関八州見晴台~黒山三滝〜顔振峠〜吾野駅
- GPS
- 04:28
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 996m
- 下り
- 1,062m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路) 西武秩父線「吾野駅」 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備されています。 一部は工事に登山道を水が流れる場所もありますので、雨天時は注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 吾野駅周辺にはコンビニがありません。 |
写真
感想
先週は体調が今一つで、週末は自重かと思われていました。天気予報が雨からくもりに変わったので、秩父三十四札所巡りでも行こうかと電車で秩父へ。すると途中から青空が広がり始めたではないですか。
この日は朝寝坊してしまったので、さすがに飯能アルプスをくだる時間がなく、また体力的にはそれは難しく、また降雨直後ということからも芦ヶ久保→二子山→伊豆が岳のコースも下りでスリップしそう。
そこで、関八州見晴台から黒山三滝へ降りてみることにしました。以前から友人と歩こうかと考えていましたが、コースの難易度などが不明だし、バスの時刻も不明だし。本日は単独行なので、時間的にも距離的にも自由度が高いので、とりあえず試しに行ってみようということになりました。
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関八州見晴台は3回目。以前2回は一緒に行った人がいて、さらには高山不動尊にお参りもしましたが、今回は一人旅ということで、直接見晴らし台へ。途中のコースのバリエーションも頭に入っていたので、およそ1時間20分で山頂へ。西武鉄道主催の沿線ハイキングでは、先週の10/10に東吾野駅から関八州見晴台へのコースが行われていましたが、所要時間が3時間。登りだけ?とも思われる所要時間でしたが、ひとりで最短コースを行けば可能だと思いました。でも普通の人に3時間で往復は難しいと思います。
今回は初秋ということで、前2回より山頂からの展望は木々に遮られて、今一つでした。冬の方が木の葉が落ちて、よりよく見えます。この日は歯やや霞んでしたためか、房総半島までは見えませんでした。
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関八州見晴らし台から先は初めてのコース。危うく飯盛山での縦走コースで下るところでした。黒山三滝・顔振峠へは稜線を下ると思っていたのですが、そこには展望がほとんどなく、林の中を下っていきます。登山道は狭く、やや急で、整備は西吾野からの道には劣ります。ほどなく花立松の峠につきますが、その登山道入り口の案内板にふと考えこみました。顔振峠への案内は明瞭でしたが、黒山三山は?どうも、踏み分け道のようなところを下るようです。紙地図と照らし合わせましたが、方向は合っているようです。意を決して降り始めたら、いきなり頭上に樹木がせり出していて、かがめないと歩けません。最後は、1mくらいの崖を降りて...舗装路に。この間30秒足らず。確かに舗装された林道を行くより圧倒的に早いことは確かでした。まあ、初心者はゆっくり舗装路を降りたほうが無難ですね。
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すぐ林道から右方向に登山道は下っていて、開けた展望地につくと、すごく良い眺め。飯能市から関東平野方向が見渡せます。特によく歩かせていただいている飯能アルプスの峰々が連なっているのが見えました。
この展望地からさらに林の中を下ること数分で、今度はせせらぎの音が聞こえてきました。滝が近いかな?沢沿いの道を下るあたりが一番今回癒される場所でした。途中の右岸からは地下水が滝のように流れて出ている場所があり、取水のためのホースがここから引かれていました。もちろんこの滝の上流には川はなく、地下水がこの隙間からほとばしり出ているようでした。この滝から下ること数分で、再び舗装された林道へ。この林道のところには水を汲みに来ていた地元の方がいて、たくさんペットボトルに先ほどの滝とつながったホースから流れ出る水を汲んでいました。
舗装された林道を駆け下りること15分くらいで、「黒山三滝→」の看板。これも危うく見落とすところでした。まあ一般的な観光客は下から上がってくるので、この道は通らないのですが、峠から下ってくる人は見落とすかも。ここを下ると、なんと男滝の真上に急降下。観光客はここまでめったに来ないので、ちょっとおもしろい眺めでした。
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黒山バス停からは顔振峠まではしばらく(15分ほど)車道を登って、右にあがる登山道を進むようだったのですが、車道を登っていけば到着するものと思い込み。そのまま、舗装された林道を登り返していくと、40分くらいで峠に到着。顔振峠ではなく、「顔振峠→」の案内板。地図で確認すると、どうも一本杉峠に行ってしまった様子。このまま東吾野に降りてしまおうかとも思いましたが、「埼玉の山71」の一つに顔振峠があったのを思い出し、そちらへ戻ることにしました。
顔振峠への登山道の途中で急に開けた場所に出くわしました。ここはどこ?
すると大きな鳥居が見えました。諏訪神社の鳥居でした。こんな山の中にも神社があるんだなと感心したのと同時に、氏子の人は大変だなあ。
諏訪神社からは緩やかに10分ちょっと下っていくとようやく顔振峠に到着。南西方向に展望が開け、茶店が2軒ありました。おそばやうどんなどが食べられるようでした。
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顔振峠からはただただ下るだけ。ただし、思ったより下りが長くて疲れました。ようやく下り切って国道299号線が見えたと思ったら、案内標識に「吾野駅→1.1辧廖これにはがっくりでしたが、まあそこはほぼ平地なので、14時前には吾野駅にゴールイン。まずまずの下見ハイクでした。
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