大杉谷＆大台ヶ原 〜渓谷美×紅葉〜

2020年10月23日(金) ~ 2020年10月24日(土)

• GPS: 12:40
• 距離: 27.3km
• 登り: 4,082m
• 下り: 2,864m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:52
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:52

距離 11.0km 登り 1,970m 下り 1,849m

9:15 スタート地点
14:07 宿泊地

2日目

• 山行: 7:22
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:22

距離 16.3km 登り 2,126m 下り 1,026m

6:42 宿泊地
14:04 ゴール地点

天候

10/23 雨☔
10/24 晴れ☀

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

10/22　東京→(新幹線)→名古屋→(JR快速みえ)→松阪
10/23　松阪→(JR)→三瀬谷→(タクシー)→大杉谷登山口

10/24大台ヶ原→(バス)→大和上市→(近鉄)→大阪阿部野橋
→(徒歩)→天王寺→(JR)→関西空港→(飛行機(GK210))→成田空港


【往路】

■エスパール交通　大杉谷登山渓谷バス(完全予約制)
道の駅奥伊勢おおだい10:30発　→　大杉谷登山口12:00着
・本年はコロナの影響により金、土のみ運行。人数制限あり。
・私が1週間前に予約したら、すでにキャンセル待ちが8名…。
http://www.ma.mctv.ne.jp/~s-pearl/tozanbus.html


■大台町営バス
三瀬谷駅7:45発　→　大杉8:45着
・JRからの乗り継ぎは三瀬谷駅7:40着の電車があり、接続が考慮されている。
・大杉から大杉谷登山口までは徒歩約3時間
・300円
http://www.odaitown.jp/kurashi/kotu/1392362374480.html


■宮川タクシー
・三瀬谷駅〜大杉谷登山口を、ジャンボタクシーで送迎可能。
・19,200円／台
・0598-76-0112


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【復路】

■奈良交通　大和上市駅〜大台ヶ原　直通バス
・コロナの影響により、当面の間平日ダイヤで運行(1日1本)
・当日は増便も出ていた。
https://www.narakotsu.co.jp/rosen/rinji/2020autumn_oodaigahara.html

コース状況／危険箇所等

■大杉谷　(登山口〜桃の木山の家〜堂倉滝)
渓谷沿いの登山道。要所要所に鎖等で整備されているが、雨の日は増水しやすく要注意です。またシシ渕界隈は徒渉があり、岩場は滑りやすく、大岩を潜る場所は、シャワーのように水が流れ落ちているため、晴れの日でも濡れる可能性があります。

※熊も出るようですので、熊よけ鈴を携行して下さい。
※ヒルも出ますので、ご覚悟を！


■大台ヶ原
週末であり、紅葉シーズンでもあり、かなり混雑していました。

その他周辺情報

■JUST INN松坂駅前
・2019年オープンで最新設備
・朝食(パン食べ放題)は6:30より
http://www.just-inn.jp/matsusakaekimae/


■桃の木山の家
・コロナ対策として館内はマスク着用。消毒液携行を求められている。
・入浴可能だが、コロナ対策により混雑日は提供なし
・1泊2食付き9,000円
・翌朝、お湯は100円でいただける(1人500mlまで)
https://www.momonokigoya.jp/

写真

10/22 20:24

【2020.10.22】
名古屋で乗り換えたのは「快速みえ」。こちらで三重県に初上陸〜！　今宵は松坂駅まで。

10/22 22:14

Go to トラベルで宿泊代は35％OFFな上、地域共通クーポンもいただく。

このクーポン、有効期限は明日まで…。行動食等の買い物は済ませていたので、とりあえずローソンに行き、電池やボールペン等を買っておく！

10/23 7:39

【2020.10.23】
三瀬谷(みせだに)駅。

本来はあの町営バスに乗り、終点の大杉から登山口まで約3時間歩く予定だったが…。

同じ電車に乗っていた登山客にお声がけいただき、登山口まで行くジャンボタクシーに同乗させていただく。なんとありがたや〜！

10/23 9:05

登山口から300m手前の東屋前で下車すれば、雨は弱まる！

こちらがタクシーに同乗させていただいた明るく仲良しな5人組パーティー。準備運動まで混ぜてもらった後、先に出発させていただく。ありがとうございました！

10/23 9:12

こちらが登山口(第三発電所)前のトイレ。公衆電話あり(→Edyも使える)。そして自販機は今年から始まった入山協力金受付(任意)の自販機！

10/23 9:18

協力金を入れると、入山記念(協力者証)の木札をいただける。

10/23 9:21

9:21　第三発電所を通過し、登山口へ

10/23 9:23

10/23 9:24

9:24　登山口

10/23 9:25

9:25　この扉をくぐると

10/23 9:25

9:25　いきなり始まった、この渓谷沿い感溢れる鎖場。

10/23 9:29

9:29

10/23 9:30

見下ろせば、ここはゆったり。

10/23 9:31

9:31　大日��

10/23 9:39

9:39　ケロリン

10/23 9:48

9:48

10/23 9:52

9:52　熊谷川橋

大きな橋は何度か渡る。

10/23 9:58

9:58　地獄谷橋

森の中から出ると、雨に打たれる…。結局、この後レインウェアを着用。

10/23 9:58

熊出没注意！

10/23 10:13

10:13　たまにモフモフも

10/23 10:25

10:25

10/23 10:26

10:26　腕時計を見ようとしたら、それはいた…。

デコピンしても飛んでいかないので、吸血中らしい…。とりあえず撮影してみる…。

10/23 10:29

10:29　簡単に剥がれず鳥肌がたち…、結局無理やり剥がしたが、後味が悪い…。同時にこれまでの経験が甦り、レインウェアの首回りや袖口をしっかりと締め、足早に歩き始めた。

そして、あとから冷静に考えれば、踏み潰せばよかった…。君とは金輪際訣別したい。

10/23 10:32

10:32　さて気を取り直して…。

10/23 10:35

10:35　といっても気になるから見てしまう。止まりにくい血は、ゲル状に。

10/23 10:47

10:47　プチ徒渉。

10/23 10:59

10:59　日浦杉吊橋

10/23 11:00

11:00　

10/23 11:12

11:12　何気に小刻みなアップダウン。

10/23 11:16

11:16　水越谷出合

10/23 11:16

11:16　川でそーっと洗ったところ。(→ゴシゴシ洗うと、また血が滲み出てくる…。)　なんとなく固まってきたくらい。

10/23 11:19

11:19　「注意」がおどろおどろしい

10/23 11:24

11:24　千尋滝？

※千尋滝はいつの間にか通過していたかも…。

10/23 11:28

11:25-11:28　千尋滝東屋

ザックは下ろしたが、空腹感もなく、すぐに立ち去る。

10/23 11:58

11:58

10/23 12:02

12:02

10/23 12:09

12:09　インパクトある根っこ

10/23 12:27

12:27

10/23 12:29

12:29　桟道も見た目よりはしっかりしている。

10/23 12:32

12:32　この辺りからシシ渕

10/23 12:32

12:32　ここの徒渉は緊張感。

10/23 12:34

12:34　その先の岩を潜る。

岩からは水がシャワー状に流れ落ちているため、晴れた日でも濡れやすいとのこと。

10/23 12:35

12:35　通過後に振り返る。レインウェアを着ていてよかった。

10/23 12:36

12:36

10/23 12:37

12:37　岩にこびりつく白いものが滝に打たれていると思ったら…

10/23 12:37

ダイモンジソウだった！

10/23 12:42

12:42　少し登れば

10/23 12:45

12:45　その先の滝が圧巻！

この辺り一帯、霧状の水しぶきが漂っている。マイナスイオン！

10/23 12:45

12:45　扉

10/23 12:47

12:47　さらに少し登れば

10/23 12:48

12:48　高度感が増してきた！

10/23 12:57

12:57　ニコニコ滝

10/23 13:00

13:00-13:10　ニコニコ滝東屋

おにぎりタイム♪

10/23 13:13

13:13

10/23 13:22

13:22　遠方が、平等��吊橋

10/23 13:24

橋の上より、上流は峡谷。

10/23 13:24

橋の上より、こちらが下流。

10/23 13:28

13:28

10/23 13:48

13:48　加茂助吊橋を渡ればベンチ

登山道には多くの標語があったが、今回ツボったのはこれかなぁ。「あなたがくるまでは美しかったと言われないように」

10/23 13:56

13:56

この先で、まさかのヒルに再会…。(こちらは吸血前だったようで、デコピンで散らす。)

10/23 14:07

14:07　桃の木山の家

本日一番乗りだったようで！

10/23 14:38

コロナにより、宿泊者が多い場合は開放していないと聞いていたが…。この日は入浴可能！　一番風呂を長湯させていただく♨

10/23 15:18

2階の大部屋。こちらもコロナ仕様。布団と布団との間隔は1畳以上空けられている。

10/23 17:27

夕食はとんかつ＆カレー！

食後、ジャンボタクシーでご一緒したパーティーと再会し、消灯まで楽しく話をさせてもらう。山ならではの一期一会！

10/24 6:00

【2020.10.24】
朝食は6時より。TKGで満たされる！

10/24 6:40

6:40　お世話になりました！

10/24 6:49

6:49　渓谷沿い

10/24 6:54

ピンボケ1

10/24 6:56

ピンボケ2

開いていないリンドウは、ちょこちょこあったかな。

10/24 6:57

6:57　本日も峡谷歩きが始まる

10/24 6:57

6:57　ユーシン!?

10/24 7:03

7:03

10/24 7:06

7:06　七ツ釜滝

10/24 7:06

7:06　七ツ釜滝

10/24 7:10

7:10

10/24 7:15

7:15

10/24 7:20

7:20　七ツ釜滝吊橋＆沖見沢

紅葉も際立ってきた

10/24 7:23

7:23

10/24 7:25

7:25

10/24 7:29

7:29

10/24 7:34

7:34

10/24 7:37

7:37　前を歩く単独登山客は、昨夜山小屋でお話しさせていただいた方だったが、爽やかかつ健脚の持ち主でした！

10/24 7:45

7:45

10/24 7:47

7:47

10/24 7:49

7:49　光滝

10/24 7:51

7:51　光滝

流れる滝が岩に当たると、水しぶきの角度が変わり、見ごたえ十分！

10/24 8:00

8:00

10/24 8:05

8:05　隠滝吊橋

10/24 8:10

8:10　

10/24 8:13

8:13

10/24 8:15

8:15　与八郎滝

10/24 8:19

8:19

10/24 8:20

8:20

10/24 8:21

8:21

10/24 8:23

8:23

10/24 8:31

8:31　堂倉吊橋を渡れば、人工物…!?

10/24 8:35

8:35　

10/24 8:35

8:35　堂倉滝吊橋。

これが最後の吊橋。

10/24 8:36

8:36　堂倉滝

10/24 8:36

8:36　ずっと流れていく

10/24 8:36

8:36　堂倉滝を正面より。

渓谷も見納めかと思うと…、ひんやりとした風を浴びながら、目を閉じて堪能！

10/24 8:44

8:44　ここからは一般登山道

10/24 9:02

9:02　階段で整備されている所も

10/24 9:04

9:04

10/24 9:26

9:26

10/24 9:33

9:33　堂倉坂

正面を行けば粟谷小屋だが、

10/24 9:34

9:34　登山道本線という標識どおりを歩けば、

10/24 9:35

9:35-9:50　堂倉避難小屋

避難小屋は鍵がかかっていた。

10/24 9:37

小屋前の広場で、パンを食べる。

10/24 9:49

だんだん青空！

10/24 9:58

9:58

10/24 10:09

10:09　シャクナゲ坂

10/24 10:11

至る所にシャクナゲ。見頃はすごそう！

10/24 10:19

落ち葉ロードもステキ

10/24 10:29

10:29　登るほどに色づく。

10/24 10:31

10:31

10/24 10:44

10:44

10/24 10:50

10:50　シャクナゲ平

10/24 10:51

10:51

10/24 10:55

10:55

10/24 10:55

10:55

10/24 10:57

10:57

10/24 10:58

10:58

10/24 11:08

11:08

10/24 11:17

11:17　この辺りからラストの登り

10/24 11:32

11:32

10/24 11:34

11:34　これを登り切れば

10/24 11:36

すごい人だかりに、圧倒される…。

10/24 11:41

11:35-11:50　日出ヶ岳！(L＆カ)

10/24 11:42

みなさん、続々と登ってくる。

10/24 11:37

ズームアップして、正木嶺方面

10/24 11:43

こちらは北側。鈴鹿山脈は続く…。

10/24 11:52

11:52　正木嶺へ

10/24 11:52

11:52

10/24 11:58

11:58

10/24 12:03

12:03　正木嶺より振り返った、日出ヶ岳

10/24 12:04

12:04　木道(木段)で整備されている

10/24 12:06

12:06　大蛇��方面。カラフル

10/24 12:06

12:06

10/24 12:19

12:19　正木ヶ原

みなさん、思い思いに休憩。

10/24 12:28

12:28

10/24 12:34

12:34

10/24 12:37

12:37　牛石ヶ原

10/24 12:39

12:39　牛石ヶ原

10/24 12:50

12:50　ん？

10/24 12:51

12:51　大蛇�瑤紡膵堽鵝帖�

バスの時間も気になるので、この先には行かず…。

10/24 13:02

13:00-13:10　分岐にてパン＆コーヒー♪

10/24 13:09

13:10　さぁ、ラスト！

10/24 13:13

13:13　もったいないほど、けっこう下る…。

10/24 13:25

13:25

10/24 13:32

13:32　シオカラ谷

10/24 13:32

13:32　綺麗だから見上げているのもあるが、ここからの登り返しにため息をつきながら見上げてもいる。

10/24 13:36

13:36　最後の登りは堪える

10/24 13:39

13:39　いったん水平になり、

10/24 13:44

13:44　最後は長〜い石段…。

10/24 13:57

13:57　よーく見てください(ど真ん中)

10/24 14:01

14:01　駐車場！　この日は満車で、路駐の乗用車も多数。

14:30発のバスに間に合ったと思いきや、14:30発のバスはなく…。(→コロナによる見合わせ)　それでも臨時便が出て15:10に出発！

10/24 18:42

14:30のバスがなかったことで、この後の予定がバタバタしたが…。

大阪在住の友人に会え、あべのハルカス内でたこ焼き＆明石焼き。時間がない中、来てくれてありがとう！

10/24 20:20

関空はシャッター街。コロナの影響はまだまだ続くようで…。(ちなみにお土産屋さんは、国内線搭乗口近くに、1軒だけ開いていた！)

がんばれKIX！

10/24 20:36

定刻どおりに離陸後、成田空港には定刻より25分も早く着陸！　(成田空港もガラガラ…。)

その分早い電車に乗れてよかった！

撮影機器：

TG-850 OLYMPUS IMAGING CORP.

SH-RM11 SHARP

感想

wildwind

■Go to 大杉谷
何度も訪れたことのある登山客から聞いた話だが、かつては松坂駅から大杉まで直通バスがあり、大杉から第三発電所までは船が走り、週末の桃の木山の家には500名以上宿泊することもあったそうである。しかし、2004年豪雨災害により大杉谷は長らく通行止めとなり、崩落個所の整備が完了したのが数年前。

かつての賑わいを知っている方からすれば、今の大杉谷は静かに楽しめるようである。特に今年はコロナの影響もあり、入山者数も抑えられているが、ここは静かに残しておきたい場所だと思えた。


■Go to 大台ヶ原
こちらは打って変わって大賑わい！　紅葉シーズン真っ只中というのもあるが、地元の方々から親しまれているようである。特に日出ヶ岳周辺は非常に整備されていて、山頂からの紅葉は目に焼き付いた！　こちらはいつまでも、みんなでワイワイする場所なんだろうなぁ。

wildwind

コメント

essan

おひる様
紅葉最高ですね😁それにしても
おヒル様 こんなに朝晩冷え込んでも まだ活動しているんですね。
１１月に大杉谷行こうかと思っていたんですが躊躇するな〜(涙)

wildwind

Re: essanさん♪
おひる様…。(いや、おひる野郎め！)

お見苦しい写真を載せてしまいましたが、ヤツは絶賛活動中でした。特に雨の日は出やすかったのかもしれません。気温が18℃以下になれば、ヒルも出なくなるという話を聞いたこともありますので、11月は大丈夫かもです！　(せっかくなので、お会いしてきてもかまいませんが！ )

思い返せば悪夢でしたが…、その後の紅葉は本当に美しかったです 　11月に行かれるなら、少し落ち着いた色遣いの景色になりそうですね！　レコ、楽しみにしています！

ポピー🦉popie

おヒル様
あー！！大台ケ原に行っちゃったんですね
「栂海新道もう戻れないチーム(笑)」3人組で行きたかったですが、でも今年はコロナで空いていたようですし大阪の友人にも会えて、タイミング的にも行って良かったですね

私もヒルは気になっていたので行くなら10月末がベストかしら？と思っていましたけど、まさかのヒル遭遇とは・・
いつかは訪れてみたいので行くとしたら11月かしら？(^-^;
(essanさん11月に楽しんで登ってきてくださいね〜 )

そう思って、あらためてレコを読むと、いろんな情報が満載で参考になります
大杉谷登山口までの行き方も予約バスしか知らなかったですが、路線バスやタクシーという方法もあるんですね
そして行きは前泊にホテル、帰りは旅客機とGotoキャンペーン等を使いこなしてますね〜！さすがwildwindさん

登山ルートは登りは変化に富んでて景色とともに楽しめそうですし、2日目は晴れで紅葉の写真がとっても綺麗で レコを読んでいて私も楽しめました

wildwind

RE: popieさん♪
抜け駆け、申し訳ないですっ！m(._.)m

ヒルは…、ネタにするくらいにしかなりませんが… 　ヒル以外の景色はとてもよかったです。

私ももともとは登山口までの直通バスで行きたかったのですが、予約が取れず、必然的に町営バスとなり、それなら前夜に松阪まで行かねばと、ただその一心でした。(結果はジャンボタクシーに便乗させていただけるという幸運！)　Go to キャンペーンは利用時の格差が話題になっていますが…。ありがたく恩恵を受けさせてもらいました！

ちなみに帰りは空港事情が気になり関空経由にしましたが、夜行バスなら3列シートで3,500円くらいのものもありましたよ。あとLCCは新幹線よりお得になのも不思議で…。このご時世、価格競争がハチャメチャですね。。。