スリリングな八海山 鎖に命を託して
- GPS
- 07:45
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,406m
- 下り
- 1,400m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 7:41
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
いやいや八海山がこんなにおっかない山とは思いませんでした。甘く考えて下調べもろくにしておりませんでした。
八合目の避難小屋までにも数えきれないほどの鎖場が待ち受けておりました。これらの鎖場は登りだからまだいい方でした。避難小屋から入道岳に至るまでにも幾つかのピークがありましたが、そのアップダウンの鎖場たるや、特に下りの鎖場は垂直で距離も長く、まさにロッククライミングのようで足場を探すのも大変な場所がありました。少しでも握りを緩めるとストンと下に、正に命を鎖に託している感覚でした。怖いけどしびれますね。入道岳に着いた時の達成感は今回の登山の中で随一でした。
小秀山、有明山、戸隠山(一般ルート)、等の危険な山を登ってきましが、この山はこれらの山と比べても格段に危険な山でした。
大キレットとかジャンダルムは行ったことはないのですが、ここと比べてどうなんでしょう。
今日はもう一つ大変なことがありました。
登山口にはトイレがなく、ガマンできるかなと思ってました。
鎖場で踏ん張ることを繰り返すと、(大が)したくなり、八合目の避難小屋までガマンすること1時間半、鎖場と共に大変でした。ダサイ親父です。
登りで避難小屋で追いついてきた地元の青年と一緒に下ることにしました。救護の仕事に着くようで、トレーニングのために来ているらしく、今年から登山を始めてるということでした。下りもしばらくの間は鎖場・梯子などの厳しい場面がありましたが、次第に楽になるにつれ、お互いの会話が弾んできました。彼には、補充用としてトイレットペーパーも頂きました。
今日一日は、恐怖と達成感、そして青年との楽しい下山と登山口でのもう一名の超健脚青年を加えた楽しい会話。
充実の一日でした。
二人の青年は会ったことがあるらしく、会話が弾んでおりました。私は、風呂とコインランドリーに行かなければならないので、お礼を言って別れました。
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