氷ノ山・鉢伏山 ブンまわし+α


- GPS
- 09:02
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 1,555m
- 下り
- 1,488m
コースタイム
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 4:07
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 4:45
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:鉢伏 |
写真
感想
以前から気になっていた「ブンまわし」に行ってきた。本来なら日帰りコースだが、公共交通機関を使うと昼出発になるので、日帰りは難しい。そこで、宍粟50の三ノ丸と合わせて、泊まりがけで行くことにした。ついでに最近購入した装備のテストも行った。
福定のバス停から少し歩いて、ログを開始するのを忘れたことに気がついた。出だしからイマイチ。しばらく舗装路を行き、東尾根の登山口から登る。尾根に出るまで多少勾配がきつめだが、東尾根避難小屋から先はなだらかな尾根道になる。天気が良ければ最高の登山道だろう。
途中、一の谷の水場で給水。また、古生沼にも寄り道。こんな頂上付近に湿地があるとはびっくり! とりあえず、2箇所に立ち寄ったものの900mを休憩なしで登りきった。ゆっくり歩いたとはいえ、まあまあの体調だ。山頂の避難小屋でアタックザックに切り替え、三ノ丸を目指す。三ノ丸までの道はよく整備されており、広く歩きやすい道が続く。両側の笹も刈り込まれていた。三ノ丸もいい所だが、天気が悪く眺めは無し。氷ノ山に戻り、避難小屋で日暮れまで待機。小屋が混むようなら外で寝ようかと思ったが、結局、小屋で寝ることができた。
翌朝、いつも通り日の出とともに出発。風は弱く、青空も見えるいい天気。仙谷分岐までは昨日の雨が水たまりとなり、石も多く滑りやすい。仙谷から氷ノ山越えを通って大平頭の先までは、所々にブナ林があり十分に森林浴を堪能できる。ブナの林はいい、ずっと歩いていたいくらい。
林を抜けると、今度は一面の笹原、そして一面のススキの原となる。秋のススキは綺麗だ。その後、スキー場を通って鉢伏山頂へ。山頂はリフトがあるので、少し南のピークの方が眺めが良い。時間が余ったので少しだけ眺めを楽しんでから下山。林道に出て下山道が瀞川氷ノ山林道であることに気がついた。この林道は北側の一部を歩いているので、繋ぎのためにいつか行ってみようと思う。少々距離がありそうだけど...
面倒なので鉢伏のバス停(始発)をゴールにした。ブンまわしと言いながら回りきっていないが、よしとしよう。氷ノ山は冬しか行ったことがなかったが、全体になだらかで気持ちよく森林浴できる素晴らしいコースだった。
今回は新装備をテストした。シェルターと防水仕様の中型ザック(38L)。シェルターは夏の野宿用に考えているクロスオーバードームfなので、秋に使う予定はなかったのだが、試しに持って行った。予想通り山頂は4℃くらいだったので、実のところ小屋が使えて助かった。小屋内でシェルター張って入ってみたが、やはり狭い。結局、シェルター外に荷物を出して寝た。今回は防寒装備だったとはいえ、このままでは荷物が入り切らないのは明白だ。何か対策が必要そう。
ザックは冬山日帰り用に購入したFerrino Ultimate 38。これは夏の野宿にも使う予定。今回は荷物を少し絞り込んでみたが、ストックだけは外付けになった。さすがに宿泊用としてはギリギリのサイズか。背負い心地はまあまあ。水2.5L込みで12kgと軽量だったので、特にどこかが痛くなることはなかった。腰パッドは薄いが特に問題はなさそうだ。軽量化のためにフレーム外して薄いマットを入れようと考えているが、どうなるか。
色は黒(選択肢なし)。黒なので土や木に当たると汚れが目立つ。また、春秋はスズメバチの攻撃を受けやすそう。使って気になったのは、腰ベルトが長くて地面に置いた時にかなり汚れること。あと、雨蓋の口が意外と狭くて出し入れしにくい。目一杯入れない方がよい。
いいねした人