上河内岳-聖岳
- GPS
- 50:14
- 距離
- 34.2km
- 登り
- 3,815m
- 下り
- 3,840m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 7:05
- 山行
- 9:23
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 11:40
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 4:52
2日目 17 km, ±1900 m
3日目 9.4 km, +200 m, -1650 m
天候 | 1日目 快晴→晴れ 2日目 快晴→曇り時々晴れ 3日目 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
入山時はほぼ満車、下山時は1/3程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道 よく整備されており、気をつけて歩けば特に問題無し 大雨の後に崩壊しそうな箇所多数 ■水場 ・ウソッコ沢小屋前・・・水量豊富 ・横窪沢小屋・・・小屋の水場は使用不可?沢で汲んだ ・茶臼小屋・・・使用可 ・聖平小屋・・・小屋の水場は使用不可?沢で汲んだ ・小聖岳‐前聖岳の谷・・・使用可。足元注意 ■山中泊 ・茶臼小屋・・・小屋は地元山岳会のみ。テン場は初日8張、2日目5張。最大20張強か ・聖平小屋・・・冬季小屋は開放されていた。テン場は2日目13時で0張 |
その他周辺情報 | 温泉:白樺荘 ★★★★☆ 510円 単純硫黄泉、内湯は循環。茶臼岳を望む露天風呂がグッド。内装が新しいのも良い。 食事:さわやか 静岡IC店 げんこつハンバーグ 1,100円 ★★★★☆ ずっと食べたかった静岡名物の、中央がレア気味な炭火焼ハンバーグ。家の近くに欲しい。静岡県から開放してやってください。 |
写真
装備
備考 | 消費食料 1日目:トレミ200、パン2、カレー1合 2日目:トレミ300、パン3、カロメ2袋、チキラー、プデチゲ鍋 3日目:カロメ3袋、チキラー |
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感想
毎年恒例の先輩との山行。行き先は先輩の希望で、昨年断念した聖岳に決定。夏休みの始まりだ。
1日目
定時ダッシュして19時に就寝。ハードに働いたので0時半まで快眠してスッキリ。その後、先輩の自宅へ高速で2時間ちょっと運転して合流。ここから畑薙までが5時間半と長いが、話したり寝たりしていたらすぐに着いた。駐車場の混み具合によっては最悪白樺荘から歩きを想定していたが、それは杞憂で沼平に駐車できた。幸先良い。登山センターで入山届けを出して出発。
2ヶ月半山に登らず鈍った体が酷暑で焼かれて悲鳴をあげている。が、南アらしい気持ち良い樹林帯を歩くだけで気分が上がる。ロードバイクもいいが、やっぱり山が最高だ。先輩の心拍数に注意を払いながら、水分補給をこまめにしてこの旅の基地へ。
2400mのテン場は夕方になると普通に寒く、レインウェアを着た。この寒さはもう秋だなぁ、夏山登らないうちに夏終わったなぁ、と一人で萎えていたが、明日の日中は3000mでも灼熱に焼かれることになる。俺の夏はまだまだみたいだ。
テントを建ててたら、先輩のテントが突風に吹き飛ばされて焦った。結構下まで飛ばされたらしく、10分くらい戻ってこなかった。設営後は、先輩が下ごしらえしてくれたカレーを作る。自分で40分かけて炊いた米は、すごく美味しく感じた。その後は片付けして20時に就寝。天の川、オリオン座、静岡の街の光が印象的な夜だった。
2日目
3時起床、4時過ぎ発。何も考えずに歩いていたら、上河内岳へ向かう西面トラバースの最中に日の出を迎えた。道中の上河内岳を望める平原はとても気に入った。テン場、整備されないかな。
さすがに稜線は大分涼しいが、樹林に入るとかなり暑い。南アは森林限界が高くてツラい。先輩の帽子のツバから汗が滴り落ちていたのには驚いた。涼しく展望の良い上河内岳の山頂でしばらく休んでから、聖岳へ。700mの登り返しはキツいが、始めての風景を見ながら登るのは至高であった。光岳がデカい。いつか行く機会はあるだろうか。
聖岳山頂には1時間いたが、誰もいなかった。ここまで出会ったのは、便ヶ島周回の5,6人だけだ。先輩から贈与された伝説のレモンイエローシャツを着て写真を撮ったり、贅沢に昼寝したりして過ごした。山頂から見る赤石岳と仙丈ヶ岳は本当に美しかった。いつかあっちまで縦断したい、必ずする。
その後は一旦下って、聖平小屋の沢水を補給し、憂鬱な600m登り返し。午後になると雲が出てきて少しは涼しくなったので、思ったより楽だった。6時間で進んだ道を5時間弱で戻った。行きで風に攫われた先輩の手ぬぐいが見つかって良かった。
テン場に着いてからは、一眠りしてから夕食。先輩が下ごしらえしてくれたスパムと高野豆腐のプデチゲ鍋(≒なんでもブチ込むキムチ鍋)は染みた。12時間行動でお互い疲れたので、19時には就寝。
3日目
今日は下山だけなので気が楽だ。3時半に起きてノロノロ撤収。結露が半端ない。今日も朝は雲ひとつ無い快晴だ。全く稜線を歩かない下山日に快晴だと、何となく損した気分になるのは私だけだろうか。
駄弁りながら歩くが、とにかく暑い。やっぱりまだ夏だなあ。5時間弱でゴールし、温泉とさわやかを済ませ、16時前には東名高速へ。首都高の洗礼を受け、東京20時、自宅22時半着。こうして社会人4年目の夏休みは終わった。
先輩が身軽なうちに大きな山に行けて良かった。来年はお互い状況がどう変化しているかわからないが、また行けたらいいな。
このプランいいですね。水場やテント場の貴重な情報、ありがとうございます。
茶臼小屋のテント場でもう一泊したら、光岳も往復出来るかもですね!
uechiさん、コメントありがとうございます!
2日目がやや辛かったですが、この一帯を満喫できて良かったです。光岳方面も是非足を伸ばしたいものです。
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