手稲山(平和の滝コース)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 792m
- 下り
- 778m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 5:24
高校生くらいの時に登ったうっすらした記憶だけだったのですが、テレビのお陰で色々イメージすることも出来たので、登ることにしました。
今年だけで手稲山は結構な数登っているのですが、その全てがハイランドの山麓駅から登るショートカットコースでした。
手稲山の山頂景色は若干慣れてきてしまっているけど、平和の滝コースは初めて登る感覚で登れるし、上にあげた4つの山のうち、一番私の自宅から近いのも手稲山なので行くも帰るも楽、と思い手稲山に登ることに決めました。
天候 | 晴れたり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場はかなり広くて、ちょっと汚いけど小さいトイレもあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはありませんでした。 危険な個所は特にないのですが、ガレ場は少し気を付けた方がいいかも知れません。 |
その他周辺情報 | 札幌西区の山奥なので、街の方に行けば温泉も食事処もあると思いますが、私は家に帰ってしまった方が早いので、そのまま帰りました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
予備電池
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 熊撃退スプレーや、爆竹、ホイッスル等の物は絶対に持って行った方が安心。 |
感想
タイムの事は絶対に気にしないで、とにかく転ばない(怪我をしない)事を目標に登り始めました。
仕事中にめまい、ふらつきの自覚症状が時々あるので、天くらもCだったし、ダメそうだったら途中でも絶対に引き返すと決めていきました。
テレビで見たばかりという事もあり、ここもテレビで見た、ここもテレビで見た、と割とテンション高めに歩くことが出来て、そして森林に差し込む陽の光や、川の流れる音を聞いて心の底から感動。
なんて素晴らしい世界なんだ。
足元は時々ふらつくけど、楽しくてたまらない。
9月4日にハイランド側から登った時は疲労と苦しさ以外何も感じられなかったけど今回は、自然の素晴らしさを全身で感じられました。
テレビで見た通り最後の方は結構大変な山道だったのに、突然無機質な塀や建物が現れ、ハイランドコースと合流して山頂に到着しました。
天くらCもあり山頂は凄い強風だったので、写真だけ撮影して、すぐに退散。
NHKのアンテナの麓で昼食を食べてしばらく休憩してから、下山をしました。
もう少しでゴールという所で道が右にカーブしていて、その向こう左側に熊が!!!!
熊は山の方を見ていて私の方を見ていなかったので、すぐに目をそらして下を向いて2〜3歩下がり、熊から自分も見えない位置に行き熊鈴をけたたましく鳴らして、私の存在をアピール!!
しばらくして熊もこっちに来る気配が無いので熊鈴を鳴らしながら少しずつ前に進んでみると・・・いた!!!しかもこっちに向かって歩いてる!!
また熊鈴をけたたましく鳴らしながら迷う私。
今回の登山はありとあらゆる人に追い越されながらの登山でした。
私が下山するときに登っていく人数人とすれ違いはしましたが、私より後ろに私に追いつきそうな距離で下山をしている人は居るだろうか。
とりあえず私は熊に追いかけられている状況ではないので、誰か下山者がいればその人と一緒に下山すればなんとかなるだろうか?
熊に対して背を向けるのは危険だけど、私の姿はまだ見つかっていないような気がするし、走らなければ大丈夫か????
という事で下山者を求めてもう一度登る方向に向かって歩き始めました。
どうか熊が追って来ませんように・・・。
登り始めて1分くらいでソロの下山中の男性が現れました。
良かった〜〜〜下山者まだいたんだ〜〜〜。
まっしぐらにその人の所へ行き、
『すみません、この先もう少し行った場所に熊が居たんですけど、一緒に下山してもらってもいいですか?』
と、声を掛けました。
男性は私から熊の大きさやここからの距離を聞いてきて、ザックから熊撃退スプレーと何やらピンクの箱を取り出して、
『それ、何ですか?』
と聞くと
『爆竹です』
と言いながら火をつけて凄い音を出してくれました。
ナルホド〜〜〜爆竹かぁ〜〜。
爆竹を買うとか使うとか考えたことも無かったけど、やっぱり必要だなぁと実感した瞬間でした。
男性は2度爆竹を鳴らしてくれて二人で恐る恐る下山を開始し、私が熊を見たと思った場所に熊は居なくて、熊そっくりな感じに見える切り株がありました。
まさか・・・
私ってば切り株を熊と間違えてビビってた?
でも2回目にこっちに向かって歩いているように見えたのは?
幻覚!?
とうとう幻覚が見えるようになってしまった???
色々緊迫感を与えてしまった男性の方に平謝りして、その後500メートルくらいかなぁ〜、その方と一緒に下山し、無事ゴールしました。
熊が本当にいたのかいなかったのか不明ですが、男性の方には命を助けていただきました。
そしてやはりこうして時々山に入っていく人間として鈴と笛だけではちょっと不安が残る気がして、今日、熊撃退スプレーを買ってきてしまいました(笑)
爆竹も駄菓子屋かドンキで売っているとネットで見たので、近いうちに買いに行こうと思っています。
コメント
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いても不思議じゃない場所。よく出没する場所。季節も出没しやすい💦本物?ニセモノ?
どちらにしても一人じゃ怖い。知らない人でも会って良かった。無事で良かった。熊に似た切り株…。間違いあり得る!だって熊を意識し、警戒しながら登山してるんだもん。とにかく無事でよかったね!爆竹を使ってくれた人に感謝だね。本物だったら道新に載る話じゃない?
結局のところ熊が本当にいたのかどうかは不明ですが、確かにあの場所はクマの目撃情報が多い場所でもありますよね💦
下山中に登っていく人と数人すれ違っていて、あの人たちは熊に会わなかったんだろうかとか、あと一息で下山なのにこんなところで熊に遭うなんて、と、いろんな事を考えました。
とにかく熊に気付いてない風を装いたかったので、熊を凝視しなかったことが本当に居たのか居なかったのか不明になってしまった最大の原因です😰
本当は凝視するのが正解なんでしょ。
下山者を見つけた時もホッとしたけど、その人がかなりの熊対策装備をしていた事に感謝でした✨
今年から登山を始めたばかりと言っていたけど、見習わなくてはと思いました😃
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