瑞牆山(カンマンボロン-瑞牆山山頂-不動滝)

2020年08月22日(土) [日帰り]

• GPS: 04:03
• 距離: 7.7km
• 登り: 979m
• 下り: 987m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:11
• 休憩: 0:52
• 合計: 4:03

5:04 みずがき山自然公園
5:39 5:59 カンマンボロン
6:52 6:56 大ヤスリ岩
7:02 7:26 瑞牆山
7:31 7:35 弘法岩黒森分岐
8:20 8:20 不動滝
8:50 8:50 小川山林道終点
9:08 みずがき山自然公園

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

みずがき山自然公園の駐車場を利用。かなり広いので満車になることはあまりないのではと思います。
林道終点やカンマンボロン(パノラマ)ルート入口にも駐車できますがトイレがないです。
林道終点のダートは普通車でも行けないことは無いですが、オススメはしません。(普通車だとミスれば大惨事、ミスらなきゃノーダメージで行けそうでした。)

コース状況／危険箇所等

カンマンボロンルートはマーキングを見落とさなければルートを外れることはないです。マークを見失ったらミスコースしてます。踏み跡は四方八方にあるのであてにならないです。マーキング以外の整備はほとんどされてない感じでした。
カンマンボロンは10分以上入口を探しました。
一般ルートに合流後も山頂まではちょっと登ります。

不動滝ルートはある程度整備されているものの、完全ではない感じでした。

岩が滑りやすかったり所々気をつけなければいけないところがありましたが、全体通して大きな危険なところはなかったです。

カンマンボロンルートは下りはかなりキツいしマーキングもカンマンボロンも見落としやすくなりそうなので、今回のように反時計回りが断然オススメです。

その他周辺情報

私のルートでは、トイレはみずがき山自然公園の駐車場のところしかなかったです。
クライミングしてる人もいるので、いきなり大声出したりして驚かせないようにしましょう。

みずがき山自然公園にはキャンプ場もあります。

写真

8/22 5:05

スタート地点のみずがき山自然公園はキャンプ場もあります。駐車場はキャンプ場の横でけっこう広いです。

8/22 5:10

公園の駐車場から数百メートル舗装路を歩くとカンマンボロンルートへの登山道入口。この目の前にも駐車場がありますが、台数少なくクライマーの方々がよく利用するところっぽいので、どうせ周回ルートで行くなら公園に止めましょう。公園ならトイレもあるし。

8/22 5:13

踏み跡が色々あって若干戸惑いますがGPS頼りにすれば大丈夫です。

8/22 5:16

まだ葉っぱが枯れてない倒木がありました。つい最近倒れたんでしょう。ここを超えていきます。

8/22 5:23

既に廃道となっているので、決められた道はなく、自分で適切っぽそうなルートを辿ります。頼れるのはリボンなどのマーキングとGPSのみ。踏み跡は全然違う方向にもあったりするので当てになりません。

8/22 5:26

私の部屋より広そうな岩。
迷いそうになりますが、常にマーキングを視界に入れつつ、たまにGPSを確認すれば大丈夫。踏み跡はマジであてにならない。

8/22 5:33

ここからちょこちょこ急登なところが出てくるけど、長い急登はほとんどないのでそんなに辛くはない。滑らないように注意。ストックよりも手の方が良いかも。

8/22 5:37

メタルプレート。もうちょっとでカンマンボロンだ。

8/22 5:46

カンマンボロンっぽい場所が見えて、デカい倒木の根っこの分岐が見えたら左(上)に行くとカンマンボロンに行けます。この分岐の右はカンマンボロンでも正規ルートでもないです。山頂へ向かうルートはここの数メートル手前にある下へ降る道です。

8/22 5:50

カンマンボロンを見るために通らなければならない隙間。おデブさんは入れないかもです。ザックはさっきの木の根の分岐からここまでの間にデポしておきましょう。
ここを通るとすぐにカンマンボロンがあります。

8/22 5:53

カンマンボロンです。これ本当に字が刻んであったのか？？これを覗いている場所(いわゆるテラス)は狭く、3人くらいいたらぎゅうぎゅうです。

8/22 6:00

どなたかルート上にナルゲン1L忘れてました。
よくよく考えたらこのルートをピストンしないだろうし、回収して公園に預けとくべきだったかも。

8/22 6:04

カンマンボロンからここまではけっこう楽でした。こっからまたキツそうです。リスがいて、ガサガサ音がしてビビりました。

8/22 6:22

ロープが設置してあります。使わなくても登ろうと思えば全然行けます。

8/22 6:35

峠っぽいところに出ました。

8/22 6:37

ガレてるとこもあります。

8/22 6:51

ちょっとルートをそれて岩に登ってみると、良い眺望が。

8/22 6:53

ここて現役の正規登山道と合流します。正規ルートからカンマンボロン方面へ間違えて入らないようにロープが張られてます。

8/22 6:54

正規ルートもキツくね？？

8/22 6:56

鎖もあります。使わなくても登れますが、脆く無さそうだったので疲れているなら使いましょう。

8/22 7:05

不動滝と山頂への分岐はここです。

8/22 7:06

ここも鎖あります。やっともうちょっと。

8/22 7:07

梯子を登ればもう山頂はすぐです。

8/22 7:09

瑞牆山、山頂2230m。岩の上のような感じです。遠くは若干靄ってますが、とても良い景色。高さもあって達成感があります。気持ちいい！

8/22 7:10

大やすり岩。

8/22 7:13

薄らと富士山の頭が見えます。

8/22 7:31

下山します。不動滝までの分岐へは来た道を引き返した方が良いですが、おそらく使われなくなったルートで戻ってみました。

8/22 7:31

パイプ梯子がありました。虫も多いし眺望もないし、なんかトイレットペーパーらしきものも落ちてたので、ここは通らない方が良いです。

8/22 7:35

不動滝へ。山頂手前の鎖のところに下に降りられる道やマーキングがありますが、そっちは違うルートみたいなので気をつけてください。

8/22 7:42

クーラー岩。確かに冷たい風が来る気がするけど、虫がブンブンすごくてキツい笑

8/22 7:53

弁天岩

8/22 7:58

王冠岩

8/22 8:09

岩の下から水が流れてるとこもあった。

8/22 8:11

夫婦岩

8/22 8:20

不動滝。なんかショボい笑

8/22 8:27

沢を渡らなければならない箇所が何箇所かありました。滑って転ばないよう注意が必要です。

8/22 8:38

岩の下に人が入れそうな洞窟が。手前にはお札のようなものもありました。この暗闇のところは開けた空間がありそうでした。

8/22 8:50

林道終点。コンパクトカーなどの普通車も多少は来てました。純正でも車高が低めの車はキツイかと思います。山頂へピストンならここからスタートが1番距離が短い。

8/22 8:56

林道は縦方向のエグれはそこそこありましたが、横方向のエグれはなかったです。飛び出た石などもありましたが、ラインどりをミスらなければ普通車でも行けるでしょう。(私はこの前の美濃戸で懲りたのでいやですが)
ただミスったらスタックや破損の可能性は高いです。

8/22 9:07

ゴール時山の方を見たらもうガスっていました。朝早く行って良かった！
周りも雲が湧いて来てるので、予報通り午後は雨でしょうかね。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

装備

備考

山行中に取った水分:粉ポカリ1.5L
固形物:おにぎり2個

感想

Dorakuma

午後は雨っぽそうだったので、日の出と共に歩き始めてサクッと登ってきました。

カンマンボロンルートはすでに廃道で登山地図からも消えているそうです。そのためマーキングはありましたがほぼ整備されておらず、山の中を探検しているようで楽しかったです。一般ルートに出るまで人に遭遇することはありませんでした。

山頂は周りの山々の景色はもちろんですが、すぐ近くの岩場を見てるだけでも飽きなくて、ずっと居たくなる場所でした。

不動滝ルートもそこまで整備が行き届いているわけではなく、若干の冒険を楽しめました。眺望はほぼないですが、◯◯岩などの看板があったりするので面白いです。不動滝そのものはショボくてあまり面白くなかったです。

私が下山した頃は山頂付近に雲がかかってしまっていて、やはり山登りは早朝に限る！と思いました。