八方尾根、スノーシューで絶景ハイキング
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 502m
- 下り
- 502m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし。 |
写真
感想
スノーシューでハイキングしてみたくて、八方尾根に行ってきました。新宿発の夜行スキーバスで一路、白馬を目指しました。スキーバスに乗るのはすごく久しぶり。夏山の夜行バスは、中高年が多いけど、スキーバスは若い人ばかり。私たちが絶対に最高齢でしょう。
早朝6時に八方バスセンターに到着。着替えて、持参のおにぎりを食べようとしたら、冷たくてパサパサでした。でも仕方ないので、我慢して食べなければ。ちょっと仮眠して、7時半にスノーシューのレンタルショップに行きました。
初めてスノーシューを見たら、思っていた以上に大きくて、重い。大丈夫か、私!不安がよぎるも、スノーシューを抱えてゴンドラ乗り場に向かいました。8時にゴンゴラ運行開始、8分の乗車で山頂駅に到着です。そこからリフトを2本乗り継いで、八方池山荘へ、ハイキングスタートです。
お天気は快晴!雲ひとつない青空です。白馬三山がきれいに見えました。今まで、白馬方面に来た時は、いつもお天気に恵まれず、白馬三山をちゃんと見るのは初めてです。五竜岳、鹿島槍、その奥に爺ケ岳も見えました。360度の大パノラマが広がっています!
さてスノーシューで歩きはじめると、やはり重いし、大きいので自分のスノーシューを踏んでしまい歩きにくい。でも、快晴のお天気と、絶景の眺望に元気つけられて快調に登りました。
山スキーの人が結構たくさんいましたが、外国人(白人系)が多いので驚きました。「ハロー」と挨拶されました。でも彼らは英語じゃない言葉を話しているようだし、どこの国の人たちなのかな?
八方池は雪の下で、どこにあるかわかりませんが、看板があったの、あの辺かなと思いながら歩きました。そのうちだんだん急登りになってきました。ジグザグにトラバース気味に登ろうと思ったのですが、スノーシューだとスキーみたいにエッジが効かないし、幅が広いので足場が作れません。結局、直登するしかありません。スノーシューの底には、6本の小さい歯があるのですが、急だと滑り落ちそうで、しっかり足を踏み込んで歩かないとなりません。
やっとの思いで最初の山を越えました。かなり疲れてしまっていて、心が弱くなってきました。目指す丸山が見えましたが、あと3つ山を越えなければなりません。以前、夏に唐松岳に登った時は、こんなにアップダウンがあったという印象がありません。夏道はどこにあったんだろう?
しかし、せっかく来たので、もう少し頑張ろうと丸山を目指して歩きはじめました。上を見ると、気が遠くなるので、足元だけ見て、一歩一歩進みました。どこかに巻道ないの〜。
やっと目指す丸山に到着。もう少し頑張れば唐松岳まで行けそうですが、帰りの時間があるし、疲れ果てていたのでここでゴール。今来た道を下山します。登るのは、きつくても楽しいけど、下りは怖いので本当に憂鬱になります。スノーシューは小さい歯が6本しかないので、急なところは滑ります。スキーみたいに横向きで降りようとしましたが、エッジで立てないので、足首が曲がって痛い、滑り落ちたらどこまでいっちゃうんだろう。
スノーシューは、平坦で柔らかい雪のところだと歩きやすいですが、急で堅い雪だととっても怖い。アイゼンを持ってくればよかったと後悔しきり。とても急なところでは、スノーシューを抜いで、下りました。やっと、急な下りが終わり、緩やかな下りになり、ホッとしましたが、そのころには足が疲れて痛い。ふくらはぎは攣りそうだし、股関節は痛いし、足のマメは痛いし、腕もストックで疲れているしで、やっとの思いで下山しました。
下山してスキー場のレストハウスで遅い昼食と、お楽しみの生ビールで乾杯。レンタルショップにスノーシューを返却し、バスターミナルに向かいました。本当は日帰り温泉に行きたかったのですが、時間がなくて行けませんでした。午後4時、八方を出発し、9時半に新宿着。お天気に恵まれて、楽しい雪山ハイキングでした。でも、スノーシューはもう2度とないだろうな。
はじめまして。途中でお会いした緑色のウェアを着ていた者です。
初めてのスノーシューに苦労された様ですね。晴天が少ない白馬ですが、これほど素晴らしい眺望が堪能できてラッキーでした
昨日はスノーシューには辛いコンディションでした。スノーシューで下る時は後方荷重で滑る様に降りる必要があるので、ショートスキーやスケートが出来る方でないと戸惑われるかもしれません。
どうしても制動をかけたい時にはストックに頼らざるを得ませんが、握力や腕力が高くない方はI型よりもT型の方が絶対に楽です。私は握力60kgありますが、ずっとT型をWストックとして使っています。
深雪で絶対に歩けない雪原をスノーシューで浮遊感を感じながら歩いた時の気持ち良さは最高なので、ぜひ再チャレンジしてみてください
長コメント失礼しました。
こんにちわ
どのあたりでお会いしたのか、記憶が定かでなくてごめんなさい。シュノースーのアドバイスありがとうございます。コツがあるんですね。今度、試してみます。
それにしても、いいお天気でしたね!本当にお互いにラッキーでした。また、山でお会いしましょう!
こんばんは。擦れ違ったのは石神井ケルンでしたが、同行者の方と少しご挨拶しただけなので記憶に無くて当然ですよ。最後の下りが待ってましたしね
僕の遥か後方を歩いていた妻は3737さんとご挨拶したようで、バブル期のウェアーと素敵な笑顔が印象に残っているそうです 妻もバブル世代ですので懐かしかったみたいです(笑)
出遅れて曇り空しか見られなかった我々は3737さんの素晴らしい写真で存分に楽しませてもらいました
無理をしないで引き返したり、急斜面ではスノーシューを脱いだり、素晴らしい判断だと思います。また信州の大自然を満喫しにいらしてくださいね。
バブル期を懐かしんでいただけたんですね 当時は最新モデルだったんですけど、今となっては、骨董品ですね。
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