のんびり雪山ハイク−塔ノ岳（木ノ又小屋泊）

2013年01月26日(土) ~ 2013年01月27日(日)

• GPS: 29:20
• 距離: 21.2km
• 登り: 1,551m
• 下り: 1,584m

コースタイム

（1日目）
　　大倉10:40−駒止茶屋（休憩）−堀山の家−花立山荘15:06−金冷シ−塔ノ岳山頂16:10−木ノ又小屋16:48（泊）
（2日目）
　　木ノ又小屋7:20−新大日7:37−行者岳−烏尾山−三ノ塔10:43−二ノ塔11:33−富士見橋13:09−ヤビツ峠−蓑毛15:45

天候

快晴◎

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

（往路）小田急線渋沢駅より大倉行バス大倉バス停下車
（復路）蓑毛バス停より秦野駅
　※　この時期、ヤビツ峠行のバスはないので、
　　　ヤビツ峠からバス便のある蓑毛バス停まで徒歩。

コース状況／危険箇所等

【道の状況】

　○大倉尾根（大倉〜塔ノ岳）
　　・駒止茶屋の少し前あたりから、1月14日の大雪の残雪あり。
　　　アイスバーン、シャリシャリのシャーベット状の雪、岩、土が交互に登場。

　○大倉尾根〜木の又小屋
　　・パウダースノー又はしっかりしまった雪道。トレースあり。

　○木ノ又小屋〜ヤビツ峠
　　・富士見橋などかなり下の方まで20cmほどの雪あり。トレースあり。
　　　歩きやすく、楽しい雪道♪
　　　
　　※　ただし、道標が雪で埋まっていることも。。要注意！

　○ヤビツ峠〜蓑毛バス停
　　ヤビツ峠から蓑毛までは、「近道」である山道と車道を通っていくことが
　　できますが、舗装路は相当大回りなのでおすすめしません。
　　山道の方は雪道だったかどうかよくわかりませんが、
　　それでも山道の方を選択した人々より時間がかかりました。

写真

1/27 21:50

今回は山岳会の基礎教室。まずは大倉にある山岳スポーツセンターにて三点支持の練習と7点セットの使い方の講習をします。
（まさかこんな壁ではやりません。練習は、この壁の側にあるトラバース練習壁で。）

1/27 21:51

講習後、大倉尾根から登り始めます。
この日の天気は快晴◎。

1/26 14:18

これ、霧氷がついてたら相当キレイだろうな〜。

1/27 21:54

駒止茶屋の少し手前から雪が出てきたり、消えたり。堀山の家からアイゼンをつけましたが、その後も雪道だったり、岩、土の道だったり。。

1/27 21:54

登る先にある空が真っ青！

1/26 14:53

振り返ると、市街と海、そして海に浮かぶ大島、江の島などがくっきりと見えました。
（写真ではキビシイかな・・）

1/27 21:55

だんだん、なげ〜な・・と思い始めるころ。。

1/26 15:06

ようやく花立山荘に到着。
山荘前にはベンチやテーブルが並び、休憩できます。見晴らしもGood。

1/26 15:20

お約束のシカにも出会えました。

1/26 15:44

「金冷シ」を過ぎたあたりから、パウダースノーに。ざくざく、きしきし、楽しい雪道♪

1/26 16:09

日が傾き始めてるよ〜っ。

1/26 16:10

16:00すぎ、ようやく塔ノ岳山頂に到着！

1/26 16:11

塔ノ岳山頂から、夕刻の富士山（方面）。
雲がでちゃった。

1/26 16:15

塔ノ岳山頂と夕方の空。

1/27 22:03

塔ノ岳山頂を後に、急いで木ノ又小屋に向かいます。日が暮れる前に到着しなきゃ。
夕日に照らされる木々と雪上の足跡。

1/26 16:44

木々の隙間からの夕日。

1/26 16:48

木ノ又小屋到着。
日没に間に合いました。ほっ。

1/26 17:50

木ノ又小屋からの満月。月明かりと澄んだ空気の夜です。

1/27 6:12

翌朝、朝焼けのきれいなグラデーションを見ることができました。

1/27 6:12

1/27 6:51

木々の隙間から日の出。

1/27 22:05

木ノ又小屋から朝の富士山を拝みます。

1/27 7:08

1/27 22:09

木ノ又小屋を後にし、表尾根を下山します。

1/27 22:10

1/27 22:11

歩きやすい雪道で、凍結なし。
ツボ足のメンバーもいましたが、六本爪アイゼンがあればより安心。

1/29 0:14

1/27 8:09

1/27 22:12

行者岳手前の鎖場が始まりました。

1/27 22:12

鎖場も凍結なし。

1/27 9:18

それにしても、この表尾根、ずっとこんな大きな富士山が見えっぱなしです。

1/27 22:17

烏尾山から。自然と富士山の方に体が向きますね＾＾。

1/27 22:21

1/27 13:09

要注意なのは、標示がこのように雪で埋もれていること。このくらいでも、本当に気づきません。そのため、道や標示がよく整備されたこの表尾根で2度も引き返すはめに・・。
気をつけてくださいね。

撮影機器：

EX-ZR300 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

はなどり

所属している山岳会の基礎教室で塔ノ岳へ。
先日の大雪が多少残っているだろうな〜くらいには思っていたものの、これほどとは！
はからずも、しっかり雪山ハイクを楽しむことができました。

特に表尾根。
たくさんの人がピストンする大倉尾根に比べ、
ヤビツ峠までのバス便がないこの時期、表尾根を登る登山者はそれほど多くはありません。

そのせいか、大倉尾根の方はアイスバーンだったり、シャーベットだったり、
ときには、アイゼンで岩をガリガリ登らなきゃいけなかったりするのに比べ、
（う〜、このアイゼンと岩がこすれる音、なんともいえない・・(-_-)）
表尾根の方は、しっかり雪が残っており、
ざくざく、きしきし、楽しいスノーハイクを楽しむことができました。

しかし、その後、現在バス便のないヤビツ峠からバス便が通っている蓑毛まで、
「近道」と標識に書かれていた山道ではなく、車道を通っていく方を選んだ私たち。
これが、本当に、本当に！長くて大変でした。
表尾根の雪道よりも、ヤビツから蓑毛までの舗装路の方がよほどしんどかった。
オススメしません。
近道の山道がたとえ雪道だったとしても、山道を行かれる方をおすすめします。