裏妙義にて愛用の鍋が滑落・・・

2012年11月25日(日) [日帰り]

• GPS: 06:15
• 距離: 7.0km
• 登り: 768m
• 下り: 775m

コースタイム

8:50国民宿舎-10:40丁須の頭10:55-11:20チムニー鎖場11:40-12:45風穴の頭手前(
昼飯)13:25-13:45三方境-15:05国民宿舎

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

信越線横川駅から国民宿舎裏妙義まで高崎構内タクシーさんのお世話になりました（帰りも）。迎車も素早く親切で好感が持てました。時間は15分位。

コース状況／危険箇所等

籠沢コースは国民宿舎からコンクリの林道5分くらいで右手の山腹に取り付きます。沢伝いになると所々鎖の付いたゴーロを乗越しながら進みます。籠沢のコル直前にも長い鎖場がありますが、コース全体に危険というほどではありません。
丁須の頭からはチムニーの鎖場、赤岩のトラバースを始め鎖場が多く変化のある道のりです。風穴の頭からは鎖もなくのんびりとした下りで三方境を経て、最後は往きに通ったコンクリの林道に出て周回コース終了です。
国民宿舎の入浴は400円。風呂場はごく普通ですがシャンプー、ソープは特殊です。

写真

11/25 8:15

朝8時半、国民宿舎裏妙義の玄関前にて気合いを入れるY氏とT氏

11/25 8:25

谷間から見上げる表妙義の岩稜

11/25 9:04

籠沢は紅葉も残ってましたー！

11/25 9:10

嬉しいっす…。

11/26 17:33

ゴーロの乗越し（その1）

11/25 9:22

ゴーロ（その2）

11/26 17:35

稜線への最後の一登りを前に寛ぐ両氏

11/26 17:36

長い鎖場で、ファイトー、いっパーツ！

11/25 10:35

丁須の基部へ行く上側のルート

11/26 17:36

同じく下側のルート

11/26 17:37

取敢えずトンカチの根元まで上がります。

11/25 10:44

日光連山です。

11/25 10:45

浅間山がデカイ！

11/25 10:49

行く手の裏妙義主稜線（人影のあるのが無名峰）

11/25 10:55

縦走へ出発。まずは丁須の頭から下りないと…。

11/25 11:08

無名峰から丁須の頭をバックに。

11/25 11:09

赤岩と烏帽子岩

11/25 11:10

北アルプスが良く見えます。左端が槍穂高。

11/25 11:10

表妙義の峨々とした稜線

11/25 11:11

南八ヶ岳の峰々

11/25 11:11

テーブルマウンテン＝荒船山

11/26 17:41

20mチムニーの下り

11/26 17:42

縦走路の鎖

11/26 17:42

岩壁のトラバース

11/25 12:10

ハシャぐT氏。

11/26 17:44

赤岩のトラバースも楽勝。

11/25 12:15

順調に進みます。

11/25 12:16

振り返ってみると…。

11/26 17:45

モアイ像

11/25 13:35

風穴尾根の頭から丁須の頭

11/25 13:36

同じく烏帽子、赤岩

11/25 14:18

下りの巡視道にて、最後に素晴らしい紅葉にめぐり合えました。

撮影機器：

PENTAX Optio RZ10 PENTAX

感想

snapkin

ご近所のY氏T氏と今年最後の山遊びということで妙義山へ繰り出しました。
自分的には今秋ことごとくタイミングを外している紅葉を愛でるのと、お二人にはフィールドアスレチック系コースを楽しんで頂くという趣向です。
当日は予報通り快晴、朝方は寒かったけど日が差し始めると気温も20度近くなりポカポカ陽気でした。しかも沢沿いは紅葉も結構ありました。二人とも次々に現れる鎖場を難なくクリアして丁須の頭へ向かいます。さすがに頂上は大混雑でまさに「足の踏み場もない」状態、てっぺんも満員のため無名峰に移動し休憩とします。景色は抜群で、日光、谷川、浅間、北アルプス、八ヶ岳、秩父上州の山々と360度、しかも足元もすっぱり切れ落ちて実に豪快な雰囲気です。
ここから三方境へ向かい稜線の鎖場を楽しみながら、風穴尾根の頭の少し手前、浅間山が見えて風の来ない場所で昼飯とします。ここでショッキングな出来事が…。私が30年来愛用してきたコッヘルを取り出した瞬間、それは指の間をすり抜けて谷底へ転落してしまったのです。まるでスローモーションのように、急斜面をカランコロンと音を立て、姿形が見えなくなっても音だけがいつまでも鳴り続けていました。呆然とそちらを見続ける私。30秒位も経ったでしょうか。やがて音は聞こえなくなりました。相当下まで落ちたことは容易に想像がつき、取りに行く気にもならず、唯々谷底に向かい合掌です…。お湯はアルマイトのカップを使って沸かすこととなりました。
下りは巡視道周辺の紅葉が見事でとても満足度の高いハイキングでした。