燕岳 == 合戦尾根↑ 東沢登山道↓ ==

2020年09月12日(土) [日帰り]

• GPS: 09:31
• 距離: 15.7km
• 登り: 1,634m
• 下り: 1,629m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:27
• 休憩: 2:04
• 合計: 9:31

6:01 第3駐車場
6:14 6:22 中房温泉登山口
6:53 0:00 第１ベンチ
7:15 0:00 第２ベンチ
7:37 0:00 第３ベンチ
8:00 0:00 富士見ベンチ
8:22 8:45 合戦小屋
8:59 0:00 合戦山
9:22 0:00 最終ベンチ
9:32 10:40 燕山荘
10:46 0:00 いるか岩
10:59 0:00 めがね岩
11:04 11:11 燕岳
11:23 11:39 北燕岳
12:13 0:00 稜線下り口
12:53 0:00 東沢乗越
13:26 0:00 西大ホラ沢出合
13:57 0:00 北燕沢出合
14:13 0:00 奥馬羅尾沢出合
15:16 0:00 中房温泉
15:19 15:21 中房温泉登山口
15:32 第3駐車場

天候

晴れ時々曇り のち弱雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山者用市営第3駐車場に駐車しました(無料)。 仮設トイレ有り。
朝5時半頃で第1、第2は満車。第3は半分近く停まってました。
夏シーズンが終わったのと、天気予報があまり良い予報じゃ無かった為か
2週間前ほど混でなくて良かったです。でも9月の週末はまだまだ混み合う
でしょう。特に後半の連休は早出をお勧めします。

コース状況／危険箇所等

合戦尾根は安定の登りやすさです、整備に感謝。
ただ第2ベンチから下、特に第1ベンチから下は急な上に少し荒れた感じが
あるので、下山時は転倒事故に注意して下さい。

北燕の山頂直下は岩場なのでこちらも下山時には注意です。
北燕から東沢乗越への稜線下り口までのルートは、一部ハイマツに覆い隠
されてる所があります。ピンクリボンがハイマツに付けられてるので間違
えないように進んで下さい。

東沢乗越では餓鬼岳や中房温泉側から来ると燕稜線への登り口が分かり辛
いです。餓鬼岳(東沢岳)側から東沢乗越に下りると右側に間違った明瞭な
踏み跡が有りますので入り込まないで下さい。正しくは餓鬼岳側から来て、
2m位左の笹藪に覆われた尾根を登ります。

稜線から東沢乗越への下りはじめも急で滑りやすいし、崩落地を横切った
りして危ないですけど、東沢乗越から沢に下りるまでが砂が浮いた道で、
とても急なので滑って危ないです。石や木の根も滑ります。

沢に下りると河原を歩いて行くのでちょっとルートが分かりづらいです。
要所にはピンクリボンがあるので周りを良く確認して進んで下さい。
幾度か徒渉しますけど増水時はかなり徒渉が困難になります。今日はあま
り水量は多くなかったけど、それでも一ヶ所渡るのにちょっと難儀した所
がありました。

その他周辺情報

今日も下山後直ぐ麓の「山のたこ平」で汗を流しました。
大人500円。最終受付20:30。感染対策でドライヤーはありません。

写真

初めて食べた合戦小屋でのスイカ、美味しかったな。
スイカは今度の連休くらいまでは販売してると思います。

9/12 8:56

合戦の頭手前から大天井岳方面。さっきまで槍が見えてたけどあっという間に雲に覆われてしまった。

9/12 8:57

紅葉が始まってます。

9/12 9:11

しっかりと色づいたナナカマドも見られました。

9/12 9:20

ガスで見え隠れする燕山荘。

9/12 9:32

順調に燕山荘到着。あまり人が居なくてのんびりした雰囲気が良かったです。

ここでクリスマスケーキは頂いたことあるけど、この時期のケーキセットは初めて。メチャメチャ美味しかった、侮ってましたごめんなさい。コーヒーもGood！

9/12 10:44

燕山荘に着いたときはガスに包まれてたけど、徐々に晴れてきましたよ。

9/12 10:44

小屋で楽しく美味しくまったり過ごして山頂に向かいます。

9/12 10:47

まだコマクサが残っててくれました。蓮華岳にコマクサ観賞登山する予定が中止になってしまって、今年初コマクサ。嬉しいです。

9/12 10:48

ガスに隠れてた山頂が見えてきた。これまた嬉しいです。

9/12 10:50

テンションあがるなぁ。

9/12 10:57

この景観、雰囲気、もう大好きです。

9/12 10:59

メガネ岩まで来た。今日はちょうどいい気候でとっても気持ちがいいです。

9/12 11:00

だいぶ雲も切れて来ました。

9/12 11:05

燕岳に到着。穏やかですごく居心地がいい。

9/12 11:06

この後行く北燕岳。

9/12 11:06

燕山荘を振り返ってみる。

9/12 11:11

お揃いのTシャツ、楽しい雰囲気が伝わってきてほのぼのします。勝手にバックショット使ってスミマセン。

9/12 11:25

北燕岳手前から燕岳を振り返る。山頂に剣山のように人影が見えた。

9/12 11:25

かなり雲も晴れてきてキレイな山並みも見えてきた。すごく清々しい気分。

9/12 11:26

北燕岳に着きました。

9/12 11:27

北側の稜線は険しいです。

9/12 11:31

燕岳は見納めかな。

9/12 11:31

もう少しで槍も見えそう。この後笠ヶ岳はキレイに見られました。

9/12 11:38

北燕岳を直下から見上げる。

9/12 11:38

さて東沢登山道に向かいます。悪路なので気を引き締めて。

9/12 11:40

可憐なミヤマコゴメグサ。

9/12 11:40

北燕岳からは一旦下って登り返し、北燕岳のある岩峰を巻いていきます。

9/12 11:54

笠ヶ岳が見えてきました、予想外に晴れてきて嬉しいですね。

9/12 12:06

北燕岳を振り返る。

9/12 12:06

稜線下り口に着いた、楽しく爽快な稜線歩きも終わりです。

9/12 12:06

激下りを前に景色を眺め余韻に浸ります。この辺りは静かでいい雰囲気ですよ。

9/12 12:08

チングルマはすっかり綿毛に。葉も紅葉し始めてます。

9/12 12:08

雲間からケンズリが見えました。

9/12 12:15

さて下りましょう。沢に降りるまで結構悪路です。

9/12 13:01

笹藪が多い。

9/12 13:05

谷に向かって急な下りが続きます。

9/12 13:31

沢に降り立ちホッとする。でも今度はルートが分かりづらく気が抜けない。

9/12 13:48

沢歩き中盤でかなりの登り返しを強いられる高巻きがあります。

9/12 13:59

崩落しそうな所もあります。

9/12 14:05

高巻きはしんどいけど道が分かりやすくて安心。

9/12 14:34

堰堤が作る滝までくるともう沢に降りることはない。

9/12 14:38

橋が掛けられたりしてます。

9/12 14:52

倒木を利用した階段。

9/12 14:55

吊り橋まで来ました。中房温泉も近い。

9/12 15:04

ダイナミックな滝もありましたよ。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 調理用水 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ アルコール除菌シート マスク

感想

Usshie

今回はお馴染み燕岳に行って参ったでございます。
我がホームマウンテンにございます。
ここに来るととっても安らぎ癒されるのでございます。

今回は、今年営業してくれた小屋への感謝と、ホンのちょっぴり応援の
意味も込めて登ってきました。なのでいつもは寄っても飲み物買うぐら
いなんだけど、初めてスイカとケーキを頂いていつもとは違った優雅な
時間が過ごせました。(笑)

東沢登山道はホントに滑りやすくて、みんなで尻餅つきそうになりなが
ら下ってきました(笑) それに久しぶりに通ったのでルートの様子を結構
忘れていて、沢の河原歩きでは高巻きの入り口を通りすぎかけたりしま
した。(汗)
ホントに迷いやすいので気を付けていきましょうね。
今回、燕岳を味わい尽くすみたいな山行になりまして、とっても楽しく
大満足な一日でした。
安定の美しき女王、安らぎの燕岳にございます。

Shimazaru

地元がゆえ、幾度か上がっている燕岳！
そんな燕を今回は初の北燕まで足を伸ばして周遊してくるという趣向♪
序盤、大渋滞の行列のなかでのスロースタートでしたが後になってみればそれも功を奏して(オーバーペースで後半バテる癖が…)富士見ベンチで集団から抜けると快調に合戦小屋まで上がり、美味いスイカで水分補給すると一気に燕山荘まで心地よく登りきれました。
燕山荘でのケーキセットも3人3種注文して食べ比べ、どれも山で食べれるスイーツの想像を遥かに超える美味しさでした♬
幸運にも天候にも恵まれ、雨予報も出ていたなかで最終ベンチまでは槍の勇姿を望むこともでき山頂からしばしの稜線歩きは青空の下花崗岩の白砂がよく映えとても気持ち良いものとなり、結局雨具を使用することなく下りてこれました。
また、東沢登山道での下りはザレた急坂が多く距離も長いので中々しんどいコースですが、同行したSちゃんの楽しげな足取りにも後押しされて元気に下ってくることができました。🎶