入道ヶ岳(笹原の山頂は展望最高!)
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- GPS
- 06:14
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,094m
- 下り
- 1,103m
コースタイム
天候 | くもり、時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
《道の状況》 登山道の途中から雪がうっすらと積もっています。 水沢峠手前の滝のあたりは、登山道が凍って滑りやすいので要注意。 水沢峠から水沢岳までは、サイドが切れ落ちた岩場が1箇所有り危険度高し、コワ〜。 水沢峠〜入道ヶ岳〜登山口までは、危険度が高いと感じた箇所はありませんでした。 木の根等で滑らないよう注意して歩きました。 《下山後の立ち寄り》 アクアイグニス(片岡温泉) http://aquaignis.jp/kataoka.php マリアージュ ドゥ ファリーヌ(石釜パン) http://aquaignis.jp/mariage.php |
写真
感想
山ではどんな出会いがあるかわからないものです、、、、
この日、私たちは鎌ヶ岳を目指したのですが、あっけなく撤退しました。
周回しようと思っていたルートは、わずかに積雪もあり、
今のシーズン、私たちファミリーの手に負えるルートではありません。
水沢峠から水沢岳までの登山道にて高度感があり、
左右がすっぱり切れ落ちているような緊張する岩場に直面。
地図上に危険マークがついていない場所でこんな感じです。
この先の鎌尾根はムリムリ。ルート選びが手違いでした。
鎌尾根は急な角度で下って登り、登って下るの繰り返し、、、。
天気も良いとはいえないし、積雪で滑ったら、
途中で雪が降りだしたら、、どうするの〜、と家族会議。
先を歩く勇気も技量もなく、来た道を戻ることに全員一致で異議なし。
凛々しい鎌ヶ岳に背を向けながら、トホホな気分でいたところ、
通りすがりに見ず知らずの私達家族に声をかけてくれたのが写真家のMさん。
イワクラ尾根経由で仏岩を周回して宮妻キャンプ場方面に戻られるそうで、、、。
ここで図々しくも我がファミリーもご一緒させていただくことに。
イワクラ尾根は所々崩壊箇所があるものの、木の根っこに守られて
登山道が成り立っていて、大きな不安もなく歩けました。
自分が尾根道を歩いていることを実感。“ザ・尾根”と呼べそうな。
途中、仏岩に三角岩、重ね岩など、鈴鹿の奇岩を新たに発見。
鈴鹿に詳しいMさん、歩きながらのお話も楽しくて。
さらにMさんのご好意で入道ヶ岳にも足を伸ばしてくださることに、、、。
ひょんな経緯で急に登ることになった入道ヶ岳。
登る前の心の準備ができていませんでした。
ドキドキします。
山頂が近付いてくると、くねくね曲がった可愛い木で囲われた登山道に。
入道ヶ岳で有名なアセビの木のトンネルですね!
そのアセビのトンネルを抜けて見渡すと、
広い山頂は笹原に覆われ山のてっぺんに大きな鳥居が〜!
うわっ〜、この雰囲気は、、、神様、きっと住んでいますよ〜。
強風でなかったら、長時間のんびりしたいと思える山頂。
展望が良いので鈴鹿の山々がよく見えました。
眼下には広い平野とその先には伊勢湾が、、、そして地平線も。
短い時間だったけれど、入道ヶ岳からの景色をしっかりと満喫して下山。
下山中、息子はMさんに夢中で話しかけます、
ドラゴンボールなどのアニメの話やガンダム、ゲームや遊園地の話。
うちの息子、山を登るときは貝のように無口で愛想がないのですが、
下山時はかなり調子が出るらしく、何時間もマシンガンのように
しゃべりっぱなしになります。
Mさんがすごいなと思うのは、そんな息子のたわいもない話題を
真面目に聞いてくれて面白おかしく受け答えしてくれていたところ。
それから後ろから歩く我がファミリーのメンバーが、
離れずついてきているかどうか気にしてくれていたところ。
山をかなり歩き慣れている人の“余裕”が感じられました。
そんなMさんは、お写真を撮影される際のシャッターさばきがさすがです!
鈴鹿中心にずっと写真を撮られておられるそうで、鈴鹿の山を
大切にされている心が伝わってくるのでした。
鎌ヶ岳は撤退したけれど、結果的にはそれ以上に嬉しいことがたくさん♪
イワクラ尾根と奇岩、そして入道ヶ岳山頂。
Mさんありがとうございました〜!!!
この日お会いしなかったら、訪れられなかった場所です。
鈴鹿の山でまたお会いできることを願いつつ。
入道ヶ岳、今度はアセビの花が咲く4月頃にしっかり下調べをして
また登りに行きたいと思います。
そして、、、積雪期以外のいつの日か鎌尾根にも挑みたいです。
下山後、アクアイグニス(片岡温泉)へ、再び。
新しくできたパンのお店はどんな感じかな?
15時30分でほぼ完売間近でしたが、一応バゲットと3種類のパンを購入。
回転率が良いお店だからか、買ったパンは焼きたてで
どれを食べてもとてもおいしかったです。
外側のパリパリ感もしっかりあり、バゲットの出来栄えはかなり良いですよ。
そしてアクアイグニスの温泉。
私が初めて建物に入ったときは、そのモダンな施設に感激した温泉です。
息子は、いつもの温泉よりもリッチ感がある、と驚いてました。(フッフッフッ!)
ところが父さんは、まずまずといったところ!?
本人、実は、純日本風の建物のほうが好きらしいです。
日本人以上に日本的、、、、父さんらしいなぁ。
コメント
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入道ヶ岳は天孫降臨の舞台とも言われる山です。
麓の椿大神社は猿田彦とその妻、天鈿女命を祀っています。
猿田彦は導きの神、天鈿女命は踊りが上手い事から芸ごとの神、二柱の神は夫婦円満を願う意味でも人気が有ります。
神格化された松下幸之助も祀られています。
雰囲気の良い神社ですよ。
機会があれば、麓から登拝されてみる事をお勧めします
入道ヶ岳、天孫降臨の舞台とも言われている山でしたか、
山頂は特別な雰囲気、別世界のように感じました
次回は、もう少し、この山のことを事前勉強した上で、
椿大神社から登ってみようと思います
神社には、松下幸之助も祀られているんですね。
予定外の入道ヶ岳、素晴らしい出合いに恵まれて
思い出深い時間を過ごされたようで
素敵です。プロのカメラマンの方とは、
撮影ポイントとか構図とかを垣間見れる
いい機会ですね。
入道ヶ岳、広々したササ原と海と山の織りなす景色が
心安らいで、個性的で大好きな山です。
冬の鎌尾根は、2年前に一度挑戦したことが
ありますが、続々登場する
進退行き詰る岩場に、水沢峠から30分の地点で
撤退しています。
春はきっと、アカヤシオが
きれいでしょうね
鎌尾根の眺めは、鈴鹿屈指の風景ですし
ぜひまたご訪問の折には、素晴らしい日和に
なりますように。
komakiさんの山行に憧れて、我々も鎌ヶ岳を目指したのですが
水沢峠からはキツイですね
ハイキングONLYの我が家の父さんは、
この数年歩いた山の中で一番緊張した場所だったようです
でも水沢岳の先から見えた鎌尾根のダイナミックさが忘れられません。
アカヤシオの季節あたりに、再び鎌ヶ岳にチャレンジしようと思います
入道ヶ岳、ほぼ隣同士の山なのにまた全然感じが違って、
ホント心安らぎますね〜
Mさんの写真撮影はユニークでした。
写真が一層楽しく感じられました
イイっすね、こういうの
当初の目的とは違っても素晴らしい山行だったんだなぁって伝わってきました
鈴鹿の山は広すぎて、まだ全然回れてないのですが、入道ヶ岳・・・
歩いてみたいっ!!
鳥居のお父さんの写真・・・
か・かっこいい・・・
むぅ・・・私がどんなに男前なポーズ取っても、こりゃカナワンす・・・
今回、素晴らしい出会いがあり、いつもとは
また違う充実感がありました。
入道ヶ岳、いいですよ〜
ファミリー登山におすすめです。
鎌ヶ岳や御在所岳とは、雰囲気が異なり
のほほーんとしたくなるような、のどかな山頂でした
こんな新しい発見があるとは、我が家は鈴鹿のことを、
まだまだ知らないな〜と思いましたよ。
鳥居の父さん、雲と空の雰囲気に随分助けられた写真になってます、、、
入道ヶ岳に登られた際は、utaotoさんご家族揃っての
山頂ポーズ期待してます〜!
こんばんは!入道いいですよね〜。緑の時期にいったのですが、
フカフカの緑の絨毯だった記憶があります。
アセビの時期に私も是非行きたいです!
冬本番ですね、安全に楽しい
雪山ハイキングを楽しみましょう〜。
こんばんは。
思わぬ入道、よかったですね。
何十年も前に確か椿神社の方から登りました。
来年こそ春先に宮妻峡から詰めようと思っています。
ところで、鎌尾根。面白いコースです。この春に2週連続で行っちゃいました。1週目はガスと驟雨の中でわけのわからないうちに鎌ヶ岳に。次週はピーカン
来春ヤシオツツジの季節に御家族でトライしてみては如何でしょう?そんなに危険な道ではないですよ。
私も来年は例のMちゃんを連れていこうかと考えています。
入道ヶ岳の山頂は、緑の時期だとふかふかのじゅうたんのようなのですね〜。
それも気持ち良さそう
アセビの花が咲く時期もきっと素敵だろうな
この冬、どこの雪山へいこうかワクワクしますね。
鈴鹿の他の山にも足を延ばしてみようと思います
入道ヶ岳には、以前に椿神社から登られているのですね。
次は参拝しながら、神社からのコースに決定です。
鎌尾根からのアクセス、sugi-chanさんのアドバイスをいただき、
希望が出ました
来春のヤシオツツジの季節には、あのMちゃんも
一緒に行かれるかもしれないのですね!
我が家もその頃、頑張って鎌尾根トライしてみようと思います
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