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Yamareco

記録ID: 248166
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雪山ハイキング
支笏・洞爺

雪の恵庭岳を岩峰下まで

2012年11月25日(日) [日帰り]
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suzu07702 その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:34
距離
9.4km
登り
1,046m
下り
1,038m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

幌美内登山口(9:00)→見晴台(10:55)→第二見晴台(11:40←昼食→12:20)→岩峰下(12:35)→第二見晴台(12:50)→見晴台(13:10)→幌美内登山口(14:25)
天候 曇り時々晴れ
 殆ど無風。最高。
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
幌美内登山口駐車場に駐車。
まだ雪も少なく、夏同様に駐車できました。
コース状況/
危険箇所等
<コース状態>

コース前半は雪も少なくアイゼンなしで問題ありません。樹林帯は常緑帯を除いて夏場の鬱蒼感はなく、所々で展望があって楽しめました。

ロープ場は上り下り共に使えました。ここもアイゼンなしで行きましたが、思いのほか滑りやすくて、今となってはアイゼン着けて登ったほうが楽だったかなと思います。

見晴台から第二見晴台(8.5合目)までは膝下ぐらいまでの積雪でした。第二見晴台から先は規制線があり、自己責任で入山するように注意書きがあります。入山者が少ないので積雪が一気に増えます。足を取られないように注意です。今回、岩峰の下まで行ってオコタンペ湖の眺望を楽しみました。

<下山後のお楽しみ>
tarumae-yamaさんがHoの割り引きクーポンがあるというので休暇村支笏湖へ。露天風呂はないものの、弱アルカリのいいお湯で、山話をしつつのんびり楽しみました。
登山口。掘っ立て小屋みたいなのはなくなった...らしい。
登山口。掘っ立て小屋みたいなのはなくなった...らしい。
颯爽と出発するtarumae-yamaさんとshimaenagaさん。
颯爽と出発するtarumae-yamaさんとshimaenagaさん。
序盤は巨岩に囲まれた涸沢を行く。
序盤は巨岩に囲まれた涸沢を行く。
倒木地帯も2007に訪れたそのままだった。
倒木地帯も2007に訪れたそのままだった。
第一のロープ場。雪があると上りにくい。
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第一のロープ場。雪があると上りにくい。
四合目標識。このあたりから樹林帯が続く。
四合目標識。このあたりから樹林帯が続く。
樹林帯を進む二人。だいぶ雪が多くなってきた。
樹林帯を進む二人。だいぶ雪が多くなってきた。
延々と続く樹林帯。
ブログでつながりのあるsnufukinjrさん一行と偶然お会いした。
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ブログでつながりのあるsnufukinjrさん一行と偶然お会いした。
しばし談笑。
支笏湖が見えた。
雪の登り専用ロープ場。ロープは出ている。
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雪の登り専用ロープ場。ロープは出ている。
雪のロープ場。ロープも足元も滑ってつらい。
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雪のロープ場。ロープも足元も滑ってつらい。
おっしゃる通り足元注意のロープ場でした。
おっしゃる通り足元注意のロープ場でした。
第一見晴台からイチャンコッペ山。かっこいい。
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第一見晴台からイチャンコッペ山。かっこいい。
第一見晴台から山頂。
支笏湖の眺望も良好だ。
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支笏湖の眺望も良好だ。
恵庭岳岩峰。先ほどお会いしたsnufukinjrさん一行がもういる。早い。
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恵庭岳岩峰。先ほどお会いしたsnufukinjrさん一行がもういる。早い。
木々の間からオコタンペ湖。夏場は鬱蒼として何も見えないのに。
木々の間からオコタンペ湖。夏場は鬱蒼として何も見えないのに。
第ニ見晴台から札幌方面。
第ニ見晴台から札幌方面。
第ニ見晴台で談笑する二人。
第ニ見晴台で談笑する二人。
第ニ見晴台から支笏湖。噴煙蒸気でガスっぽくなっている。
第ニ見晴台から支笏湖。噴煙蒸気でガスっぽくなっている。
日輪と恵庭岳岩峰。
イチャンコッペの眺望を楽しむ二人。
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イチャンコッペの眺望を楽しむ二人。
岩峰上のsnufkinjrさん。
信じられないことに樹氷の向こうに海が見える。
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信じられないことに樹氷の向こうに海が見える。
こちらは樹氷の向こうに支笏湖が。
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こちらは樹氷の向こうに支笏湖が。
紋別岳をアップで。
岩峰と樹氷のジャングル。
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岩峰と樹氷のジャングル。
岩峰下よりオコタンペ湖。
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岩峰下よりオコタンペ湖。
岩峰を見上げる。
8.5合目の入山注意書き。日英中3ヶ国語あり。
8.5合目の入山注意書き。日英中3ヶ国語あり。
8.5合目の恵庭岳山頂標識。
8.5合目の恵庭岳山頂標識。
雪のボンボリと支笏湖。
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雪のボンボリと支笏湖。
見晴台から青空の頂上を見上げる。
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見晴台から青空の頂上を見上げる。
よく見るとフカフカのカラスの毛。暖かそうだ。
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よく見るとフカフカのカラスの毛。暖かそうだ。
下りロープ場を下りるshimaenagaさん。ナイロンロープは滑って使いにくい。
下りロープ場を下りるshimaenagaさん。ナイロンロープは滑って使いにくい。
678mで気温-1.2℃。上はもっと寒かった。
678mで気温-1.2℃。上はもっと寒かった。
登山口のあこ(愛車)。
下山後、支笏湖から風不死岳。なんだか急に晴れてきた。
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下山後、支笏湖から風不死岳。なんだか急に晴れてきた。
撮影機器:

感想

今日はtarumae-yamaさん、シマエナガさんと恵庭岳に...ウェザーニュースの予報は曇り時々晴れ。風はなさそう。まぁボチボチな天気になりそうな予感で登山口に向けて出発。恵庭岳に登るのは2007年7月7日以来。もう殆ど忘れているけど、前半の巨岩に囲まれた涸沢や、台風による倒木地帯などは覚えていた。当時はまだ全然体力がなくて100m進んで休憩とかを繰り返して登ったので、辛かった思い出しかないが今日は比較的楽々。

5合目付近では、とても早いペースで登ってくるsnufukinjrさんとF氏と出会う。彼はtarumae-yamaさんや管理人のブログも見ているとのことで、我々の顔も何となく覚えていたようでとても驚いた。しばし談笑した後、岩峰上を目指すと言う彼らに先に行ってもらい我々もスタート。常緑帯を抜けると支笏湖も見え始める。何だか初めて来た山みたいな感動。ほどなくして急坂のロープ場。ロープはちゃんと使えたけど、足下が滑って登りにくいったら...以前来た時は夏山だったけど、もっと登りやすかった気がするんだが。ロープ場を抜けると第一見晴台。イチャンコッペ山がとても格好良く見えた。

第一見晴台で管理人はKajitaxの6本爪アイゼン、tarumae-yamaさんは輪カン、シマエナガさんは10本爪アイゼンと各々準備を進める。この10本爪アイゼン、実はtarumae-yamaさんの物だが見せてもらったら、ものすごく軽い。管理人の6本爪よりも軽いかも。しかもAmazonで6,780円だという話。私も10本爪は持っているが(BlackDiamondのコンタクトストラップ)、足が攣るほど重いのに(^^;...なんか欲しくなってしまった。

各自準備完了した後は第二見晴台に向け出発。いざ進んで見ると、確かにこれまでよりは雪深くなってはいるが、アイゼンや輪カンが必要な程でもなかったかも。途中、恵庭岳の岩峰の上には早くも人影が見える。snufukinjr達はもう頂上まで行ったらしい。超人的な速さだなと言いつつ我々も歩みを進める。

現在の終点となってる第ニ見晴台(8.5合目)に着いた頃には、丁度、晴れ間が拡がる。何気なく撮った樹氷は帰ってから気がついたが、向こう側には海に浮かぶ船が写っていた。こんなところから海が見えるなんて正直驚き。写っているのが大型の輸送船っぽいし、方角的にも勇払・苫東方面かなぁと思う。私もシマエナガさんもお腹空いたので、ここで昼食にする。シマエナガさんからノンアルコールビールを頂く。こんなこともあろうかと、おつまみのソーセージを三人分用意していたのでお返し。

昼食後は岩峰下からオコタンペ湖が綺麗に見えるというので、規制線を越えて先に進む。規制線の注意書きには「第2見晴らし台から先には入らないようにしてください」とあるが、「このコースを始め各ルートは十分な装備及び技術が必要です。...中略...入山される方は、自分の責任において、ケガ塔に十分注意して行動してください」と玉虫色の表記があるが、お決まりの拡大解釈で先に進む(^^;。そして少し進むと岩峰の麓に樹氷のジャングルが...「なんじゃ、こりゃ」って思わず声に出てしまったほど...オコタンペ湖の眺望も良かったけど、今日のベストショットはこれだって感じ。こんなにゴチャっとした樹氷は初めて見た。

そして今日の終着地、岩峰の直下から見下ろすオコタンペ湖。晴れてれば、もっと綺麗に見えるんだろうけど、これはこれでいい。ロープのある「トラバースを越えて岩峰への最終ロープを見てくれば?」と言われたが高所恐怖症としてはここで十分。しばらく堪能して来た道を引き返す。下りはブランクが祟ったのか、足がフラフラして言うことを効かなくなって何回転んだことか...幸いだったのはtarumae-yamaさんも一緒に転んでくれたことかな(^^;。

下山後はtarumae-yamaさんがHoの割引クーポンがあるというので休暇村支笏湖で温泉...ここでも先に下山したsnufukinjrさんとF氏にまたまた偶然会って、1時間以上も湯船に浸かりながら山話に花が咲いた(^^)。とても良い休日になった。

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