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Yamareco

記録ID: 262294
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雪山ハイキング
丹沢

丹沢・大山 (雪山ハイクと下社 芽の輪くぐり)

2013年01月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:50
距離
6.6km
登り
944m
下り
938m

コースタイム

【往路 標高差876m/登山タイム2時間】
12:30大山ケーブルバス停(標高300m)−(参道)12:40大山ケーブル駅
(標高376m)−(男坂)−13:00阿夫利神社(下社)(標高696m)−
(本坂)−14:00富士見台−14:15ヤビツ分岐−14:30大山山頂
【復路 標高差876m/下山タイム1時間20分】
(阿夫利神社(本社)(標高1251.7m)15:00−
15:40阿夫利神社(下社)石段上−15:45女坂分岐−16:10大山ケーブル駅−
16:20大山ケーブルバス停

天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
小田急小田原線伊勢原駅下車4番バス停より大山ケーブル行終点下車(所要約30分)
12:05伊勢原駅−12:30大山ケーブルバス停
16:20大山ケーブルバス停−16:45伊勢原駅

※ケーブル:少しでも、山を楽しみたい方には、ケーブルを使わず登ることを
 お勧めします。夏場の男坂は、苔も青々としている登山道です。
 冬場は、下社手前の階段あたりが、霜でぬかるんだり、積雪で滑りやすく
 なっていますが、それを除けば、楽しい区間です。女坂は、ひたすら新しい
 階段が続いているので、私は、下りで利用することが多いです。もちろん、
 初めての方は、ようこそ大山へです。勝手がわからないでしょうから、
 ケーブルでもなんでも使って、道を覚えていただいた方がよいと思います。
 冬はヤマビルもでないので、何をしても気が楽です。
コース状況/
危険箇所等
※低山ですが、雪山ハイクにはもってこいの状態になっています。アイスバーン
には、なっていないので、早めにハイク計画を実行されると良いでしょう。また、
現在、阿夫利神社の下社に大きな、芽の輪(ちのわ)が設置されています。∞の
ようにくぐると疫病や罪が祓われるとされているので、今行くと2度おいしい、
状態です。
【1月19日現在の登山道の状況】
○2013年1月14日の大雪により、男坂・女坂合流地点あたりから階段が凍結中です。
○下社〜見晴台間は、大雪による崩落により、現在通行禁止です。
○積雪は、下社裏手の石段上から頂上まで続きます。軽アイゼンがないと登山が
 困難でしょう。石段を登ったところでアイゼン着装し、下山時も概ねこの場所で
 着脱する人が多いです。スノーシューを持参されている方もいましたが、装着
 区間がなさそうです。
○積雪の量ですが、本坂を登りながら16丁目あたりまでは10cm〜30cm程度、
 20丁目の富士見台前後の区間では約50〜60cm程度、ヤビツ分岐から山頂
 までは約30cm程度です。登山者が多いため、圧雪されたところをトレース
 すれば、爪はかかりますので、ほぼ滑らずに登ることが可能です。下りも、
 ストックがあれば特に危険箇所もみあたりません。が、スポーツシューズで
 立ち往生している人たちにすれ違いました。やはり軽アイゼンがないと
 厳しい雪の量です。(すれ違う方の中には12本爪で登山者もいました。)
○山頂は奥ノ院側が比較的積雪が少ないので、座って食事をとることができ
 ます。見晴台方面の登山道でも下山が可能ですが、見晴台から日向薬師
 方面にしか通行できないので、ケーブル方面に戻りたい方は本坂の往復
 かカゴヤ坂を利用することになります。(下社〜見晴台間路面崩落のため)
○更に積雪があった場合の朝などは、ラッセルが必要な区間があります。
○登り、下りとも蓑毛の分岐付近の積雪が多く、道迷いをおこしそうです。
 ご注意ください。

【特記】
 新しく購入したアルパインクルーザーのためし履きを兼ねて大山登山を
 しましたが、やはり例年より雪が深い、というより今年は積雪があります。
  登山中、山ガールの多いこと。巻きスカートにダウンの方もいましたが、
 みな軽アイゼンを装着していたのにびっくり。(さすがです)。
 軽アイゼンがあれば、ほぼ地図やガイドブック時間か、下社からプラス
 20−30分程度を上乗せして山頂へのタイムを計算してください。
 
*別な山を登ろうとしていたため、登山時刻のスタートが遅いです。
 日が長くなってきたので、晴天時は明るいですが、下山時の参道
 でのお土産物屋さんは、半数以上がすでに閉まっていました。
大山ケーブル駅を過ぎて、分岐で男坂方面へ。見晴台からの道のところまでは、問題なく登れます。
2013年01月19日 12:55撮影 by  iPad, Apple
1/19 12:55
大山ケーブル駅を過ぎて、分岐で男坂方面へ。見晴台からの道のところまでは、問題なく登れます。
阿夫利神社(下社)には芽の輪があります。くぐるとご利益があるとされていますので、是非!
2013年01月19日 13:15撮影 by  iPad, Apple
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1/19 13:15
阿夫利神社(下社)には芽の輪があります。くぐるとご利益があるとされていますので、是非!
下社裏で、カゴヤ道を選択せず石段を上がります。登るときに左側は凍っていて登れません。
2013年01月19日 15:46撮影 by  iPad, Apple
1/19 15:46
下社裏で、カゴヤ道を選択せず石段を上がります。登るときに左側は凍っていて登れません。
石段を登り終えたところで、今年初の軽アイゼン装着です。
2013年01月19日 13:25撮影 by  iPad, Apple
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1/19 13:25
石段を登り終えたところで、今年初の軽アイゼン装着です。
だんだん雪深くなってきました。
2013年01月19日 13:43撮影 by  iPad, Apple
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だんだん雪深くなってきました。
天狗の鼻突き岩付近です
2013年01月19日 13:57撮影 by  iPad, Apple
1/19 13:57
天狗の鼻突き岩付近です
これは、半端ない雪の量に変わってきました。
2013年01月19日 13:57撮影 by  iPad, Apple
1/19 13:57
これは、半端ない雪の量に変わってきました。
富士見台まで来ました。傘が出てきましたが、富士山がくっきり見えます。
2013年01月19日 14:08撮影 by  iPad, Apple
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富士見台まで来ました。傘が出てきましたが、富士山がくっきり見えます。
富士見台で小休止です。風はないので、着込んで暑いくらいです。
2013年01月19日 14:08撮影 by  iPad, Apple
1/19 14:08
富士見台で小休止です。風はないので、着込んで暑いくらいです。
富士見台から、ヤビツ分岐までのところが、積雪の薄いところと100僂砲覆辰討い襪箸海輓省があります。トレースをしないと、ずっぽりはまります。
2013年01月19日 14:09撮影 by  iPad, Apple
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富士見台から、ヤビツ分岐までのところが、積雪の薄いところと100僂砲覆辰討い襪箸海輓省があります。トレースをしないと、ずっぽりはまります。
ようやく山頂です。予定より30近く、押してしまいました。
2013年01月19日 14:31撮影 by  iPad, Apple
1/19 14:31
ようやく山頂です。予定より30近く、押してしまいました。
山頂の奥ノ院側です。
2013年01月19日 14:36撮影 by  iPad, Apple
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1/19 14:36
山頂の奥ノ院側です。
見晴台方面からはスカイツリーも観ることができました。
2013年01月19日 14:37撮影 by  iPad, Apple
1/19 14:37
見晴台方面からはスカイツリーも観ることができました。
今日はチャルメラとおにぎりにしました。
2013年01月19日 14:38撮影 by  iPad, Apple
1/19 14:38
今日はチャルメラとおにぎりにしました。
頂上とこの石柱には5mの差があります。
2013年01月19日 14:55撮影 by  iPad, Apple
1/19 14:55
頂上とこの石柱には5mの差があります。
山頂から茅ヶ崎・平塚方面を望みます。天候の安定した穏やかな1日です。
2013年01月19日 14:55撮影 by  iPad, Apple
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1/19 14:55
山頂から茅ヶ崎・平塚方面を望みます。天候の安定した穏やかな1日です。
神社の境内を出るところから深雪になります。
2013年01月19日 14:57撮影 by  iPad, Apple
1/19 14:57
神社の境内を出るところから深雪になります。
それでも、往きに比べたら、下りは楽です。ただし、滑るため、アイゼンを雪に持って行かれそうになります。
2013年01月19日 15:05撮影 by  iPad, Apple
1/19 15:05
それでも、往きに比べたら、下りは楽です。ただし、滑るため、アイゼンを雪に持って行かれそうになります。
ようやく下社の上の石段まで戻ってきました。ここでアイゼンを着脱。一部男坂・女坂分岐付近で凍っていますが、手すりがあるので、大丈夫。
2013年01月19日 15:42撮影 by  iPad, Apple
1/19 15:42
ようやく下社の上の石段まで戻ってきました。ここでアイゼンを着脱。一部男坂・女坂分岐付近で凍っていますが、手すりがあるので、大丈夫。
下社では火がともされていました。
2013年01月19日 15:49撮影 by  iPad, Apple
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1/19 15:49
下社では火がともされていました。
下りは、男坂は滑るので、女坂でおります。小学生の俳句が。なかなかのもんです。山ガールが多かった。みんなアイゼンつけていたところが、すごいです。
2013年01月19日 16:09撮影 by  iPad, Apple
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1/19 16:09
下りは、男坂は滑るので、女坂でおります。小学生の俳句が。なかなかのもんです。山ガールが多かった。みんなアイゼンつけていたところが、すごいです。
撮影機器:

感想

この時期の楽しみは、大山の芽の輪くぐりです。
「新年の無病息災(登山の安全)を祈願しに登ります。6月の大祓の
(6月1日)にも茅の輪のくぐりがあります。

今年は、思いのほか雪が多いなという感想です。雪を期待しておられる
方々には、低山と言いながら、今は大変良いコンディションです。
特に富士見台付近の本坂登山道は、積雪50〜60冂度の区間があり、
トレースをしないと、ずっぽりはまります。初めてアイゼンを装着
されるかたは、特に軽アイゼンの足首側のストラップに注意しながら、
歩を進めないと、雪にアイゼンを持って行かれる感じを受けます
(特に下り)。ところどころで、小休止し、アイゼンの状態を確かめて
登ったらよいと思います。12本爪をはいている人も数名見かけました。
大山って、そんな山だったかなあ。

大山に限ったことではないですが、見慣れた低山でも、無雪期と積雪期
では明らかに別の山に変容しているので、登山行程時間や、歩幅、荷物
等の調整が必要と思います。スポーツシューズで登り、下りで身動きが
取れなくなって滑り降りているグル―プがありました。大山は、まだ登
山者や参詣人が多いので、人の目もありますが、誰も来ないと、大変な
ことになりそうです。

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