ニペソツ山(幌加コース)


- GPS
- 09:58
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 1,855m
- 下り
- 1,856m
コースタイム
- 山行
- 9:45
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 9:59
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後の温泉:糠平温泉 |
写真
感想
前日夕方に幌加温泉を出てすぐの登山口駐車場へ行き、ここで車中泊。すでに1台停まっていました。大量のアブが車に激突する音を聞きながら、晩酌をして暗くなるのを見ながらボーッとを過ごす贅沢な時間です。今回借りたレンタカーはヘッドレストが外れずフルフラットにならないやつだったので、後部座席で脚を曲げて寝ることになり、熟睡出来ず結構つらい…今日から4泊はこれが続くが、まぁしゃーないかな。朝、4時半に起きて準備をして出発!登山口の入林届に記載してまずは2キロの林道歩きです。昨日のニセイカウシュッペ山への林道に比べると、全然車で走れそうやなと思いながら30分で上の駐車場を通過する。山道に入りしばらくは緩やかな道が続く。この4日間、ぬかるみ多目&序盤長い緩やかな道のパターンが続いている。北海道の山はスケールでかく山深いな〜と思うのであります。このコースにも1キロ、1.5キロの間隔で案内板があり、このロングコースで視界の悪い中では、いい目安に思いました。時々ぐっと登るところもあるが基本的に緩やかが続き、ラスト5キロ板あたりで小ピークを超え、4.5キロ板から先、少し下ってお花畑になります。この辺りがラスト4〜3.5キロぐらいで、稜線へ向かってお花畑の急坂を登るとラスト3キロ板地点で稜線に出ます。ここからがもっと楽しくなるはずなんだけど、真っ白…。先の見えない道をただ前へ前へ進めます。携帯トイレブースのあるラスト2.5板まできても真っ白。ここからぐっと下ります。おいおいめっちゃ下るやん。ほんまやな〜。まだ下るんか〜。このぐらいにしとって〜。と大きな声で1人で漫談みたいなのを続けながら、鼻歌歌いながら真っ白を歩いていきます。そう、熊さんに会わないように、この山旅で時々やってるんです。鈴の音も強風では役立たずに思うので、こうやって無理やり一人で大きな声で話したり、掛け声かけたり、笛吹いたり…。多分ここが最低コルだなと思う所にラスト1キロ板、ここからが長かった〜。さらに風も勢いを増しています。晴れてたら最高だろうこのラストの道も山頂手前の方向転換するところに出ると強風直撃になります。時々四つん這いになって態勢を整えつつ前へ進みます。そして、山頂に到着!5年前に石狩岳山頂からこの山を見た時に、あのツンとしたかっこいい山は何だ?登りたいなー。あれからこのニペソツ山に登るのをとても楽しみにしていました。が、真っ白で強風の山頂…。携帯が飛ばされないように石で挟んでセルフで一枚写真を撮り、この山頂も長居出来ずにすぐ下山!もう4日連続やん〜。なーんも見えんとガスの中を戻るんだろうと諦めてましたが、コルを過ぎたあたりからガスが流れ出したのです。ほ〜っ、こんなとこ歩いて来たんだな〜と、続く道を確認。登り返しがきつかったけど、振り返るとニペソツ山も見えるようになりました。もう天気はすっきり晴れ(^^)何度も振り返って見るニペソツ山は、どっしりとめっちゃかっこいい。ずっと真っ白でがっかりでしたが、今、こうやって最高の景色が見れてほんと良かった。そして大雪山方面、石狩岳も良く見えます。下降点までずっと景色を見ながらたっぷり稜線歩きを楽しみました。さぁ下りましょう。ロープのついた急坂をお花畑へ下り、小ピークへ。ここから見るニペソツ山もいいねー。そして緩やかな樹林帯を抜け、林道を下って、出発から10時間でゴールです。この山旅1番のロングコースで疲れたけど、後半は晴れてニペソツ山も見れたし、終わってみれば達成感もあり、とても充実した山行でした。下山後は富良野へ向かう途中にあった糠平温泉で汗を流しました。明日は芦別岳の予定、疲れがピークだけど登れるだろうか…まぁ行けるかどうかは起きてから考えるとしよう。今日は星空を見ながら晩酌だ(^^)
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