裂石〜大菩薩〜新雪踏んで丹波へ
- GPS
- 09:50
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,411m
- 下り
- 1,683m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ふくちゃん荘から上はアイゼンがあったほうがベターです。 ただし、日当たりのいい場所は雪のない場所もあります。 丹波への道は、ふるこんばで小菅からのトレースに遭遇しました。 介山荘からノーメダワまではトレースがありませんでしたが、ラッセルはなく、労せず歩けます。 ノーメダワから丹波の間は上り登山者のトレースがありましが、ノーメダワから小菅道へ向かっていました。 北面は雪が残っていますが、ノーメダワから下の南面は雪はほとんどありません。 |
写真
感想
塩山or丹波どちらから登ろうかと迷ったのですが、塩山の始発バス(7:35)に間合いそうだったので、メジャーな表から登りました。丹波側に下ってみて、分かりましたが、逆だと大菩薩到達は厳しかったでしょう。
バス利用者は10数人でしたが、途中丸川の駐車場は満車状態でしたので、結構の人が入山していました。
上川峠までは、ノースパッツ、ノーアイゼンでも可だと思います。
私は、千石茶屋でスパッツ、ふくちゃん荘でアイゼンをつけましたが、ロッジ長兵衛orふくちゃん荘で、両方をつけてしまったほうが手っ取り早いかと思います。
アイゼンに関しては登りはなしでもいけると思いますが、下りはつけたほうが無難でしょう。
さて、今日は快晴に恵まれ、雷岩から介山荘にかけての稜線からは、富士山、そして甲斐駒ケ岳から聖岳にいたる南アルプスが全山見渡せ、絶好の登山日和となりました。
大菩薩嶺を往復し再び雷岩に戻り、介山荘までの稜線からの眺望を楽しみながら歩いていると、ふと右手の冷たさが気になります。グローブを脱ぎ撮影に気を取られている間にどこかでインナー手袋を紛失したようです。風も比較的弱かったので、アウターだけでも十分でしたが、軍手をインナーに代用すると、これが結構いけました。
介山荘から丹波方面の道にはトレースが全く無く、元に引き返すほうにだいぶ気持ちが傾きかけたのですが、途中で引き返すことも考えて、試しに下り始めると思いのほかラッセルもなく、さらさら雪のなか鹿さんのトレースが下へ下へと導いてくれて、フルコンバまで快調に下ることができました。
ここで、小菅からのトレースに対面。バスの時間を考えながら小菅OR丹波を思案したのですが、小菅の林道歩きは避けたいので、当初の予定でもある丹波を目指すことにしました。
ノーメダワまでは再びトレースがなくなり、さらさらの新雪を楽しみながら快適な下り道が続きます。そして、ノーメダワで再び丹波からのトレースに対面。トレースから推測すると、この方は丹波からノーメだわに登り、ここから道標に従い小菅側の巻き道を進みフルコンバまで来て、大菩薩へは登らずにここで小菅に下ったようです。なぜか気になるトレースでした。
ノーメだわからは南面のトラーバース道となるため、雪がほとんど解けており、途中アイゼンを脱ぐこととしましたが、ここでストックが折れる災難が発生。アイゼンの泥をストックで落としていると、突然先端部分が破断してしました。カーボン製品は傷に弱いのですね。
アイゼンをはずすと、瞬間重石を外されて様に足元が快調になりす。そして、追分から先は再び北面となり、積雪量がぐっと増しますが、雪がさらさらなので、下りですとラッセルの苦もなく下りていけます。
藤だわにて3方向に道を分けますが、時間がないのでここでは最短の貝沢川のルートを選択して丹波まで下り、なんとかヘッドライトを使わずバス停に到着できました。
ganbaruken さん こんにちは
トレースのない雪道の歩きが気持ちよさそうですね。大菩薩、今日行こうと用意していましたがスイッチが入らず自宅滞在です。
ゴローという響きが懐かしく、山岳誌を片手にあちこちの山道具の店を覘いて商品を確かめに歩いたのを思い出します。
写真を見る限り靴はシームシールや保革油などのクリームは塗られていないのでしょうか。
私もノルディカの333ローズを履いてから32年目になりました。ソールの張替えは昨年3回目となりました。重いですが一番頼りになります。
アイゼンはTANIの10本歯です。幅の調整ができないためノルディカの靴にしか使用できません。
スポーツショップにお聞きしましたところ、革製品は注文を受けてから2年半待ちであるとのことです。
Inoと申します。
同じ日に大菩薩に登りました。私は裂石から丸川峠を経由してぐるっと回って裂石に戻るルートで歩きましたが、富士山も綺麗に見えて快適な山行ができました。
大菩薩峠でフルコンバへと下りていくルートを見ながら午前11時過ぎに昼ご飯を食べていました。ここから下るルートは水曜日に雪が降ってからだれも歩いていないんだなとルートを眺めながらご飯を食べていた記憶があります。
これからもganbaruken さんの記録を楽しみに見させていただきたいと思います。
お返事いただき有難うございます。
30数年ぶりに昨年から再度はき始めたのですが、愛着のある靴で、疲れた時も足元を見るとなぜか励まされます。
ソールもまだ一度も張り替えていなので、なんとか長生きさせたいと思ってます。ワックス(TOKOスポーツポリッシュ)は必ず毎回塗ってはいるのですが、山から帰ってくるとカラカラのなってしまいます。(スイス皮革、バックスキン)アイゼンは確かタニのプレスアイゼンだったと思います。
トレースがないところに進むのは結構勇気がいりますね。
今回のルートは労せず進めてラッキーでした。30分進んで大変だったら引き返そうと思ってましたし、万が一の時はヘッドライト歩行、一晩程度はビバークもありかなと思いながら下りました。
前回山行の丹沢・畦が丸の時は、途中ラッセルに屈して退散した事を考えると、大満足です。
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