頂上のみガスの雲仙岳、九千部岳周回【ローカル線の山旅in九州】


- GPS
- 06:36
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,282m
- 下り
- 1,371m
コースタイム
天候 | 快晴 山頂のみガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
船
熊本駅BS〜熊本港BS 連絡バス 熊本港〜島原港 フェリー 島原港BS〜雲仙ゴルフ場BS 島鉄バス 雲仙温泉BS〜島原駅BS 島鉄バス 島原駅〜諫早駅 島原鉄道 諫早駅〜大村駅 JR |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。一般登山道 |
その他周辺情報 | 雲仙湯の里温泉共同湯200円 熱めで透明な湯 急ぎの方にはお薦め |
写真
感想
○宮地駅~池の原園地
今日は雲仙岳アタックだが、雲仙まではアプローチが長い。始発駅の宮地駅から2番電車で熊本に向け出発。お客は当然一人。正にローカル線だ。ゆったりと座席を占領し車窓からの景色を楽しむ。2年前は地震のため阿蘇駅が終点だったが、今年8月に復旧したようだ。立野駅でスイッチバック、運転手が車内を歩いて行き、後ろ向きで列車が進む。理屈は分かっていても不思議だ。肥後大津を過ぎるとお客さんが増える。
終点熊本駅に着き、連絡バスに乗り換えだが、駅前工事のためバス乗り場が移動していた。乗り換え時間が少ないのに、乗り場はどこ?重いザックで駆け足は疲れるじゃないか。バスは遅れ気味に来たが、初めての土地で緊張する。
終点熊本港でフェリー乗り換え、船内のくまもんに別れを告げる。晴朗で波もないが、普賢岳山頂だけ雲がかかっている。登頂時には晴れてくれよと願う。島原港で下船し、今度は雲仙行きのバスに乗る。時間があれば大野木場辺りから登りたかったが、諦め池の原園地からとした。
○池の原園地〜雲仙温泉
下車後、荷物をデポしアタックザックで出発。仁田峠からはファミリー登山客もいる。願いもむなしく山頂はガスガス。登頂の記念写真を撮りあって早々国見岳に向かう。お客さんは激減。普賢岳方向のガスが切れ始めた。国見岳の次は九千部岳に向かう。下山中に2人組とすれ違ったが、以降すれ違った人なし。九千部岳登山口から尾根まで登りだ。しかし同じくらい下って緩い登りのトラバース道になる。下らずトラバースしてくれたら楽なのにな。九千部岳頂上の岩に登ると360°の展望だ。雲仙岳のガスは完全に取れ快晴だ。普賢岳は国見岳に隠れて見えないが、平成新山からの噴煙が良く見える。普賢岳は残念だったが、九千部岳で眺望が得られたのでいいではないかと慰め、雲仙温泉に向かう。途中でデポ荷物を背負い遊歩道を歩いて温泉街に入った。
○雲仙温泉BS〜大村駅
温泉に入る前にまずはバス時刻表の確認だ。あれ〜?6時台の諫早駅行き始発がないぞ。おかしいな。バス会社に電話するも時間外だ。8時台のバスでは大村駅からのバスに間に合わないかもしれない。これは島原駅行き最終バスで下山するしかない。ローカル線の旅にトラブルは付き物と諦め、急ぎ共同湯に入って終バスを待った。バスの運ちゃんに始発バスのことを尋ねたが分からないとのこと。運ちゃんが頼りないのか、バス会社がいい加減なのか。まあ怒っても仕方ない、これが雲仙ルールと諦めよう。
このおかげで大村駅まで行ってしまい。翌朝の始発バスに乗れて余裕ある山歩きが楽しめた。もし予定通りならば多良岳に登れなかったかもしれないと思うと、何が不運で何が幸運なのかわからんなと思った。
兎に角、無事200名山の普賢岳と九州100の九千部岳2座が登れた。
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