由布岳・鶴見岳トレッキング(由布岳正面登山口in/旗の台out)
- GPS
- 06:56
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,494m
- 下り
- 1,725m
コースタイム
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 6:56
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路は、旗の台バス停から由布岳登山口までバスで戻り。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
由布岳正面登山口〜合野越までは樹林帯。所々ガレた道もあり、転倒注意。 森林限界を越えてからマタエまではつづら折りの登山道。同様にガレた所も多く、転倒注意。 マタエから由布岳西峰まではガチな岩場。鎖を頼りに岩を横歩きする箇所もあり、登りも下りも滑落に細心の注意が必要。マタエから由布岳東峰はガレてはいるものの、普通の登山道です。 由布岳と鶴見岳の中間点(猪ノ瀬戸登山口)から、鶴見岳へ向かう途上の馬の背までは、ピンクテープが一定間隔であれど、見失いやすい箇所もあり、道迷いに注意。馬の背〜鶴見岳間は、雑草が生い茂り、藪こぎとなる区間もあり、こちらも道迷いに注意。逆向き(鶴見岳からの下り)だと、登り以上にルートロストしやすい区間です。 ロープウェイの代替路となる鶴見岳〜神社(水場)までは、急勾配なトレイルが続く。この区間の「山と高原地図」のコースタイムは当てになりません。積極的に走って60分かかりましたが、なんとコースタイムちょうど。元々「コースタイム×0.7」で計画してましたが、この区間だけ誤算。一般ハイカーなら90分程度見ておいたほうがよいでしょう。 |
写真
感想
(九州山旅Day3)
今回の九州山旅で阿蘇(Day1)+祖母リベンジ(Day2)の百名山コンビに次いで楽しみにしていた由布岳&鶴見岳の大縦走。今回の九州滞在8日間で本日が一番の天気なことはわかっていて、だからこそこの大縦走に充てました!この縦走路の最大の魅力は、バスを使って一筆書きで大縦走できること!5時前から星空はキレイで、両座ともに漆黒の闇に輪郭が見えてて、最高の眺望が得られる予感!
朝5時過ぎ、由布岳正面登山口より登山開始。誤算だったのは、西(由布岳)から東(鶴見岳)へ向かうプランだったので、東方面は山で、ご来光は見えなかったこと(笑)。逆ルートだとご来光がキレイに拝めそうですね。
登り始めて1時間経つ頃には、マタエまでのつづら折りの登山道。ここから昨日登った祖母連山やくじゅう連山がクッキリ。さらに双耳峰よろしく山頂部が2つに割れた影由布が下界に見えるので、登りが楽しくて楽しくて仕方ない!
登山開始から1時間半でマタエ(西峰と東峰の鞍部)に到着!西峰は岩峰だと聞いてましたが、確かにマタエ〜西峰間は危ないガレ場。鎖を頼りに横歩きする箇所もあり、細心の注意が必要ですね。まずは西峰(1,583m)に登り、その後マタエまで戻って西峰(1,580m)へ登りました。マタエ〜東峰間は西峰と違ってガレてはいるものの危なくはない普通の登山道です。
西峰からも東峰からも、鶴見岳とその奥にある別府湾が荘厳で、太陽が低い位置にあるので、後光(逆光)に輝いていて、とっても神々しい!これから向かうという高揚心も手伝い、モチベーションあげあげです♪。西峰からは9/24に登ることになる未踏の二百名山・英彦山もクッキリ見えました。これまでの阿蘇・祖母から見えなかった光景なので新鮮でしたねー。
由布岳東峰からの下りは急勾配の岩場もあり、鎖場もあり、細心の注意を払って下ります。ある程度標高を下げるとトレランに適した土道もありました。日向岳分岐から猪ノ瀬戸登山口(東登山口)までの樹林帯で、登山道を外してしまい、並走していることは認識しつつも途中で道をロスト。ヤマレコMapを頼りに何とか復帰できました。
猪ノ瀬戸登山口からは今下りてきた由布岳、そしてこれから向かう鶴見岳の両方が見渡せました。そして、ここから馬ノ背までは中々ルートが不鮮明でわかりにくいです。一応ピンクテープが所々付いてますが、1つ見落とすとロストしそうな感じ。ガレた涸れ沢を何回か横断しますが、その度「これ、合ってる?」と自問自答しながら進む感じ。
馬ノ背まで上がると眺望がひらけて別府湾も一部見えます。が、ここから鶴見岳も藪こぎもあり、中々ルート選定が難しい。でもまだ登りだから高いところを目指して進めますが、逆に下りだったら本当にロストしそう。鶴見岳直下は踏み跡を頼りに、草むらを抜けて、鉄塔を目指し、由布岳から3時間かけて何とか登頂。
岩峰・由布岳は選ばれし登山者が登る山ですが、ロープウェイで簡単に登頂できる鶴見岳は老若男女、軽装な観光客だらけで、ちょっと興覚め。山頂は常時人だかりで、自撮りのタイミングも難しい感じでした。ただ、眼前に由布岳を見据え、そこから縦走してきた自負だけは格別ですねー。
鶴見岳山頂から火男火売神社までの下りは、「山と高原地図」で標準コースタイム60分となっていますが、トンデモナイ!健脚の私が積極的に走り(トレラン)、なんとか60分という感じ。普通の人が普通に下ったら80〜90分かかると思います。
当初のゴールは別府ロープウェイの別府高原駅と定めてましたが、旗の台バス停で車道(県道11号)とクロスしたので、旗の台で登山終了としました。バス停前にそば屋があり、バスが来るまで時間があったので、冷たいそばも食べれてラッキーでした。
ここからバスで由布岳正面登山口まで戻り、その後由布院温泉(由布岳温泉)へ向かいました。13時半頃と時間が早かったので、由布岳を眼前に望める露天風呂も貸切♪。最高ですねー。ひとっ風呂の後、近くのコインロッカーで今しがた使った衣類を乾かし、遥か200km以上先の長崎・雲仙岳の麓へ向かいます。
Day4-1 雲仙岳へ続く)
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