和名倉山 三ノ瀬からピストン
- GPS
- 08:48
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,343m
- 下り
- 1,325m
コースタイム
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 8:47
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山ノ神土から和名倉山山頂まで、随所に新しいテープが有った。先日レコをあげていた方の作業だと思います。ありがとうございます。 今後強風や積雪などでテープが無くなる可能性もあり、踏み跡の薄さや笹藪、倒木の多さなどを考慮に入れ、装備や計画を立て入山して下さい。 山ノ神土からの踏まれた笹藪は非常に滑る。また笹藪地帯は稜線をトラバースして行くが、踏み跡に引っ張られて上に登らない事。身の丈よりも高い笹に囲まれる(私です笑)間違ったと思った時は素直に戻っ方が早い。 その他、東仙波以降もわかりずらい個所があるので、頻繁に現在地の確認を。 |
その他周辺情報 | 「民宿みはらし」 現在コロナの為保健所の指導で、食事の提供なしの素泊のみ受け付け。 一泊素泊まり4500円 |
写真
感想
三峰から雲取山に上るときに、西側に大きな船のようにたたずんで見える和名倉山。同じ埼玉県で直線距離だと近いのに、すべての意味で遠く感じる山。そんな和名倉山に行ってきた。
和名倉山の主な登山ルートは、山梨県側の三ノ瀬からと、埼玉県側秩父湖からの二つだが、秩父湖からのルートは地図上は破線。今回和名倉山が初めての自分は三ノ瀬からのピストンとする。長い行程なので、早くスタートしたいが、山ノ神土から先はヘッデンを付けても暗くては歩けない。山ノ神土あたりで明るくなる計算をして、三ノ瀬を4時半にスタートします。
山ノ神土分岐からすぐ深い笹薮に覆われます。特に手前数百メートルは身の丈ほど深く、また笹薮の踏み跡は笹が倒れているのでとても滑る。迷った踏み跡が多数あり、その跡をたどってしまって戻るのに難儀した。笹に最近つけられた赤テープがあり、見つけてなんとか復活。
笹薮を抜け、稜線に出ると東仙波・西仙波まで、展望の良い露岩帯や深い森林など変化にとんだ山歩きを楽しめる。
西仙波を過ぎると、登山道は広い尾根の上になり、迷いやすい地形です。広い樹林帯で倒木も多い。今回は新しいテープが相当あったので助かったが、自然相手ですので、無い場合も想定しましょう。
この後、川又分岐・二瀬分岐とテープをたどって歩きます。二瀬分岐から頂上へは、また不明瞭な箇所が多く、丹念に歩く。千代蔵ノ休場は確認できなかったです(^^;
また、背丈ほどの落葉松の幼木が密集していて、すり抜けるたびに落ち葉が大量に首筋からシャツの中に入ってきた。頂上で脱いで落とします(笑)
和名倉山の頂上は森に囲まれ眺望は全くないが、つまらないということはなく静かで趣があった。この山の伐採や山火事の歴史を見れば、眺望が無い事は欠点ではない。今後ますます森が深くなり、静かになる姿を想像するのも楽しい。
帰りは来た道を戻るが、変化に富んでいて同じ道を歩いている退屈さはない。
往路である程度、わかりづらい箇所を把握しておいたので迷わず歩けた。
ただ、最後の笹薮でまた違う踏み跡をたどってしまい難儀(^^; へたか⁉笑
地形的に上に登ってしまいやすい形状なんでしょうか⁉︎騙されました。
山を下りたら民宿みはらしのおばちゃんがまっていて、揚げパンとリンゴをごちそうなる。和名倉山の静けさも続いていて欲しいが、おばちゃんも元気でいつまでも登山口にいてほしい。楽しい山旅でした。
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