剣尾山・横尾山・三草山

2020年10月04日(日) [日帰り]

• GPS: 07:07
• 距離: 22.5km
• 登り: 1,132m
• 下り: 1,131m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:12
• 休憩: 0:55
• 合計: 7:07

7:59 山辺口バス停
8:24 8:28 ユースホステル駐車場
8:36 8:36 行者山登山口
9:13 9:13 行者山
9:53 10:12 剣尾山
10:43 10:44 横尾山
12:42 12:42 慈眼寺
13:12 13:12 才の神峠
13:27 13:48 三草山
13:58 13:59 ゼフィルスの森ゲート
14:06 14:08 三草山登山口
14:22 14:29 慈眼寺
15:06 平野口バス停

　山下駅から能勢町宿野行の阪急バスに乗車。剣尾山は人気のハイキングコースと聞いていたのでバスもさぞ混んでいるかと思いきや乗客は5人ほど。ハイカーらしいグループが平野口で降りて行かれました。三草山でしょうか。
　登山口最寄の行者口BSに向かう能勢の郷行きは土曜休日のみ2往復しかなく1時間あとの便になるため、今日は途中の山辺口BSで降りて30分ほど歩くことにする。なお山辺口には目の前にコンビニがあり物資補給に便利。ひとつ前の森上BSで降りて浮峠を越えた方が近いが、そちらは帰り道に使うつもりで行きは国道歩きを選択。ここは歩道があり安全。
　玉泉寺の脇を抜け、左にキャンプ場を眺めつつ公衆トイレ（本日のコース中唯一。忘れずに！）を過ぎると登山口に到着。

　剣尾山頂上は広く、東・北・西三方向は特に展望が利き、人気も納得。もっともここまですれ違ったのが5人、追い越したのが4人で着いた時には誰もいなかった。天気のせいか、それともバスより30分早く着いたのが効いたのか。
　北側の大岩には何やらうっすら字が読み取れ、ここまで梵字の刻まれた巨岩などがあったため、そういったものかと思いきやよくよく見ると落書きらしい。わざわざ手間かけてまで刻むとは悪質。

　能勢温泉に下山後、つづいて三草山を目指す。浮峠を越えて、慈眼寺〜長谷の棚田〜才の神峠〜三草山頂上と、反時計回りに周回。20人くらいとすれ違ったものの追い抜いた人はゼロで、どうも時計回りがメジャーらしい。確かに棚田から才の神峠へは道標がなく、地図がないと登り口が判りにくい。
　頂上はこれまた広くかつ眺めがよく、晴れた日ならさぞかし、と思わせる展望。大勢とすれ違ったわりに折よく頂上には他に一人いるだけ。頂上から慈眼寺への下りは、しばらく雨は降っていないというのに一部ひどくぬかるんでいて、登山道が完全に水の流れ道になっている様子。登りも下りもそれなりに急で、近所の学校遠足の定番コースにしては想像よりハード。

　最後は舗装路を歩いて道の駅能勢まで。ここで遅めの昼食にするつもりでいたものの、食堂は満員で断念。バスの時間がすぐだったので、急いでお土産を買い予定より1本早いバスに乗って帰りました。臨時駐車場まで作られて常時1,2台が入場待ちをしているほどで、今日一番人気のスポットでした。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

（往復）能勢電鉄・山下駅
（往）阪急バス・山辺口バス停
（復）阪急バス・平野口バス停

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし。行者口から剣尾山頂上までは道幅が広く歩きやすい（行場めぐりを除く）。剣尾山〜横尾山〜能勢温泉は細道になるものの明瞭。横尾山から先は道標が充実。

その他周辺情報

山辺口BS・コンビニ
平野口BS・道の駅 能勢（くりの郷）

写真

10/4 8:36

玉泉寺の看板で国道173号を右に折れ、トイレを過ぎた先に登山口。左はキャンプ場「杜のテラス」

10/4 8:44

左の毛抜岩に寄り道

10/4 8:45

岩の先は行き止まり

10/4 8:47

大日岩。つっかい棒が…
左の行場めぐりを行きます

10/4 8:49

行場めぐり案内図

10/4 8:52

この辺りが胎内くぐりの筈なんですが、くぐれそうなところが見当たりません…

10/4 8:53

これのこと？（たぶん違う）

10/4 8:58

上から胎内くぐりの辺りを見たところ。この穴なら空身で細い人は通れる…か？
踏み跡が来た迂回路より明瞭でおそらくこちらがメインルートだろうと思われますが、下のどことつながっているのかが判りません

10/4 9:01

10/4 9:03

蟻の戸渡り

10/4 9:05

10/4 9:11

一般登山道と合流して少しだけ下ると東の覗き。西の覗きは蟻の戸渡りの前にあった筈ですが見落としました

10/4 9:11

10/4 9:13

全く頂上らしくない行者山ピーク。このあとわずかに下るので辛うじてそれと判る程度

10/4 9:32

炭焼窯跡。この辺りは一庫炭（菊炭）が特産だそうです

10/4 9:41

六地蔵

10/4 9:41

岩陰地蔵。後ろの岩にはくさびの跡がありますね。切り出す予定が中止になったのでしょうか

10/4 9:41

梵字と蓮の台らしきものが刻んであります

10/4 9:46

この辺り平坦地が多くかつてはお堂があったのかなあ、と思わせます

10/4 9:51

広い頂上。広場の縁には大岩が数多くあり、腰かけて良し、登って良し。北側に展望が広がります。この日は曇りでしたが、深山頂上の雨量観測所が見えました

10/4 9:51

栗の木が多いです。これも能勢の名産

10/4 9:53

もう読めなくなっています

10/4 10:08

深山と瑠璃渓

10/4 10:14

左は几帳面に数メートルおきにリボンが巻かれて比較的しっかりした踏み跡もありますが、沢に向かうようです。横尾山は右の広い道が正解

10/4 10:22

丹波攝津國界の石柱（明治10年）

10/4 10:36

尾根に出たところに反射板と2つ目の国界石柱。反射板はJR嵯峨野線の通信用？

10/4 10:42

横尾山頂上

10/4 10:47

鹿除けのネット。ここから左に下ると能勢温泉です

10/4 10:57

ここだけ周囲から浮いています（雰囲気が）

10/4 11:09

分岐は多いものの、道標は充実しています。それにどの道をとっても最後はだいたい能勢温泉周辺に出ます

10/4 11:17

さっきまでいた剣尾山が左手に見えます

10/4 11:26

10/4 11:27

10/4 11:32

ひと休み峠。わかりやすい十字路

10/4 11:58

ここで国道173号を離れて山辺川を渡りました

10/4 12:11

古い道標のようですが読めません

10/4 12:15

浮峠。ずっと舗装道です。なんと通学路

10/4 12:18

ここで右の砂利道に降りると山田川を渡るのに遠回りせずにすみます（少しですが）

10/4 12:55

棚田。これはぜひ、田植え後か刈入れ前に見たいですね

10/4 12:56

ここを左に。棚田を眺めながら才の神峠を目指します

10/4 13:12

才の神峠の道標

10/4 13:25

三草山頂上直前。気持ちよく開けてきました

10/4 13:52

ゼフィルスの森の北西端に到着。ここからしばらく森を右手に見ながら降ります

10/4 13:54

この辺は特に柵などはありません。陽光が気持ちよく差し込んで、丁寧に手入れされている様子

10/4 13:58

車止めのゲート。道標にある府民牧場は2012年に閉鎖されましたが、場所は今日のゴール・道の駅能勢のすぐそばで、おおさか環状自然歩道の起点でもあります

10/4 14:17

中央やや右が剣尾山、左が横尾山

10/4 14:25

慈眼寺（じげんじ）の宝篋印塔

10/4 14:26

彼岸花をあしらってあるのが珍しい慈眼寺の庭

10/4 14:27

観音様の化身狼の像。狼信仰といえば三峯神社で関東東北に多いようですが、それとは関係ないみたい。能勢を舞台にしてまんが日本昔ばなしにも登場するそうです

10/4 14:42

「妙見山」と読めますが、あの能勢妙見山なのでしょうか。作りはかなり新しいし、方角も逆ですが…

10/4 14:49

おおさか環状自然歩道の道標。ここで府道から分かれて左へ

撮影機器：

arrows Be3 F-02L docomo FCNT

装備

個人装備

長袖シャツ パーカー ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル

感想

Lunasa

　京都から兵庫へ、わずか数時間で大阪府を縦断できました！（嘘ではない）
　天気と季節はベストとは言い難かったので、田植えか刈り取り前のシーズンに再訪したいですね。才の神峠から南南西、槻並に降りて、東光寺、屏風岩、道の駅いながわと巡るコースもよさそうです。