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記録ID: 2496023
全員に公開
ハイキング
甲信越

【上高地】キャンプでクマに遭遇!

2020年08月01日(土) ~ 2020年08月05日(水)
 - 拍手
GPS
104:00
距離
41.2km
登り
104m
下り
93m

コースタイム

1日目
山行
0:55
休憩
4:05
合計
5:00
13:30
10
13:40
17:00
5
小梨平
17:05
17:50
10
18:00
小梨平
2日目
山行
5:10
休憩
1:50
合計
7:00
6:00
5
小梨平
6:05
115
河童橋
8:00
8:10
80
9:30
9:40
5
9:45
11:00
50
11:50
5
11:55
0
11:55
12:10
50
13:00
3日目
山行
6:00
休憩
3:15
合計
9:15
6:40
5
6:45
75
8:00
30
8:30
30
9:00
10:30
10
10:50
11:00
5
11:05
12:30
60
小梨平
13:30
60
14:30
50
15:20
15:30
20
15:50
5
15:55
小梨平
4日目
山行
2:50
休憩
0:40
合計
3:30
7:00
60
小梨平
8:00
8:20
100
10:20
10
10:30
5日目
山行
2:40
休憩
3:10
合計
5:50
6:00
60
7:00
0
7:00
7:10
0
7:10
8:10
60
9:30
10
9:40
11:20
10
小梨平
11:30
11:50
0
河童橋
11:50
上高地バスターミナル
天候 8/1(土)曇り時々晴れ
8/2(日)曇り時々晴れ
8/3(月)晴れ
8/4(火)晴れ
8/5(水)晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
コース状況/
危険箇所等
豪雨による被害は収まっていたが梓川の水位は高かった。
泥水はなくなりいつもの透明な水が戻っていた。
遊歩道は特に問題はなかったが田代橋から大正池への川沿いのコースは水害のため通行禁止となっていた。
その他周辺情報 小梨平の風呂はキャンプ地利用の人のみ使用可で、登山者や旅行者の日帰り湯は中止していた。
当然のことだがマスク着用。各施設入り口には消毒液あり。
梅雨が長引き天気の様子を見計らっていると明日から晴れマーク!
梅雨が長引き天気の様子を見計らっていると明日から晴れマーク!
イソイソと支度を始めあっという間に準備OK!
イソイソと支度を始めあっという間に準備OK!
翌日午前中には沢渡のバスターミナルにいました(笑
翌日午前中には沢渡のバスターミナルにいました(笑
懐かしいこの風景。今回は登れないのが残念
2
懐かしいこの風景。今回は登れないのが残念
穂高の山々を、また歩きたい
3
穂高の山々を、また歩きたい
今回はターミナルや河童橋に近い小梨平に滞在。キャンプと腹を決めたら便利な方が良い
今回はターミナルや河童橋に近い小梨平に滞在。キャンプと腹を決めたら便利な方が良い
ワンタッチで設営できるレジャーテント。便利
ワンタッチで設営できるレジャーテント。便利
今回の目的は野鳥観察。ウグイス がこんなに近くに
1
今回の目的は野鳥観察。ウグイス がこんなに近くに
早速の初見さん。キバシリです
早速の初見さん。キバシリです
この辺りの林は明るくて気持ち良い
この辺りの林は明るくて気持ち良い
翌朝モルゲンロートの焼岳
4
翌朝モルゲンロートの焼岳
野鳥を探しながら大正池まで
1
野鳥を探しながら大正池まで
澄んだ水に戻ってました^^
2
澄んだ水に戻ってました^^
一度テントに戻って今度は明神へ
1
一度テントに戻って今度は明神へ
夕飯は手抜き。特に山飯を楽しむ予定はない(笑 
夕飯は手抜き。特に山飯を楽しむ予定はない(笑 
油は片付けが手間なので茹でる
油は片付けが手間なので茹でる
皿を使わずさとうのごはんにダイレクトイン!ワイルド(笑
皿を使わずさとうのごはんにダイレクトイン!ワイルド(笑
食後の紅茶は旨い
食後の紅茶は旨い
翌朝雑に布団を上げて始まる1日
翌朝雑に布団を上げて始まる1日
テント内がいい感じに散らかってきた
テント内がいい感じに散らかってきた
朝の紅茶は旨い
出かける時は防犯のため鍵をかけます
出かける時は防犯のため鍵をかけます
サルオガセ
もっさり
花の子ルンルン(昭和
花の子ルンルン(昭和
ゴジュウカラ
素早くて上手く撮れなかった('A`)
素早くて上手く撮れなかった('A`)
名前のわからない鳥
1
名前のわからない鳥
アサギマダラ
アオジの囀りが想定外に綺麗で感動
1
アオジの囀りが想定外に綺麗で感動
どこにでもいるキジバトだけど、こんな場所で見かけると特別な野鳥に見える
どこにでもいるキジバトだけど、こんな場所で見かけると特別な野鳥に見える
どこにでもいるキセキレイだけど、こんな場所で見かけてもただのキセキレイだった
どこにでもいるキセキレイだけど、こんな場所で見かけてもただのキセキレイだった
テントサイトの横に川が流れていたので
テントサイトの横に川が流れていたので
椅子を持ってきて疲れた足を浸してみた
椅子を持ってきて疲れた足を浸してみた
ずっと足をつけているのは無理!ってほど冷たい
ずっと足をつけているのは無理!ってほど冷たい
足の疲れが取れたので岳沢湿原まで散歩
1
足の疲れが取れたので岳沢湿原まで散歩
河童橋に戻ると鱗雲と秋の風!?
河童橋に戻ると鱗雲と秋の風!?
最終日は明神へ
野鳥に会えなかったので明神池へ寄る
野鳥に会えなかったので明神池へ寄る
明神池は「神降池(かみこうち)」ですね^^ 上高地の由来という説があるそうです
1
明神池は「神降池(かみこうち)」ですね^^ 上高地の由来という説があるそうです
いつきても初めてここを見たときの感動を思い出す
1
いつきても初めてここを見たときの感動を思い出す
おさかないたよ
かわいいおみくじがありました^^
かわいいおみくじがありました^^
撤収!来た時よりも美しく
撤収!来た時よりも美しく
お世話になりました。来年は上まで行けますように
2
お世話になりました。来年は上まで行けますように

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 飲料 レジャー用テント レジャーシート シュラフ シュラフカバー シュラフマット ランタン 地図(地形図) クマ鈴 ヘッドランプ ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル カメラ2台 三脚 折り畳み椅子 バーナー コッヘル 蚊取り線香 虫除けスプレー

感想

今年はコロナ禍の影響で気軽にふらっと登山をするのが難しいため、上高地キャンプを計画。
目的は野鳥観察なので、カメラ2台と1人にしては広めのレジャーテントを持って数日のんびり過ごすことに。
上高地の遊歩道はアップダウンが無いので、たくさん歩いても疲れ知らず。
毎日あちこち歩き回って野鳥のよくいるポイントも見つけ、楽しく5日間を過ごしました。
BBQやガチキャンプをするつもりはなかったので、食事は売店や食堂のお世話になり、毎日シッカリお風呂も入りました(笑


3日目の夜、隣のテントで大きな音がしたかと思うと、テントの主が大声を上げて騒いでいるので何かと思ったら、大きなツキノワグマが出たとのこと。
このテントの方々は夜21時過ぎまで大きな声で宴会をされていて、少し困っていたのですが、皆さん泥酔されていたためか、食器や食べ物をしっかりしまわなかった様子。
その匂いを嗅ぎつけてクマが来たようでした。

小梨平では7/28にクマが出没したため、捕獲用の罠が置かれてあり、そこは立ち入り禁止のロープが張られていました。
しかしクマも賢くて、罠を避けテントのある方へ来たのです。
夜中に何かの気配で目が覚め、誰かが自分のテントの周りをうろついていると感じ少し身構えていたのですが、その気配は人ではなくクマだったのです。
野生生物に慣れた方がいたので、明け方近くまで追い払い続けてくださいましたが、とにかくしつこいクマでした。
その晩はほとんど眠れませんでした。

8/5に帰宅した4日後だったか、ニュースで小梨平のクマによる人身事故を知り、同じクマでは無いかと震える思いです。
事故のあった場所のすぐ側に、テントを設営していたからです。
執拗にあの場所を狙ってくるのは、きっとそこで狩りに成功したことがあるのではないかと思いました。
さらに驚いたのは、女性が襲われた日は一度に5、6頭のクマが行動していたということ。
1頭のクマがしつこく何度も訪れ、挙句に集団で山を降りて来て襲うというのは聞いたことがありません。

上高地という特性上、小梨平では著しくマナーの悪いキャンパーは見受けられませんでしたが、それでもクマはやってきます。
ツアー客がなくなり、平日の河童橋は本当に閑散としていました。
人が減れば獣が戻ってくるのが山というものだと思います。
レジャーキャンプも山岳キャンプも、食べ物の管理はやりすぎと思うほど厳重にするべきだと改めて思いました。

ちなみに自分は、利便性の良いレジャーキャンプでは、翌日に食べ物を持ち越さず、テントに匂いを放つものを置かないようにしています。
夕食は18時までに済ませ、それ以降は食事をしません。
匂いを残すとクマが来るから。
「ここはクマは出ないよ」と言われても、それを守っています。
コロナ禍で思いも寄らないことまでが、今まで通りでは通用しなくなっています。
常識と危機感を持って、想像力を働かせて自然を楽しみたいと思います。


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体力レベル
1/5

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