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Yamareco

記録ID: 7806216
全員に公開
雪山ハイキング
中央アルプス

経ヶ岳(権兵衛峠ピストン)

2025年02月15日(土) [日帰り]
20拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:14
距離
19.2km
登り
1,308m
下り
1,310m
MarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarkerMarker
10 km
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:30
休憩
0:44
合計
7:14
距離 19.2km 登り 1,308m 下り 1,310m
9:15
32
スタート地点
9:47
5
9:52
9:54
37
10:31
28
10:59
18
11:17
11:19
35
11:54
11:55
99
13:34
13:59
56
14:55
14:59
16
15:15
15:17
11
15:28
15:29
13
15:42
15:49
14
16:10
19
16:29
ゴール地点
復路のアンテナピークから下は大体走っています
天候 一日通して快晴!
過去天気図(気象庁) 2025年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
権兵衛峠手前の冬季ゲート前の路肩に駐車。
9時頃の到着で既に4台停まっていました。
国道から先は多くが路面凍結しており、要四駆スタッドレスです。
 
コース状況/
危険箇所等
※2/15時点の状況です
アンテナピークより先は全体に踏み抜き多く、吹き溜まりは腰上かそれ以上。
歩行にはワカン推奨、寒波後もあまり登山者は入っていない印象でした。
先行者のワカントレースは複数ありましたが、ツボ足では普通に埋もれます。

○冬季ゲート~権兵衛峠
一部を除き全面凍結。
今回は林道区間のみチェーンスパイク使用しました。

○権兵衛峠~アンテナピーク(三角点)
アンテナピークまでは踏み抜きは少なく、歩行に支障無し。
直下は急登です。

○アンテナピーク~コイノコ
踏み抜き多数。ツボ足では歩き辛い内容でした。
傾斜は緩やかな箇所が続きますが、小刻みなアップダウンがあり、稜線上は吹き溜まりも多い区間です。

○コイノコ~経ヶ岳
展望地から急下りし、山頂へ長い登り返しとなります。
一部埋もれにくい区間はありましたが、大半はツボ足では歩き辛い内容でした。
 
その他周辺情報 下山後に伊那市側のみはらしの湯(日帰り入浴600円→550円)で入浴しました。
朝、冬季ゲート前の路肩に駐車し出発します。
朝、冬季ゲート前の路肩に駐車し出発します。
暫くは林道歩き(走り)。
後半はショートカットがあるので1か所利用しました。
暫くは林道歩き(走り)。
後半はショートカットがあるので1か所利用しました。
路面はツルテカなのでチェーンスパイク使用しました。
路面はツルテカなのでチェーンスパイク使用しました。
権兵衛峠。
オンシーズンはここまで車で上がって来れます。
権兵衛峠。
オンシーズンはここまで車で上がって来れます。
権兵衛峠登山口から登山道へ。
少し登るとすぐに尾根へ乗ります。
権兵衛峠登山口から登山道へ。
少し登るとすぐに尾根へ乗ります。
里見平。
奥には南アの展望も。
里見平。
奥には南アの展望も。
冬空とカラマツ林を見上げる。
2
冬空とカラマツ林を見上げる。
急登を終えるとアンテナピーク。
大きな電波塔が建っています。
急登を終えるとアンテナピーク。
大きな電波塔が建っています。
奥には目的地の経ヶ岳。
まだまだ先は長いです。
1
奥には目的地の経ヶ岳。
まだまだ先は長いです。
このあたりから吹き溜まりを中心に頻繁に踏み抜くようになります。
このあたりから吹き溜まりを中心に頻繁に踏み抜くようになります。
まっくん岩?
岩4つ見えるけどどれが”三兄弟”なのだろうか。
まっくん岩?
岩4つ見えるけどどれが”三兄弟”なのだろうか。
ぽわぽわのサルオガセ。
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ぽわぽわのサルオガセ。
北沢山への登り斜面。
北沢山への登り斜面。
登り切ると南ア方面の大展望。
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登り切ると南ア方面の大展望。
反対側は御嶽山、乗鞍岳。
反対側は御嶽山、乗鞍岳。
アップで御嶽山。
遮るもの無く、絶好の展望地です。
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アップで御嶽山。
遮るもの無く、絶好の展望地です。
右手には乗鞍岳。
こちらも白銀の稜線がくっきり。
右手には乗鞍岳。
こちらも白銀の稜線がくっきり。
両山の間には白山も。
両山の間には白山も。
北沢山から経ヶ岳へ伸びる雪稜。

北沢山から経ヶ岳へ伸びる雪稜。

最後に反対側は中央ア。
左から将棊頭山、木曽駒、木曽前岳、麦草岳。
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最後に反対側は中央ア。
左から将棊頭山、木曽駒、木曽前岳、麦草岳。
見通しの良い雪稜歩き。
踏み抜きさえなければ快適歩きなのですが。。
見通しの良い雪稜歩き。
踏み抜きさえなければ快適歩きなのですが。。
青空にダケカンバ。
青空にダケカンバ。
雪庇も目立つ稜線上を進みます。
雪庇も目立つ稜線上を進みます。
近づくと壮観。
気温高く緩んでいるので、出来るだけ避けて通過。
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近づくと壮観。
気温高く緩んでいるので、出来るだけ避けて通過。
振り返れば。
登り切ってコイノコ。
ベンチ有、ひと休みします。
登り切ってコイノコ。
ベンチ有、ひと休みします。
コイノコから中央アの展望。
コイノコから中央アの展望。
途中展望開ければ乗鞍岳と右奥には穂高連峰。
途中展望開ければ乗鞍岳と右奥には穂高連峰。
鉢盛山の奥に奥穂~槍。
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鉢盛山の奥に奥穂~槍。
まだまだ遠い経ヶ岳。
手前の小山は黄連沢三角点。
まだまだ遠い経ヶ岳。
手前の小山は黄連沢三角点。
黄連沢三角点。
少し下り、その後は経ヶ岳への長い登りです。
黄連沢三角点。
少し下り、その後は経ヶ岳への長い登りです。
経ヶ岳山頂までもう少し。
傾斜の緩いところは踏み抜き&沈みます。
経ヶ岳山頂までもう少し。
傾斜の緩いところは踏み抜き&沈みます。
雪化粧した樹林帯のラストの登り。
雪化粧した樹林帯のラストの登り。
登り切って経ヶ岳山頂!
所々木はありますが、展望が広がります。
登り切って経ヶ岳山頂!
所々木はありますが、展望が広がります。
こちらの山頂道標も。
こちらの山頂道標も。
まずは奥穂~槍ヶ岳。
冬時期にここまでくっきり見えるのは珍しいのではないかと。
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まずは奥穂~槍ヶ岳。
冬時期にここまでくっきり見えるのは珍しいのではないかと。
右手には後立山連峰。
いつも麓から見ている峰々ですが、雪の多さは遠目でも一目瞭然。
右手には後立山連峰。
いつも麓から見ている峰々ですが、雪の多さは遠目でも一目瞭然。
少し右には頚城三山。
焼山、火打山、妙高山。
少し右には頚城三山。
焼山、火打山、妙高山。
木々の間から八ヶ岳。
硫黄~横岳~赤岳、権現~編笠山の主稜線が見えています。
木々の間から八ヶ岳。
硫黄~横岳~赤岳、権現~編笠山の主稜線が見えています。
左の北八ヶ岳方面は蓼科山と北横岳。
左の北八ヶ岳方面は蓼科山と北横岳。
右にうっすら浅間山と左は四阿山、根子岳。
右にうっすら浅間山と左は四阿山、根子岳。
木々は生えますが、解放感あふれる山頂でした。
木々は生えますが、解放感あふれる山頂でした。
南ア北部。
仙丈ヶ岳、白峰三山と、右には塩見岳。
南ア北部。
仙丈ヶ岳、白峰三山と、右には塩見岳。
アップで甲斐駒ヶ岳。
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アップで甲斐駒ヶ岳。
塩見岳と荒川、赤石岳方面。
塩見岳と荒川、赤石岳方面。
山頂では展望と快晴のスカイブルーを楽しみました。
山頂では展望と快晴のスカイブルーを楽しみました。
最後に中央ア方面。
木曽駒の左奥には尖った宝剣岳も見えていました。
最後に中央ア方面。
木曽駒の左奥には尖った宝剣岳も見えていました。
さて、勿体ないですが下りへ。
時刻は14時過ぎとあまりのんびりはしていられません。
さて、勿体ないですが下りへ。
時刻は14時過ぎとあまりのんびりはしていられません。
黄連沢三角点手前まで戻り、経ヶ岳山頂を振り返る。
黄連沢三角点手前まで戻り、経ヶ岳山頂を振り返る。
コイノコへと伸びる緩やかな稜線。
小刻みなアップダウンと踏み抜きが足に堪えます。
コイノコへと伸びる緩やかな稜線。
小刻みなアップダウンと踏み抜きが足に堪えます。
風紋と雪庇。奥には中央ア。
風紋と雪庇。奥には中央ア。
アヤメ山から稜線を振り返る。
アヤメ山から稜線を振り返る。
北沢山からは南アと伊那市街を一望。
北沢山からは南アと伊那市街を一望。
中央アを正面に。
中央アを正面に。
アンテナピークへ降りてきました。
アンテナピークへ降りてきました。
アンテナピークから最後に経ヶ岳の展望。
時刻は16時前ですが、ずっと快晴。
アンテナピークから最後に経ヶ岳の展望。
時刻は16時前ですが、ずっと快晴。
アンテナピークからは走り降り、権兵衛峠へ戻ってきました。
アンテナピークからは走り降り、権兵衛峠へ戻ってきました。
気温高く路面の凍結は緩んでいましたが、走るので念のためチェーンスパイク着用します。
気温高く路面の凍結は緩んでいましたが、走るので念のためチェーンスパイク着用します。
無事にゲートまで戻り終了です。
無事にゲートまで戻り終了です。

感想

2/15土曜日は久しぶりに経ヶ岳へ。
この週末は最近珍しく土日ともお休みだったので、一日歩けるお山へ。
…と思っていたのですが、朝起きたらAM7時!完全なる寝坊です。
代替美ヶ原案も元々考えてはいましたが、日没までには何とか降りてこれそうな目算はあったので予定通り権兵衛峠へ。
経ヶ岳は伊那市側から3月に登ったことが一度あるのみ。
近くて遠い山で、あまり訪問する機会の無い山の一つでした。
下道で木曽路を走り、冬季ゲート前には9時過ぎに到着。既に4台停まっていました。
先行者が複数いることに安堵しつつ、準備して急ぎ登りへ。
権兵衛峠までは片道2km強の林道歩きなので、大半を走りつつ時短。
権兵衛峠からはむしろアイゼンは不要でツボ足ストックのみで登ります。
アンテナピークからは目的地の経ヶ岳を遠望。稜線の長さが見て取れます。
この先から踏み抜きが増えはじめ、思うように進まなくなります。
ワカントレースは複数ありましたが、お構いなしに沈みます。
前回麦草岳を歩いた際は歩行に全く問題なかったのですが、その後の寒波で積雪深がだいぶ増えていたようです。
また、直前にもう少し人が入っているものと思っていましたが、この日の先行者分+α?くらいしかトレースは無く想定外。
(うち2組はそれぞれ北沢山とコイノコで折り返していたようでした)
こんなことなら使わずに荷物になったとしてもワカン持ってくるべきでした。
後悔先に立たず、歩行技術もへったくれもなく、体力全振りでツボ足でガシガシ登っていきます。
途中の北沢山は南ア方面、反対側は御嶽山・乗鞍岳の大展望。
後方には中央アも望める位置関係です。
幸いにも天気はこれ以上ないくらいの快晴!
気温は高く、歩いていて暑いくらいの陽気。
時間が掛かっても寒さを感じない登山日和な一日でした。
北沢山から先はさらに踏み抜きが増え、雪に埋もれながら四苦八苦しながら牛歩で進んでいきます。
コイノコでひと休みし、展望地から先は急下り。
先行トレース無かったらさらに歩くのに難儀していたと思います。
下り切って黄連沢三角点まで登り返し、さらに小刻みに下り最後の登り返し。
一旦緩やかになってから山頂までは残り標高差100m程度の登り。
直下の樹林帯はここまでほどは踏み抜かず、普通に歩けました。
登り切った経ヶ岳山頂は所々木々はありますが、大展望!
少し奥へ進むと、ここまで殆ど見えなかった北アルプス北部や頚城三山、八ヶ岳や浅間山方面も望めるようになります。
時刻は既に13時を過ぎていましたが、雲は全く無く、ただただ快晴の空と展望を楽しみました。
下りも小刻みな登り返しがあり、往路同様に数々の踏み抜きにうんざりしながら来た道を戻ります。
アンテナピークまで戻れば一安心。
下山時刻にも見通しが立ち、残り区間は走って冬季ゲートへ戻りました。
下山後は羽広温泉みはらしの湯へ寄り、帰りも下道で帰宅しました。
翌日は足は全く影響無かったですが、上半身は久々に各所筋肉痛になりました。
週明けからはまた寒波の影響で登山道のコンディションも大きく変わりそうです。
 

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ハイキング 中央アルプス [日帰り]
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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