面白山 〜雨だったので偵察登山〜 [山形県 天童市]
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- GPS
- 04:49
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 952m
- 下り
- 946m
コースタイム
天候 | 曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂直下はかなり急登なので、下りは濡れてるとき注意が必要。 |
写真
感想
『新潟・山形登山の旅』の2回目となるこの日は優れない天気で雨がチラホラ降って、どの山もガスに覆われた残念な日だ。
実は昨日米山から下山して、飯豊で車中泊して天童まで一気に来ているのだ。
どんなに悩んでも天気が回復する気配がないので、気軽に登れそうな山を探してたら面白山がヒットした。
天童市内で8時をまわっていたので、急いで登山口にあたる天童高原に向かい、着いたのは9時ピッタリと悪くない時間だ。
気持ちの良さそうな高原の中で登山者用に設けられた駐車場を発見したので停めさせてもらう。
作業車が置いてあったから違うかなって思ってしまった。
さっそく出発する。
登山口はキャンプ場から始まるもので、害獣柵から先が本格的な登山道になるが、勾配がほぼ皆無で正にハイキング路を気持ち良く歩く。
天童高原からそうだったが、昨日の暑さが嘘のような涼しさだ。
暫くすると分岐が出てきたので三沢山方面に折れ、ようやく本格的な登りになる。
尾根に乗るまでは大した距離ではなく直ぐに乗ったが、そこからがストレートのくせに若干急登が続き地味にキツい。
ストレートの樹林帯のトンネルの先に見える光に出た場所が天童市最高点の三沢山山頂だ。
やっぱりとは思っていたけど、四方八方ガスで真っ白な世界でしかなかった。
ただ、良かったのは昨日の米山の暑さから一変、この時期としてはかなり涼しかった。
小休止したら先へ進む。
一旦コルへの下りを経てグイグイ登る。
だんだん勾配も増してきて、それに加えて土が湿っているせいで滑る。
自然と直下を迎えてて、急登をやり過ごしたら県境尾根に入る。
低木帯になり、両側の景色も素晴らしいものだろうけど、分厚いガスの中なので拝むことは出来ずに山頂に着いた。
面白山山頂は広々としててそこそこの人数が居ても邪魔にならないくらい広いが、誰一人として居なかった。
大休止を終えて、今度はカモシカコースを下って周遊する。
カモシカコースは勾配がキツく、下りも神経使う。
そんな中で草刈り作業員に出会う。
快適な登山が出来るのはこういった人達のお陰なので必ずお礼を言う。
更に急坂を下っていると、晴れてきて目の前には平野部の景色が見えるではないか。
なんか悔しかったので、あんなに苦労して下った200mをまた登り返して山頂に向かう事にした。
当然草刈り作業員に再開し、不思議がられるし、アブには噛まれるわで疲れながらようやく尾根に出て山頂を見ると、山頂だけガスが掛かっているという。
上手くいかないときは何をやっても上手くいかない例なのだろう。
疲れたので小休止してからピストンで下る。
急坂下りをこなし、再び三沢山に辿り着くと雲から抜けて寒河江市街地の展望が拝められていた。
そう、三沢山から下ろうとした理由はここにあり、面白山の展望よりは程遠いクオリティーだが、展望が拝められただけでも満足だ。
あとは淡々と下り、キャンプ場に辿り着く前に一雨降られながらも無事に下山した。
下山した天童高原の方が三沢山より素晴らしい展望だったのはちょっと悔しかったが、まぁ結果オーライだろう。
短い山行なのに色々とあったので長文になってしまった。
明日は、いよいよメインディッシュだ。
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