。とても良い休日になった。
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