【冷却作戦】経ヶ岳【乙37.6】
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- GPS
- 06:09
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,556m
- 下り
- 1,542m
コースタイム
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 6:09
天候 | 経ヶ岳周辺上空だけ晴れ(雲多し)。周囲の稜線は雲 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
合目標識が出てくるあたりから傾斜が増し、八合目からはピークのアップダウンとなるが、概ね歩きやすい。 蜘蛛の巣と笹薮漕ぎ(朝露で濡れる)に覚悟が必要。 |
その他周辺情報 | 大芝高原温泉(内湯・外湯各1) |
写真
感想
※注意※
前日の有明山よりもルート定数(要体力度)が高いですが、難度は有明山の方があります。
長野山行2日目は五竜岳、のはずだった。
が、天気予想を確認したところ、北信地域は晴れ予想だったのが軒並み曇りに変わっている。今季は天気予想が前日の予想でもコロコロ変わるので、どの山を歩くか直前になるまで決められない。
仕方なく、2日目も中信地域での山行を模索したところ、空木岳が目に飛び込んでくる。池山登山口からも歩いてみたいと前々から思っていたところだ。。
え、池山林道が新型コロナの影響で通行止め!?おいおい。
またぞろ地図を眺めまわして、山行終了後、サクッと帰ることも考慮して経ヶ岳に確定した。
すなわち二日目は「本戦」から「本戦後のクールダウン」的位置付けとなった訳で、圧倒的な有明山の後では、同じくインパクトの凄い山行を持ってこないと、天気同様印象も曇りがちとなりかねないところで、経ヶ岳にはいささか申し訳ない選択をしてしまったかもしれない。
【山行概要】
今季は気圧の谷やら大気が不安定やらな日ばかりで、必ずしも早く出発すればスッキリした展望を得られるわけではない。もっとも、時間が下るにつれ、いよいよ夕立の危険が高まるので、早発早着が鉄則であることに変わりないが。
本来なら標高2800m級の山を登るはずのところ、標高600m、往復4時間分程度浮いたので、明るくなってからおもむろに出発。(←実際は二度寝して1時間ほど遅くなっただけ。)
山道は2日目、クールダウンには最適の緩やかな始まり。悪く言えば、単調な登りが延々と続く。しかも蜘蛛の巣が次から次から被ってくるので、あまり良い気持ちにはならない。そんな中を黙々と、ゆっくり歩いて行く。コースタイムに対してやたら数字が低くなっているのは、コースタイム設定が甘いのだろう。
五合目・六合目辺りまでは傾斜もきつくなく、歩くのに大して支障はないはずだ。蜘蛛の巣以外は。
画像にもある通り、後半は急登と、八合目以降のアップダウン。九合目に頂上まで20分と書いてあるが、嘘だと思う。ピークから次のピークまでなだらかな道が続くので、このままなだらかに行くのかと思いきや急に下ったり上がったりする。
そして笹薮。濡れるだけでなく、ある程度汚れることも覚悟が必要。
これだけ頑張ったので、もう少し展望が欲しかったかな。時折垣間見える周囲の展望にそう思う瞬間もあったが、自分のいる所が晴れている、青空が頭上に広がっている、それだけで十分有難い。少なくとも今年はそうなのだ。感謝の心、ありがたいという気持ちで歩くことがとても大事なことだと思う。南無南無。
【総括】
かくして長野における連登山行は無事完了した。2000m超級の連登は、甲斐駒ヶ岳・燕岳以来ではないかと思う。
当時は二日目を一日目より軽いものにしたが、今回は同等。当初予定どおりであれば、二日目の方がハードということで、計画としてどうなのかと思わなくもなかったが、全ては天気予想に振り回された結果だ。
完全晴れ予想だった五竜岳の山頂天気が翌日は完全曇りになっていた時の衝撃や如何ばかりか。
秋雨前線が解消しないうちは天気を読みづらいのだろうが、次なる9月第2段作戦、来月の紅葉山行と、よくよく天気を見定めて、ハレの山行をものにしたい。
〜おしまい〜
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