瑞牆 大ヤスリ岩 ハイピークルート
- GPS
- 09:53
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 700m
- 下り
- 700m
コースタイム
天候 | 曇り時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
週末は台風の影響で雨模様。
日曜に好転しそうだけれど、雨の影響で谷川岳はリスクが高いので断念。
風通しが良いから、乾くことを信じて瑞牆の大ヤスリ岩ハイピークルートへ。
当方は初、S瓶さんは4度目とのこと。
「山頂から丸見えだから、今日は「届きませーん」なんて言うと恥ずかしいからな」と、プレッシャーをかけられながら、登山道を登る。
●アプローチ
数年前にトムソーヤを登って以来の表登山道。
桃太郎岩の上部は、山肌が崩れ、荒れている箇所もありました。
●ハイピークルート
1ピッチ目
左壁の#3〜4幅のコーナークラックを数m上がり、フェースを横切りワイドクラックに移る。
まず、ワイドに移るのに難儀。目の前のリベットハンガーにA0してクラックへ。
上がり過ぎた為、移った先に#6が決まらず、焦りまくる。
ワイドのくびれ部を上がればチムニーなのだが、壁がびしょ濡れなので滑って上がれない。
ここで敗退し、Sさんにリードを交代。
チムニー内ビショ濡れだったので、左壁のフェースをラダーを使ってを登る。
ワイドを登り切ったところでピッチを切る。
<備忘録>
リベットハンガーにクリップ後、あまり上がらないほうがよい。
上がりすぎると、移った先に#6が決まらない。下の方だと#6が決まる。
フェースに左足を置き、カチを探して、レイバック気味に体重移動。右足を先行させ、ヒールトゥーでねじ込む。
Sさんは、先行させた右足の流れで右刺しらしいが、うーん、私は左刺しだなぁ。
2ピッチ目
回廊から、松の木が生えているガーデンへ。
濡れていて、何でもないはずのチムニーが悪い。
3ピッチ目
濡れていなければ、出だしもクラックも問題ないはず。
クラックを上がってからは、一部ラダーを使って、大ヤスリの台座へ。
4ピッチ目
目的だったアブミルート。
目視できる範囲で、20本弱。
下数本を過ぎたら、ヌンチャクは間引きながら使用することにする。
下部8本くらいを過ぎたあたりで、下から「今、1/3」との声。先は長い。
ここまでは、2段目で次のリングに届いていたのに、とうとう届かなくなった。
この先はほぼ最上段に乗らないと届かない。
下からアドバイスをもらう。腕の使い方、バランスの取り方、レスト。
「習うより慣れろ」なのか、後半はコツをつかみ?最上段で登れるようになっていた。
せっかくの大ヤスリ岩のてっぺんなのだが、あいにくガスガスで視界ほぼ無し。
Sさんがトップアウトする前後に、一瞬ガスが晴れて、お約束。
(山頂から)「あんなところに人がいる?!」「おーい!」「こんにちはー!」
と手を振ってくれる人達。
恥ずかしながらも、「こんにちはー!」と手を振って答えさせて頂きました。
休み休み、ひーひー言いながら登っているところは見られなくて良かった(^^;。
●下山
てっぺんの残置を使用して台座まで懸垂下降。
台座の残置から、山頂側に50m1本で懸垂。木々の間も伸ばして登山道へ。
<感想>
アブミのリードで、行っておきたかったハイピークルート。
Sさん曰く、数年前(3年程?)より、スリングが伸ばされたりして登りやすくなっていたとのこと。
最上段に乗り込むことと、巻き込んでレストしながら登ることが重要。
大ヤスリ岩は、夢のカリフォルニアやゴールドラッシュも面白そう。
とりあえず、来年1ピッチ目をリベンジですが、
今日はお付き合い頂き、ありがとうございました!
<登ったルート>
大ヤスリ岩 ハイピークルート
1ピッチ目 yachimeyuリード(途中敗退)→Sさんリード
2ピッチ目 yachimayuリード
3ピッチ目 Sさんリード
4ピッチ目 yachimayuリード
<装備>
・50mダブルロープ
・カムは、#6がひとつあると安心(1ピッチ目)。#0.3以下は使わず。
・アブミ
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