尾添川中ノ川 岩間噴泉塔から下降
- GPS
- 25:30
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,116m
- 下り
- 1,123m
コースタイム
天候 | Day1 小雨→曇、Day2 未明から晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 山崎旅館 日帰り入浴700円。男湯シャワーは使えない。が、いいお湯。 |
写真
装備
MYアイテム |
ちゅき
重量:-kg
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個人装備 |
化繊パンツ
ワークマンの千五百円のネオプレーン靴下
メッシュベスト
合羽上下
ヘルメット
ハーネス
ラバーソール沢靴
スパッツ
指先なし手袋
SUNTO
40lザック
呼子
ナイフ
地形図
コップ
ハーケン回収用バックアップ
コンパス
デジカメ
防水ノート
鉛筆
行動食
シーブリーズ+はっか油のスプレー
たわし
ハンマー
ルベルソ
ロープスリング3本
テープスリング6本
カラビナ10枚
安全環付カラビナ3個
カム2個
ボールナッツ4個
ロールンロック
ジャンピング
リングボルトx4
キリx2
救急キット
ヘッドランプx2
スノーケル
競泳用ゴーグル
空気注入式ライジャケ
シュラフカバー
銀マット
長袖長ズボン下着
毛糸靴下
草履
モバイルバッテリー
ライター
焚きつけ
折り込み鋸
軍手
コンロ
ガス缶
プリムスシータ(ジェットボイル的な)
コッヘル
箸
スップン
フォーク
ビタミン剤
0.5mmネオプレーン長袖
1mmネオプレーン長ズボン
|
共同装備 |
8.5mm40m
8mm40m
捨縄8mm約10m
ツェルト2-3人用
|
感想
・同行のノブリンの↓
http://osakawaraji.jpn.org/?p=7545
・溯行図(下降やけど)
https://note.com/kamadakeisuke/n/nfeb41bced249
・YAMAP
https://yamap.com/activities/8223882
※ヤマレコにアップしてない写真あり。
・日程
この一週間前にノブリンと氷ノ山の谷に行った帰りの車中で、半分嫌がるノブリンを この土日の谷中泊の沢登りに引き込んだ。gpvを見ると、土曜は雨、日曜は晴れ やったので、日曜のみの日帰りにしようか とゆってたが、また gpvを見てると、白山方面は土曜は昼には雨があがるっぽかったので、土曜朝関西発で正午過ぎから歩き始めようということにした。
・行先
尾上郷川の左岸支流や手取川水系を候補に挙げていた。結局、手取川水系で計画書を出していた。が、金曜の晩に、行先を変えた。10/11に楽々新道から入ったトレランの人が まだ見つかっておらず、3日間で警察消防の捜索は打ち切られ、その後の民間の捜索は 山岳会などのバックアップが無いせいか、どうなのか分からんけど、ヤマップの書き込みを見る限り、人数が少ないように思えた。のぶりんに行先変更して捜索の手伝いをしてもいいか訊くと即答でオッケーだった、なので、岩間温泉から入って、警察や消防などが それまで具体的にどこを捜していたのかの情報が不明なままだったが、楽々新道沿いと丸石谷側は捜索がだいぶ入ってるようだったので、まだあまり捜索されてない可能性が比較的高そうな中ノ川に入ってみることにした。地形図を見ると、先に噴泉塔がある。あ、そういえば、昔の知り合いが ここ行きたい行きたいゆうて行ってたなぁと思い出した。とりあえず、林道から噴泉塔に道沿いに行って、道沿いから見える範囲を見て、あと、中ノ川を下降するという計画書にした。現地で他の捜索者と話が出来れば、その内容次第で捜索場所を変えたらええわと考えてた。
・10/17(土)
・am7:23 茨木IC近くの駐車場で のぶりんと合流して出発→給油→茨木IC→名神→北陸道→福井JCT→中部縦貫→勝山IC→10:05 ゲンキー(ドラッグストア)で買い出し10:24 →R157→R360→林道→11:24山崎旅館
出発して ずっと雨が降っていたが、福井県に入ったら やんだ。が、石川県に入ると、またポツリポツリと降っていた。
・11:24-12:00
登山口Pは2台のみ空車。あと、ゲート前や山崎旅館前に警察や消防の車が数台とまっていた。お空にはヘリが何機か飛び回っていた。雨がポツリポツリ降る中、パッキングしたり、着替えたりしてると、警察の人っぽい格好の男性が降りてきた。また 立て続けにレスキューっぽい制服の人が降りてきたので、一人に「見つかりましたか?」と声をかけると、「はい」→「大丈夫やったんですか?」→「それは まだ ちょっと…」とのことで、この返事や雰囲気からするとアカンかったのかなと。
生還できなかったのは残念だが 見つからない状態が続くよりは、、、雪が降ったりし始める前に見つかって、ヨカッタ、と勝手ながら思った。RIP.
警察の人らが、「上から引き揚げるのか、下におろすのか」、みたいな話をしていたのが聞こえてきてた。崖の下がどうこうとかゆってはった。
とりあえず、ヤマップの特設掲示板?に見つかった旨だけを書き込んだ。
・12:50-15:20
歩き始める頃には雨はやんでいた。ゲート前の工事案内図では、工事による落石についての注意などが書かれたいた。一番の核心かとドキドキしていた駐車場からスグのゲートは警察4名様の目の前でハードルまたぎ?でクリア。何も突っ込まれなかった。
工事現場が見えてきて、あぁこれが第二の核心か、と思った。
が、小柄でドカヘルを被ったオジサンが近づいてきて「温泉に行かれるのですか?」と訊いてきはって「はい、そうです」とゆうと、ドアのところから、小径?を先導してくれた。トランシーバーで上で工事をしてる人に「今から登山者とおりまーす」みたいなことをゆうてはって、どうも一瞬 工事の手を止めるか、落石のリスクの少ない作業のみにするか、などしてくれてるっぽい。その工事区間を抜けるとドアがあり、普段は閉まってる様子だが、工事時間帯以外は空いていて、工事時間中も、呼び鈴を鳴らせば開けてもらえるとのこと。
出発まで時間がなくて、うろ覚えだったが、ヤマレコのhillwandererさんだったか、この林道が工事で歩けないのか、何か理由があって この区間を避けるようなことを書かれてたような憶えがあり、どうなることかと思ったが、特に支障はなかった、なんちゅうても子供連れの家族4人が行き来してるくらいやし。。。
岩間休憩舎で少し休憩。そこのオジサンとの邂逅が楽しかった。一体、ナニモンなのか。。。いい人やとは思った。
岩間休憩舎から噴泉塔群までの道は、一部区間が、滑ったら、かなり下まで滑落しそうやな、とか、落石発生させやすいな とかゆうところが複数個所あったが、特にロープを出したりすることはなく、あと虎ロープも複数個所設置してあって、まぁ大丈夫やった。黄色の葉っぱが凄く綺麗やった。あと、付け加えるならば、その休憩舎の謎のオジサンが「先行者が二人いる」ゆうてはったんで、その先行者が魅力的な女性二人で一緒に野湯を楽しめたら、、、なんで下世話な夢を思い浮かべながら小径を辿っていったが、以後、日曜の午後に林道に這い上がるまでhuman beingと出くわすことはなかった。
噴泉塔群は、湯煙がそこかしこに立ち上り、いい雰囲気の場所やった。焚き木にする流木の有無を心配していたが、売る程あった。
・焚き火泊
野湯は、ちょっと、ほったり、石で堰き止めたりして、お風呂を作ろうとしかけたが、めんどくさくなってやめた。脛までの足湯とか、腰をつけるとかその程度にとどめた。焚き火は上手く燃え上がった。今回は、ソーセージはシャウエッセンでもアルトバイエルンでもなく、但馬屋の なんとかってゆうソーセージだが、コスパよかった。他、シーチキンマヨなどで和えたサラスパや、ちっさいマカロニみたいなのを喰ったっけ。あ、あと海鮮サラダに豆とか乾燥ニンニクとか混ぜたやつが のぶりんに好評やった。
のぶりんは350ml2缶、ビールとチューハイやった。俺は200mlの25度の宝焼酎のみ。ノブリンにビールを1口もらった。
19時半頃に眠くて寝たんかなぁ。その時は空は曇っていて星は殆ど見えなかった。
で夜中2時前に目が醒め、見上げると満天の星空。細かーーーい、小さーーーい星たちも無数に見えていて、感動した。星座はオリオン座しか分からんかったけど。
その後、4時ごろだったか もっかい目が醒めて、空を見上げると、オリオン座が移動していた。コペルニクスは どうゆう計算で地動説を導き出したのか、それが気になった。
・日曜
焚き火はオコっていたので、簡単に火が点いた。7時前に歩き始めた。
下流側にはピューーーーっと噴き出している、噴泉がたくさんあった。それらを写真や動画に収めたりしながら下っていく。
壊れた堰堤や大きな流木をとめるため?の堰堤などがいくつもあり、それらの内の4つくらいは懸垂下降もしたりして降りた。大体、両壁が立っているので、結構 緊張感が走った。一ヶ所の滝で、俺が、捨て縄ロープの伸び率を小さめに予想していたところが、ぶら下がってみると想定以上に伸びてしまい、それでバックアップがロックしてややこしいことになった。が、追加のプルージックでなんとか這い上がり、事なきを得た。
最後の導水管の滝は圧巻やった。林道への階段の登りでは太腿にミが入った。
まぁとにかく、結構ずぶ濡れになって、上半身0.5mm厚の長袖ネオプレーンでは、上に合羽を着てても寒かった。のぶりんの上下長袖長ズボンは2.5mm厚で濡れてる時は丁度よくて、土曜、歩いてる時は暑過ぎたとのこと。
土曜は曇りやったけど日曜が晴れて、青空がバエて ほんまよかったわーー。
中ノ川、こんなに両岸が高く立ってると思ってなかった。堰堤の通過がポイントやね。ある意味、黒部の上ノ廊下よりも難易度高い気がする。どこからでも林道に上がれるわけではないし、緊張感も走った。捨て縄用の古い8mm10mは使い切った。使い切ってからも、まだ懸垂するかもって思てたから、次はシュリンゲか、、と思ってたら、それ以上、捨て縄せずに済んだ。ってゆうか懸垂が もうなかったんやったかな。
山崎旅館は昭和な感じで良かった。妻が好きな栃餅を白峰の店3軒目で執念でゲットし、福井市のヨーロッパ軒三郎丸店でボルガライスだのパリ丼だのを喰ってから高速で帰った。
※後日 写真や動画を追加する、かも。
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