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記録ID: 2514214
全員に公開
沢登り
金剛山・岩湧山

金剛山(丸滝谷)

2020年08月19日(水) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 大阪府 奈良県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:27
距離
7.9km
登り
994m
下り
841m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:23
休憩
1:03
合計
8:26
距離 7.9km 登り 994m 下り 848m
9:00
9:34
18
10:38
10:55
257
15:12
15:23
22
15:45
16
16:01
2
16:03
4
16:34
5
16:39
16:40
24
17:04
8
17:12
5
17:17
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
コース状況/
危険箇所等
 技術的に特別に困難な個所はありませんが、上の丸滝は滑落すると高度がありますから、危険です。ある程度のベテラン向きのルートと思います。
 最後のアリ地獄は、ロープの最終端まで行くよりも、どこか途中で左右どちらかに逃げた方がよいのではないかと思いました。
金剛バスの葛城登山口バス停から国道309号旧道方向に向って歩きます。
2020年08月16日 08:56撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 8:56
金剛バスの葛城登山口バス停から国道309号旧道方向に向って歩きます。
石筆橋を渡って、林道(右方向)を歩きます。左方向は別荘の進入路。
2020年08月16日 09:04撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 9:04
石筆橋を渡って、林道(右方向)を歩きます。左方向は別荘の進入路。
このような林道を15分位歩きます。
2020年08月16日 09:42撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 9:42
このような林道を15分位歩きます。
大堰堤を通り過ぎ・・・、
2020年08月16日 09:51撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 9:51
大堰堤を通り過ぎ・・・、
谷に取り付きます。入渓点は鬱蒼とした感じではありますが・・・、
2020年08月16日 09:55撮影 by  705KC, KYOCERA
8/16 9:55
谷に取り付きます。入渓点は鬱蒼とした感じではありますが・・・、
入ってしまうと経路はハッキリしています。
2020年08月16日 09:56撮影 by  705KC, KYOCERA
8/16 9:56
入ってしまうと経路はハッキリしています。
ビニールテープに案内がマジック書されていました。
2020年08月16日 09:58撮影 by  705KC, KYOCERA
8/16 9:58
ビニールテープに案内がマジック書されていました。
そこからしばらくは、谷に沿った快適な登山路。
2020年08月16日 10:14撮影 by  705KC, KYOCERA
8/16 10:14
そこからしばらくは、谷に沿った快適な登山路。
しばらく行くと、沢の中を歩かなければならなくなります。
2020年08月16日 10:19撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 10:19
しばらく行くと、沢の中を歩かなければならなくなります。
小滝はたくさんあります。
2020年08月16日 10:30撮影 by  705KC, KYOCERA
8/16 10:30
小滝はたくさんあります。
左にある7〜8メートルくらいの滝が石ブテ東谷(勘助屋敷谷)。真ん中にあるのが、急登で悪名高い(?)中尾の背。丸滝谷は右方向です。
2020年08月16日 10:35撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 10:35
左にある7〜8メートルくらいの滝が石ブテ東谷(勘助屋敷谷)。真ん中にあるのが、急登で悪名高い(?)中尾の背。丸滝谷は右方向です。
石ブテ東谷を分けたあとは、しばらく平穏な渓流です。
2020年08月16日 10:40撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 10:40
石ブテ東谷を分けたあとは、しばらく平穏な渓流です。
その後から、またまた小滝の連続が始まります。
2020年08月16日 11:20撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 11:20
その後から、またまた小滝の連続が始まります。
岩の角が取れているのと、地表部は苔、水面下は水苔がありますので、スリップしやすいのがこの谷の欠点。安心できるのは水面すれすれ(苔も水苔もない)しかありません。
2020年08月16日 11:55撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 11:55
岩の角が取れているのと、地表部は苔、水面下は水苔がありますので、スリップしやすいのがこの谷の欠点。安心できるのは水面すれすれ(苔も水苔もない)しかありません。
少し大きな滝には固定ロープがありますが、必ずしも登りやすい側についているとは限りません。昨年来たときよりも明らかにロープが増えていましたが、ほとんどの滝はロープに頼らなくても登れます。
2020年08月16日 11:58撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 11:58
少し大きな滝には固定ロープがありますが、必ずしも登りやすい側についているとは限りません。昨年来たときよりも明らかにロープが増えていましたが、ほとんどの滝はロープに頼らなくても登れます。
このような美しい滝が連続しているところが、丸滝谷が愛される理由でしょうね。以下、滝の写真です。
2020年08月16日 12:03撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 12:03
このような美しい滝が連続しているところが、丸滝谷が愛される理由でしょうね。以下、滝の写真です。
2020年08月16日 12:04撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 12:04
2020年08月16日 12:13撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 12:13
丸滝谷には垂直の滝がほとんどなく、斜瀑ばかりですから、私のような素人でも安心して(?)登れます。以下、やはり滝の写真です。
2020年08月16日 12:18撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 12:18
丸滝谷には垂直の滝がほとんどなく、斜瀑ばかりですから、私のような素人でも安心して(?)登れます。以下、やはり滝の写真です。
2020年08月16日 12:22撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 12:22
2020年08月16日 12:23撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 12:23
途中で私を追い越して行かれたベテランの登山者さんが滝の狭隘部を登っておられるところ。私は靴が浸水するのがイヤなので、左側を巻きましたが。
2020年08月16日 12:24撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 12:24
途中で私を追い越して行かれたベテランの登山者さんが滝の狭隘部を登っておられるところ。私は靴が浸水するのがイヤなので、左側を巻きましたが。
前に登ったことがある下の丸滝谷との境界尾根。そのときはヤブだらけでしたが、この日は下草が刈り取られていました。それにしても、よくぞこんな傾斜を登ったものだと、そのときの私の無鉄砲さに感心します。
2020年08月16日 12:53撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 12:53
前に登ったことがある下の丸滝谷との境界尾根。そのときはヤブだらけでしたが、この日は下草が刈り取られていました。それにしても、よくぞこんな傾斜を登ったものだと、そのときの私の無鉄砲さに感心します。
前にお世話になった(?)下の丸滝(10mくらい)にご挨拶。前は、右側の草付きを登ったのですが、倒木の根が邪魔をして滝上に出られなかったので、諦めて前の写真にある境界尾根を登ったわけです。この日は、倒木の根がカットされていましたから、簡単に登れると思います。
 しかしよく見ると、右から登るよりも左に容易なルートがあるような気もしますが・・・。
2020年08月16日 12:54撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 12:54
前にお世話になった(?)下の丸滝(10mくらい)にご挨拶。前は、右側の草付きを登ったのですが、倒木の根が邪魔をして滝上に出られなかったので、諦めて前の写真にある境界尾根を登ったわけです。この日は、倒木の根がカットされていましたから、簡単に登れると思います。
 しかしよく見ると、右から登るよりも左に容易なルートがあるような気もしますが・・・。
下の丸滝を通り過ぎると、流れは段々細くなってきます。
2020年08月16日 12:56撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 12:56
下の丸滝を通り過ぎると、流れは段々細くなってきます。
そのあたりで一休みして、ふと前を見ると、ミニ土柱が生えていました。高さ10〜15cmくらい。
2020年08月16日 13:00撮影 by  705KC, KYOCERA
8/16 13:00
そのあたりで一休みして、ふと前を見ると、ミニ土柱が生えていました。高さ10〜15cmくらい。
丸滝谷のラスボスといわれる上の丸滝。実は2段になっていて、1段目が2mくらい、2段目が10mくらいです。
2020年08月16日 13:25撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 13:25
丸滝谷のラスボスといわれる上の丸滝。実は2段になっていて、1段目が2mくらい、2段目が10mくらいです。
本来のルートは、右側の草付きにテラス状の岩があるので、固定ロープをたぐりながらその上を登るらしいのですが、私はロープを掴みながら滝の右側を直登しました。水で滑るのさえ用心すれば、手がかりも足がかりも豊富ですが、要するに「私が右側のテラスを登るのを知らなかった」だけです。
 なお、本来のルートであるテラス状の岩には凸凹がありませんから、スリップして転倒しないよう注意しなければなりません。
2020年08月16日 13:37撮影 by  705KC, KYOCERA
8/16 13:37
本来のルートは、右側の草付きにテラス状の岩があるので、固定ロープをたぐりながらその上を登るらしいのですが、私はロープを掴みながら滝の右側を直登しました。水で滑るのさえ用心すれば、手がかりも足がかりも豊富ですが、要するに「私が右側のテラスを登るのを知らなかった」だけです。
 なお、本来のルートであるテラス状の岩には凸凹がありませんから、スリップして転倒しないよう注意しなければなりません。
先の写真は1段目の滝の滝壺から2段目の滝の落口を見たところ。この写真は1段目の滝の落口です。1段目の滝にもロープがありますが、使わなくても容易に登れます。
2020年08月16日 13:37撮影 by  705KC, KYOCERA
8/16 13:37
先の写真は1段目の滝の滝壺から2段目の滝の落口を見たところ。この写真は1段目の滝の落口です。1段目の滝にもロープがありますが、使わなくても容易に登れます。
上の丸滝のさらに先にも連瀑があります。このあたりまでは、滝の饗宴という感じでうれしかったのですが・・・、
2020年08月16日 13:39撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 13:39
上の丸滝のさらに先にも連瀑があります。このあたりまでは、滝の饗宴という感じでうれしかったのですが・・・、
水がなくなるあたりからがいけません。
2020年08月16日 13:40撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 13:40
水がなくなるあたりからがいけません。
足下がズルズルと滑るのを我慢しながら延々と登ります。
2020年08月16日 14:17撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 14:17
足下がズルズルと滑るのを我慢しながら延々と登ります。
お助けロープがありますが、ロープがない箇所もありますし、ロープがあつても辛いです。
2020年08月16日 14:18撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 14:18
お助けロープがありますが、ロープがない箇所もありますし、ロープがあつても辛いです。
何とか尾根に登り着き、
2020年08月16日 14:50撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 14:50
何とか尾根に登り着き、
六道の辻を経て山頂へ移動。
2020年08月16日 15:20撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 15:20
六道の辻を経て山頂へ移動。
途中にあった温度計は25度を指していました。
2020年08月16日 15:45撮影 by  705KC, KYOCERA
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8/16 15:45
途中にあった温度計は25度を指していました。
撮影機器:

感想

 丸滝谷は滝が多く、時間の余裕が必要なのに、携帯を操作したり(丸滝谷は電波が届かないので、GPSソフトの地図はあらかじめキャッシュしておく必要があるのですが、私は入渓直前に気付きましたので、電波が届く石筆橋近くに戻って地図を読み込みました)、写真を撮ったり、支流を覗きこんだりして時間を費やしすぎました。前に下の丸滝谷を登ったときよりも余裕はあったはずなのですが、余裕はあり過ぎるくらいの方がいいですね。

 なお、最終部のアリ地獄はエグいの一語。下の丸滝谷のときは、最後の急登はただただきつかった印象ですが、本物の(?)丸滝谷の方は、きついというより、延々と滑りやすい坂道が続くものだから、心が折れそうになりますね。
 下の丸滝谷を登ったときのことは、下記の lowezwei様の記事にコメントしていますので、参照して下さい。 lowezwei様の記事には、最後の急登部分の迫力ある写真が載っています(この谷を登った私が保証しますが、この写真そのままの激登りです)。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-158126.html

 今回の丸滝谷では、私はアリ地獄ではロープの末端まで登ったのですが、ロープがくくりつけられている木の根元がえぐれており、うまく足をかけて乗り越えることができませんでした。そのため、やむをえず、斜面を右方向(尾根の下り方向)に30mばかりトラヴァースして尾根に登りました。どこかでロープを離れて樹林帯に取り付くのが正解かも知れません。

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体力レベル
3/5
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技術レベル
5/5
体力レベル
2/5

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