北ア前衛・清水倉コースから青海黒姫山往復
- GPS
- 05:53
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 1,154m
- 下り
- 1,138m
コースタイム
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 5:53
天候 | 晴れのち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口の案内板に記帳ノート。 道は全般的に陽が当たらないため滑りやすい。特に西ノ河原平から先は道が沢状地形の中になる。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
タオル
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感想
迷走台風14号の影響が読み切れないなか、新潟県の青海黒姫山に登って来た。青海黒姫山は隣県で、比較的近場の名山だけど、登頂する時にデンカの通行許可をもらわないと登れないというメンドー臭そうな山で、長らく登る機会は無かった。いつの間にかデンカの構内を通る鉱山道は廃れ、清水倉からのコースが一般的になったので、ようやく登ってみることになった。
『キャラメルハウス』(自宅)を4時に出発。清水倉橋のたもとの黒姫山登山口の駐車場には5:15くらいには到着。クルマは私の1台のみ。周囲はまだ真っ暗。クルマの中で朝ご飯喰ってる間に薄明るくなり、5:36より登山開始。登山口にある案内板の裏側に設置されてる登山者ノートに記帳してから、山道へ。
薄暗い林の中を歩いてるうちに、小沢を渡って尾根に出る。途中、イノシシらしき動物を見かけ、慌てて熊鈴を付ける。一本松峠への登りで、カモシカらしき動物も見かけた。
一本松峠を超えたあたりから傾斜がきつくなって来る。「白鳥山犬ヶ岳眺」と書かれた赤い札のある場所で休憩。足元には「茂平」と書かれた石と「530 m」と書かれた赤い杭が刺さってた。
夫婦縄文杉や子宝杉を過ぎ、やがて、山の斜面をトラバース気味に北方向に廻り込むように道が付くようになる。金木平を過ぎると、湿った滑りやすい土斜面の急坂の連続で、要所要所にロープが垂らされてる。早くも、下りが心配になって来た。赤いペンキでマーキングされた大岩で休憩してる間に、男女ペアの登山者に抜かれた。これでこの日の頂上一番乗りは無くなった(苦笑)。大岩から歩き出して、1分もしないうちに西ノ河原平(標高1,010 m)に出た。ここまで来てから休憩すりゃあよかった…。
西ノ河原平からは沢状地形のなかに付けられるようになり、粘土質でますます滑りやすい。ハシゴが設置されてたりもするけど、あまり用をなしてない(苦笑)。雨が降ってたり、雨上がりにはここはどうなるんだろう? 地質調査のモノレール下をくぐり、鉱山道との合流点を過ぎ、灌木につかまりながら急登を詰めると、西稜に出た。
西稜からは手の届きそうな距離に黒姫山の頂上が望めたけど、この2つのピークの間は石灰岩ゴロゴロで非常に歩きにくい。一旦鞍部に下りて登り返し、8:41にようやく黒姫山頂上に到着。天気は晴れで、姫川を挟んで青海市街・糸魚川市街、米山に至るまでの海岸線、海谷山塊、雨飾山、明星山、白馬から白鳥山にかけての北ア北部までよく見えた。しかし、頂上で『麺づくり』醤油味喰ってる間に雲がどんどん上がって来た。
下りは案の定滑りやすく、転倒しないように神経を使った。上りで靴の溝が泥で埋まったのか全然グリップが効かない…。悪戦苦闘しながら下ってるうちに陽は刺さなくなり、雲が多く、林の中の道は薄暗い。一本松峠を過ぎると、登山道の除草作業中のおじいさんが居た。こういう維持作業の結果、我々登山者は安全に山に登れていることを改めて感謝。11:29に無事、元の駐車場に戻った。
登山口から『キャラメルハウス』に戻る途中、雨がポツポツ落ちて来た。ところによっては激しい降りのところもなって、雨のなかあの滑りやすい道を下ることにならずよかった〜〜〜と胸を撫で下ろしてた(苦笑)。
天気が崩れる前に雄大な景色を堪能出来てラッキーな山旅。山は早立ちの原則を痛感した。
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