高根山(城山)〜千丈寺山(三田市)
- GPS
- 03:42
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 644m
- 下り
- 631m
コースタイム
9:26 青久寺
10:02 高根山(城山)山頂
10:30 感神社鳥居
11:02 縦走路出会
11:21 山頂南側岩場〜南側尾根散策
11:32 山頂南側岩場より山頂へ
11:40 千丈寺山山頂
11:55 北千丈寺山山頂
12:32 県道308号線
12:57 下青野公園駐車場
天候 | くもり 最寄のアメダス観測点『三田』当日の気温 朝の最低気温 2.0℃ ( 6:00頃※夜が当日の最低気温) 日中最高気温 9.7℃ (13:12) |
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過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://www.sanda-sports.jp/shimoaono.aspx 管理棟にトイレあり。隣接地を含めて駐車場は複数ヶ所有。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
地元では城山と呼ばれている高根山、山頂にはNHKのアンテナ施設があり、アンテナの維持点検は北側からのルートから行われているそうですが、今回登った南側斜面を含め歩きやすいルートはないようです。 その他、千丈寺山への今回歩いたルートは、上り下り共に程度の差はあれ踏まれた跡のあるルートがあります。 山域全般、特に日当たりのよい南向斜面は密度の濃い藪が多くトゲのある植物も見られ、なるべく藪漕ぎは避けた方がいいでしょう。 ■青久寺〜高根山〜感神社 青久寺より山頂への南斜面は断片的にルートらしき踏み跡があるものの、登山道か植林の作業路なのか区別が付かず不明瞭。植林もあまり手入れがされておらず、自然林との境界は不明瞭。山頂手前までは斜面は特に急勾配でもなく、ルートに頼らず植林の中を登る事はできます。 山頂より東へは藪が濃く、下りは困難が予想される為今回は回避しました。単独で歩かれる方にはお薦めできません。 今回下山に使った北斜面はルートとしては明確ですが、かなりの急勾配。手掛かり?になる立ち木も少なく、ほぼ直線に続く踏み跡を九十九折れに進む必要があるほどの急坂に付き、下る際には慎重に。 ■感神社〜縦走路〜千丈寺山 感神社境内より、谷沿いにルートが続きます。麓は治山工事がなされておりルートも明瞭ですが、山中は一般的?な山道レベル。歩き易く解り易いルートですが、地図での位置確認は必要でしょう。 千丈寺山への"縦走路"は明確な踏み跡のある良路。岩場は注意が必要ですが、景色も良く里山歩きが楽しめるルートです。 ■千丈寺山〜北千丈寺山〜県道308登山口 山頂より"乙原てんぐの森"へ下るルート付近の松住大権現までは岩混じりの尾根筋が続きます。尾根の広がる北千丈寺山山頂エリアはルートが不明瞭となりますが、峠への下りは明確な踏跡があり迷う心配は少ないでしょう。急坂が続きますが、先の高根山北斜面よりは歩き易いかと。 峠より西へ下るルートは古い峠道であり、荒れてはいるものの幅も広く迷う心配は少ないでしょう。 【主な過去の記録】 乙原てんぐの森〜千丈寺山 2012年03月27日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-178426.html 千丈寺山…北浦天満宮より縦走ルート 2011年12月07日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-154595.html ※参考…乙原てんぐの森 http://www.city.sanda.lg.jp/nougyou_shinkou/20100824.html |
写真
感想
三田に伝わる民話『青野城合戦』の舞台とされる高根山(362m)は地元では今でも城山と呼ばれいいるようです。
素人に城跡である事が解る遺構もなければ、整備されたルートもない山です。しかし、NHKのアンテナが立つ山頂からの眺望は素晴らしく、有馬富士周辺のように千丈寺湖畔の公園と合わせて整備されれば魅力的なハイキングコースになるとは思うのですが。。。
高根山山頂より東へ続く鞍部から、北浦天満宮より山頂へ続く縦走路に合流する予定でしたが、予想通り?高密度な藪に阻まれ、北へ続くアンテナ設備用ルート?の確認と感神社より続くルート探索に予定変更。アンテナ整備用のルートを下山すれば民家敷地内に降りる嵌めに…何かのご縁!?と家の方に少しお話を伺いました。
伺う限りでは…
‐觧(高根山)山域は、近年山に入る事がほとんど無く、歩くルートは整備されていない。山頂より直接東の尾根へ歩くのは困難。
登った南の青久寺〜山頂へは登るルートは一応ある。NHKアンテナの維持作業は降りてきた北側のルートから行われている。
4郷声劼茲蝓∪蘊羯山へは明確な道があり、山頂へ続く道に出る事が出来る。
↓△漏気擁發い討た感覚と変わらないお話であり、人が登る事が珍しい山に登る物好き扱い?されたようですが、高根山より庭先?へ降りてきた事は特に不思議ではなく、NHKアンテナの維持作業も庭先を通って登られるそうです。
については、時期的に落葉が多く、踏み跡が不明瞭なヶ所もありますが、以前に登山道として整備されたようで、古いものですが"お助けロープ"も設置されています。
Wikipediaには 感神社よりルートがあるとは触れられてはいるものの、ネット上には北浦天満宮、あるいは乙原よりのルートが大半を占めるようです。北浦天満宮よりのルートと比べても、歩き易さや面白さは互角…もう少し人が歩き、踏み跡が濃くなれば、ハイキング道としての魅力も増すと思うのですが。。
コース全般、山頂エリアを含む"乙原てんぐの森"エリア意外、私設を含めほとんど道標もなく、テープ等の目印も少ない山域です。特に日当たりの良い山腹は濃い藪となっており、"藪漕ぎ"はお薦め出来ません。
しかし、尾根筋は明瞭なルートが続き、周辺の里山と比べ眺望の良さは格別、歩き応えのある山です。
…青野城跡…
先に触れたとおり、誰にも解る遺構は見られず特にそれを示す案内板もなく…城跡と知らずに登れば気付かない方がほとんどでしょう。
天主や廓、石垣はなくとも、自然の地形を生かした天然の要害…高根山山頂を目指す際には攻め登る気分が味わえるでしょう☆
※参考、三田市ホームページ『三田の民話』http://www.city.sanda.lg.jp/gakushuu/aonoshiro.html
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