笠ヶ岳・横手山・白根地蔵岳(過去山行)


- GPS
- 09:00
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,227m
- 下り
- 883m
コースタイム
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
---|
写真
感想
過去の山行記録です。
米山から滋賀高原熊の湯に移動。
熊の湯の駐車場で一夜を明かす予定。
夜中に、車の屋根をたたく雨音で目が覚める。「雨だ」。不安が心をよぎる。しかし、とにかく朝迄待つことにした。朝、白み始めた頃、雨はやんでいた。再び、霧に包まれている。しかし、雨よりは良い。簡単な朝飯を食べた後、歩き始めた。 とにかく、山は深く台風が近づいているのは事実。今日はいかに早く歩くかが勝負である。だが、最初から戸惑う。
登山道らしいものがないのである。とにかく、指導標が示す方向にあるリフトに沿って歩き始める。リフトの上段に着いたとき、もう一度、指導標が出てきて、その先に登山道が現れたときはホッとした。登山道は非常にあるきやすい。ただ、平行移動的なつくりであまり高度を稼がないことが難点であった。やがて、登山道は車道に飛び出る。最初からわかっていたが少しがっかりする。大部分の登山 者はきっとここまで車で来るのであろう。しかし、横手山とつなげる為に、車で来るわけにはいかない。車道のすぐ先が峠で茶店(もちろん閉まっている)があったので 庇を借りて少し休憩。ここから山頂は急な坂をほんのひと登りした距離にあった。相変わらず、霧が深く景色は全く見えない。少し待ってみたものの霧がきれそうにもなく、下山を開始する。
熊ノ湯迄来た道をそのまま戻る。
熊ノ蕩から、今度は横手山に向けて歩き出す。最初は奥滋賀道路に沿ってそのまま舗装道路を歩く。途中から、スキー場を横切って、登山道に入る。よく来たことのある横手山スキー場。いつも見慣れた雪景色ではなく、草むらのスキー場。なんだか、妙な感じである。空は、熊ノ湯に戻ったときからボツリボツリと来ていたが、登山道 に入ったあたりから、ついに本格的に降り始めた。雨の登山はつらい。こうなるとた だ歩いているだけ。急勾配になり出した頃、登山道は再び、スキー場に戻った。もう 横手山山頂はすぐそこである。ここからはスキー場を再び、山頂部に向かってがむしゃらに歩く。やがて、雨の中にぼんやりと山頂のレストハウスが姿を見せる。入り口のところで雨宿り。やっと人心地つく。簡単な食事をする。ただ、正確にいうと三角 点はまだ先である。一休みした後、三角点目指して歩き始める。三角点はほんの5分 程度いったところにある。しかし、三角点に着いても相変わらず、視界は皆無。証拠写真を早々にとって、下山することにする。
渋峠迄は、舗装道路。30分ぐらいであっけなく渋峠に着く。レストハウスで再び休憩。
ここから、白根山につなげる為に再び歩きだすわけである。最初は遊歩道(?)らしきものが地図に記載されていた為、それを辿っていこうと考えていた。しかし、歩き出すや否や、ツルツル滑りまくる。登山道に水が凍れて川の様になっているのだ。
すぐにいやになり、奥滋賀道路を歩き出してしまった。少し後悔しながら。
さて、最終目的地は、本白根山のリフト脇の登山口なのであるが、その前に寄り道したい山がある。もう一つの白根山ともいうべき地蔵岳である。しかしこの山は登山禁止。しかし、この雨は、絶好のカムフラージュになる。というわけで、道路を淡々と下って来て、地蔵岳のところ迄来たところで、そっと地蔵岳へと向かっていった。
幸い志しを同じくする者が多いとみえて、道がついている。道らしきものを丹念に辿っていくと尾根上にでることができた。しかし、霧が深くでどちらに進んでよいかよくわからない。少し進んでは霧がひくのを待って方向を見定めて進むという繰り返しをなんどかとった。そうこうしているうちに、「道の様子がなんだかおかしいな」と感じてきた。ふわふわするのだ。あまり、歩かれていないようである。すると霧が晴れてきて、見えてきた景色はコバルト色の水をたたえた火口であった。間違って火口の淵迄来ていたのである。あわてて戻る。
そして、尾根に戻って再び正しいと思う道を進むと記念碑のようなものがたっているところにでた。ここが地蔵岳の山頂らしい。証拠写真、証拠写真。
尚も道らしき跡を追っていくと眼下に今度は駐車場が出てきた。これで地裁岳登頂は成功である。後は駐車場から本白根山のリフト脇迄、アスファルトの道路をボクポクと歩いて到着。
これで連結完了。
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