荒島岳（勝原から小荒島岳を絡めて）

2020年10月16日(金) [日帰り]

• GPS: 08:07
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,388m
• 下り: 1,379m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:09
• 休憩: 1:57
• 合計: 8:06

距離 11.6km 登り 1,388m 下り 1,388m

5:59 勝原スキー場
7:02 7:04 トトロの木
7:32 深谷ノ頭
8:04 8:11 しゃくなげ平
8:28 8:33 もちが壁
8:53 8:57 前荒島
9:10 10:21 荒島岳
10:36 前荒島
10:55 もちが壁
11:15 11:20 しゃくなげ平
11:38 12:00 小荒島岳
12:19 12:20 しゃくなげ平
12:46 深谷ノ頭
13:11 トトロの木
14:05 勝原スキー場

天候

曇り後晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大野市勝原登山口（国道158号線沿い）
数十台駐められるスペースがあります。
中部縦貫道の関連工事が周辺で行われており、国道からの入り口が見つけづらいかもしれません。

コース状況／危険箇所等

【コース状況】
要所に道標があり、踏み跡も明瞭です。
急登あり階段ありで、歩き応えがあるルートです。特にシャクナゲ平に至るまでの階段は半崩壊・高さ不揃いで膝に爆弾を抱えた私には地獄でした。
粘土質の路面や木の根の露出した区間など歩行に気を遣う区間はありましたが、核心部はシャクナゲ平から荒島岳山頂へ向かう区間の「もちがかべ」。急勾配で一部足場が悪い場所があります。慎重に登り下りすれば問題ありません。
コース状況というか、勝原登山口へ下りる最後の舗装路面（桜坂）は非常に足に来ます。
往きも辛いですが、帰りはゴールが眼下に見えているだけに心身共に堪えました。
【登山届】
勝原登山口にあります。昔の公衆電話BOXが入山届提出所になっています。
【トイレ】
勝原登山口にあります。綺麗です。下山後に靴が洗える水道もありました。

その他周辺情報

【日帰り温泉施設】
九頭竜温泉「平成の湯」
　http://www.hotelfurearuizumi.com/onsen/index.html#sec22
　コロナ対策で土日の営業となっているようですので注意です。
　（我々もスカを食らいました）

写真

10/16 5:53

勝原登山口駐車場
6時少し前の時点では2台だけ。
空はまだどんよりしていました。

10/16 5:58

昔の電話BOXが入山届提出所。

10/16 5:58

コース案内図。コースタイム付です。

10/16 6:01

「桜坂」
急勾配の舗装路面です。いきなりの洗礼で辛いですが、もっと堪えたのは帰りです。（汗）

10/16 6:37

ガレ石のつづら折れ道を経てリフト跡地へ到着。ここまでで一気に200m以上標高を稼いでいました。

10/16 6:37

少しずつですが青空が見え始めてきました。

10/16 6:40

ここが本当の登山口？

10/16 7:00

ブナ林の樹林帯を進みます。木の根が露出していて意外と気を遣いました。

10/16 7:04

トトロの木。残念ながら倒木と化していました。

10/16 7:05

10/16 7:14

気持ちの良い樹林帯です。

10/16 7:16

所々色づいた木が見え始めました。

10/16 7:21

白山ベンチ（標高935m)
白山連峰の眺めが良いそうですが。。。

10/16 7:21

このような感じですね。
木が遠景を遮ってしまっている!!

10/16 7:28

深谷の頭（標高1015m)
この地点の名前となった謂われが分からず。

10/16 7:36

「ムラサキシキブ」と思います。好きな色の一つです。

10/16 7:58

階段が暫く続いた後、シャクナゲ平への最後の階段。（かなり効きました）

10/16 8:04

シャクナゲ平到着。暫し休憩をして、

10/16 8:21

いざ!!
荒島岳へ

10/16 8:23

「もちがかべ」の標識。意外と小さいです。

10/16 8:24

急登で足場が悪い。

10/16 8:26

よじ登るような場所も。

10/16 8:29

時々このような絶景が元気をくれます。

10/16 8:31

正面は「小荒島岳：

10/16 8:53

登山道のシルエットが美しい。

10/16 8:53

山肌の紅葉も色づき始めていました。

10/16 8:53

良い色になっています。

10/16 8:58

さあ、山頂まであと412m!!（えらく数字が細かいな！）

10/16 9:10

荒島岳山頂に到着。青空全開です。

10/16 9:15

早速記念撮影。

10/16 9:16

360°の絶景です。
北方向のパノラマです

10/16 9:17

白山連峰が見事です

10/16 9:17

遠くに薄らキタアルプス。
中央付近が笠ヶ岳と槍ヶ岳。右方向に大キレットと穂高岳連峰。

10/16 9:17

雲の上に浮かんだような御嶽山。

10/16 9:17

南方向のパノラマ
遠くは鈴鹿の山も見えました。

10/16 9:21

立派な山座同定盤

10/16 9:34

山頂脇の広場でランチタイムです

10/16 9:40

M隊員のランチと白山（下のオッサンは友情出演）

10/16 9:35

M隊員から「還暦祝い」として「エナジージェル」を頂きました。

10/16 10:20

ランチ後も撮影に夢中ですが、結局同じような写真しか撮ってませんでした。

10/16 10:21

山頂で1時間ちょっと寛いだ後、小荒島岳に向け下山します。

10/16 10:24

途中で見つけたリンドウ。しっかり蕾んだままでした。

10/16 10:27

気持ちの良い登山道。

10/16 10:27

山肌の紅葉に目が行きます。

10/16 10:28

この雰囲気が妙に気に入りました。

10/16 10:31

M隊員も気持ちよさそうに下りています。

10/16 10:40

何度も見てしまう風景

10/16 10:40

雲の上の御嶽山をアップで

10/16 10:54

紅葉（黄葉）

10/16 10:57

色付きは今一歩ですが、紅葉には青空ですね。

10/16 11:17

再びシャクナゲ平到着。

10/16 11:21

小荒島岳へ向かいます。ここからは比較的緩やかなアップダウンの道でした。

10/16 11:43

小荒島岳山頂です。360°の展望ですが、何と言っても荒島岳の勇姿が見事です。

10/16 11:43

どっしりとした山容で大感激!!

10/16 11:55

北方向のパノラマ写真も撮ってみました。

10/16 11:57

白山にズーム。

10/16 12:13

絶景を満喫したので帰ります。

10/16 12:55

途中で見つけた巨大キノコの群生。ブナの大木に密集していましたが、サイズも大きかったです。（写真では伝わりきらないですが、驚きました）

10/16 13:00

再び白山ベンチ

10/16 13:00

立ち位置を変えると、白山がバッチリ見えました。（でも木が邪魔ですね）

10/16 13:33

リフト跡に到着。結構足の疲労感が出ています。

10/16 14:06

急勾配舗装路面の地獄下りのあと、無事出発点に到着。膝が笑う寸前でした。（汗）

撮影機器：

EX-ZR1700 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

EX-ZR3100 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

装備

個人装備

ストーブ・コッフェル・カラトリー・ラジオ 長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

offroader

天気予報を頼りに最後まで行き先を悩み、選んだ結果が荒島岳。
（当初は16日-17日と涸沢テン泊の予定でしたが、17日は天候が悪いので日帰り山行に切り替えて行き先を色々考えていました）
午後は曇り空の予報でしたが、下山するまで青空。空が味方をしてくれました。

金曜日とは言え平日なので山行者は少ないと予想していましたが、予想は外れて多くの登山者と遭遇しました。紅葉は見頃には早いのですが黄色主体で、それなりに秋を感じさせる色付でした。

道中は白山連邦の姿に元気を貰い、荒島岳山頂からは青空をバックに360°の絶景が楽しめ、遠くは北アルプスの山々が見えました。（残念ながら南アルプス方面は霞の中）
予想外に感動したのは小荒島岳から見る荒島岳の勇姿。これは見事でした。
荒島岳が百名山とされる所以を感じました。

急勾配と階段には閉口しましたが、充実した山行となりました。
さて、これからは秋の色付きを求めて色々行き先を当たらねば。（ワクワク）