【飯縄山】晩秋・初冬の絶景（戸隠キャンプ場〜飯縄山〜中社〜鏡池〜戸隠キャンプ場）

2020年10月31日(土) [日帰り]

• GPS: 08:10
• 距離: 21.1km
• 登り: 1,064m
• 下り: 1,056m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:30
• 休憩: 1:41
• 合計: 8:11

6:39 戸隠キャンプ場バス停
8:26 8:31 瑪瑙山
9:23 9:46 飯縄山
9:55 9:59 飯縄山南峰
10:07 10:08 飯縄山–南・西登山道分岐
10:50 10:50 萱ノ宮
11:18 11:19 西コース短絡路入口
11:38 12:15 戸隠神社中社
12:20 12:20 足神さん
12:27 12:48 小鳥ヶ池
12:59 13:00 硯石
13:30 13:30 どんぐりハウス
13:36 13:44 鏡池
13:54 13:54 天命稲荷神社
14:12 14:12 植物観察園
14:22 14:22 奥社前なおすけ
14:50 戸隠キャンプ場バス停

累積標高1,000mちょっととはいえ、距離は20km超。
それなりの歩いた感。

天候

終日晴れ

朝起きると車載の外気温計で-4℃・・・

朝一はベースレイヤー、厚手の長袖シャツ、レインウェア。
下山の途中でレインウェアを脱いで、あとはそのまま。
夜と日中の寒暖差がかなり大きい。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆行き
長野ICから戸隠バードライン経由。
信大前からバードラインに入るところは左に折れますが、標識とナビが違うところをさしており、迷っているうちに狭いところに・・・
信大前からしばらくいったとこの九十九折りは、急坂で急カーブ、かつ狭い。
対向車がいると、走りづらいかも。
その区間以外は2車線で走りやすい道。

途中から、車載の外気温計でマイナスに。
一部、濡れた跡あり、ノーマルタイヤだっため、凍結が怖くてゆっくりと。
戸隠キャンプ場前駐車場に止めてみると、路面凍結とまではいきませんが、舗装の間に凍結が見れらました。
もう、お守りにスタッドレスをはいておいた方が、ないしはチェーンがあった方がいい時期になってきました。

戸隠キャンプ場の登山者用駐車場に駐車。
00:00過ぎの到着で、先着は7〜8台。
寝るまでの間にも数台が到着。
朝、出発前の06:30過ぎで8割以上の埋まり具合。

◆帰り
車の多さから、長野市街地が混む気がしたので、上信越道信濃町インターチェンジから。
戸隠キャンプ場から約15km、20分ちょっと。
走りやすい道です。
紅葉はこの下りの道がピーク。

コース状況／危険箇所等

全体に危ないところはない印象。
霜、霜柱の季節になってきていますので、滑るのには注意。
紅葉はピークを過ぎた印象はありましたが、まだ、楽しむことができました。
登りは人が少ないルートですが、景色という意味では非常に良かった周回コースです。

◆戸隠キャンプ場〜飯縄山
・誰とも会わず・・・
・迷いそうなところは2か所。
　1か所は戸隠イースタンキャンプ場からの登山道の入り口。
　「瑪瑙山」の案内に沿った道に行くと、元の道にUターン。芝の広場っぽいところの奥に登山道があります。
　2か所目は、瑪瑙山山頂。
　案内標識はありません。リフト降り場の反対側の、なんとなく登れそうなところを登ると山頂。飯縄山への登山道は瑪瑙山頂経由です。
・この日は1,400m以上は霜が降りていました（前日にうっすらと雪かも？）。また、チェーン等の滑り止めは不要なコンディション、。
・開けた場所に出てからは、高妻山、戸隠山、黒姫山、妙高山、火打山、北アルプスの展望。非常に景色のいい道です。
・瑪瑙山からいったん下るところが、ぬかるみで滑る滑る・・・

◆飯縄山〜中社
・人の少ない戸隠キャンプ場からの道と比べて、山頂は一気に人。下りの登山道もすれ違う人多し。
・途中までは北アルプスを正面に見ながらの気持ちのよい道。
・途中（1,500mくらいまで）は非常に滑りました。
・1,400mから下くらいはドライな道で、ちょうどその辺りから紅葉もきれいな道。

◆中社〜鏡池〜戸隠キャンプ場
・しっかり舗装された、アップダウンも少ない歩きやすい道。
・紅葉はピークを越えた印象はありましたが、まだ、楽しむことはできました。

写真

10/31 6:55

朝、起きると駐車場周りは霜でビッシリ・・・

10/31 6:56

思っていた以上に寒い中、出発します。

10/31 7:01

しばらくは戸隠イースタンキャンプ場の中を。道は霜っつーか、うっすらと凍結してますな。ちょっと滑ります。

10/31 7:02

瑪瑙山登山口の標識に沿って右へ。

10/31 7:08

いったん、行き過ぎてUターンしそうになり。おかしいと思って戻って芝生の奥の登山口へ。踏み跡も薄いし、わかりづらっ！

10/31 7:15

登山道はすでに落葉が進んで落ち葉の道。

10/31 7:20

ん〜でもまあ、残っている紅葉はきれいです。

10/31 7:21

葉には霜。

10/31 7:24

そんな中で、これだけ紅葉が残っていてくれたことに感謝ですね♪

10/31 7:48

登っていくにつれて、霜というか、うっすらと雪の世界。

10/31 7:51

木々の間の黒姫山。

10/31 7:53

見上げると、上のほうにはカラマツの紅葉が残っていました。朝日に照らされてきれいです。

10/31 8:00

朝日が差し込む、うっすらと白い登山道。

10/31 8:07

途中、開けた休憩適地ですが、座すところがないくらいに真っ白け。

10/31 8:12

開けてゲレンデに出ます。

10/31 8:13

朝日を反射する池。

10/31 8:13

ずいぶんとしっかり反射すると思ったら、氷がビッシリ。ちょっとつついたくらいでは割れず。

10/31 8:15

この辺りは霜柱も立派に育っていました。

10/31 8:20

ゲレンデ脇の坂を登っていくと・・・

10/31 8:22

登り切ると急に開けて北アの絶景！！！

10/31 8:23

北部の針ノ木〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜唐松岳。

10/31 8:24

こちらは南部。間の盆地に広がる雲海が見事でした。

10/31 8:24

しばらくはゲレンデを直登。登山道を歩いているより、ゲレンデの方が急というあるある（笑

10/31 8:32

登っていく途中、高妻山、焼山、火打山の絶景(^^♪

10/31 8:37

火打山に黒姫山。黒姫山の奥にちょっと頭をのぞかせているのは妙高山。

10/31 8:37

ビッシリと白いゲレンデ。

10/31 8:39

戸隠連山全景。

10/31 8:39

戸隠山から高妻山アップ。高妻山の上部は雪で白くなっていました。麓の紅葉との対比が素晴らしい。

10/31 8:39

西岳方面は山自体も見栄えがしますし、奥の冠雪の北アルプスと、麓の紅葉との対比が素晴らしい。

10/31 8:41

振り返ると自分の足跡だけ。

10/31 8:46

瑪瑙山山頂！

10/31 8:47

これから向かう飯縄山。いったん下っての登り返し。

10/31 8:48

相変わらず北アはご機嫌(^^♪

10/31 8:50

御嶽、乗鞍方面もいい景色です。

10/31 8:55

瑪瑙山から下りはすでに泥んこ祭りで滑る滑る。慎重に進みます。

10/31 9:00

左手から登っていくのが登山道。いい稜線です。

10/31 9:28

足元は霜の降りた熊笹、奥には北ア。間には紅葉の山麓。

10/31 9:31

山頂直下は霜の急登。

10/31 9:35

振り返るといい景色。高妻山に黒姫山。間の焼山、火打山は少し、雲がかかっています。

10/31 9:40

北西の盆地は素晴らしい雲海。

10/31 9:41

飯縄山山頂！

10/31 9:42

絶景の山頂♪

10/31 9:42

高妻山は木の向こうに。高妻山は登ってくる途中の方がきれいに見えました。

10/31 9:43

黒姫山、火打山、妙高山も木の向こう側。

10/31 9:48

南東方向に目を転じると、富士山と両脇には奥秩父山塊、八ヶ岳。

10/31 9:49

浅間山に四阿山。

10/31 9:56

南の方から雲が上がってきていました・・・

10/31 10:01

って、しばらくコーヒーを飲んでノンビリしているうちに、あっという間に雲が取れて、北ア南部の絶景が姿を現してくれました(^^♪

10/31 10:01

改めて富士山に奥秩父山塊、八ヶ岳。

10/31 9:58

八ヶ岳に南ア、美ヶ原。

10/31 10:03

しばしボーッと。

10/31 10:11

もう少しゆっくりしていたい感もあったのですが、お昼ご飯は中社でソバ予定。遅くなってお昼時間帯になると混むと思われるので、後ろ髪をひかれつつ下山開始。

10/31 10:11

振り返って山頂方面、素晴らしい展望の山でした。まだ、多くの人がいらっしゃいます。

10/31 10:15

飯縄大明神でお参り。

10/31 10:13

ここも素晴らしい景色でした。

10/31 10:16

四阿山、浅間山、奥秩父山塊、富士山、八ヶ岳。いやはや、なんとも贅沢な景色。

10/31 10:16

だいぶうっすらとはしてきましたが、盆地に沿った見事な雲海。う〜ん、飛び込みたい！

10/31 10:17

北ア方面も開けていい感じです♪

10/31 10:18

下の方は見事な紅葉の絨毯。登って来る時には終わりかけと思っていましたが、上から見ると見事です。

10/31 10:23

再度、下り始めて紅葉の絨毯越しの初冬の北ア。

10/31 10:24

分岐を右に折れて中社方面へ。

10/31 10:25

紅葉の絨毯を楽しみながら下ります。

10/31 10:41

木々の間からの西岳、絵になるなあ。あんなん、登る気にはならんけど。

10/31 10:41

霜と凍結の道。くだりは怖いけど、あまり長くはなかったような。

10/31 10:47

最後の北アの景色。

10/31 10:55

樹林帯に入るとすでに冬枯れの雰囲気。

10/31 11:04

ところどころに残っている紅葉の葉。

10/31 11:06

途中の鳥居に小さな神社、というか祠。

10/31 11:09

ここを過ぎると急に紅葉の道に♪

10/31 11:10

ピークは過ぎた印象ですが、きれいです。

10/31 11:11

ここから中社までは紅葉を楽しんで、足が進みません。

10/31 11:13

10/31 11:14

10/31 11:15

やっぱり晴れてこそ。

10/31 11:15

10/31 11:18

10/31 11:19

10/31 11:20

キラキラと宝石箱の中を歩いているようです。

10/31 11:25

間から見える山も斜面が見事に染まっています。

10/31 11:26

10/31 11:36

カラマツがキラキラ☆彡

10/31 11:37

10/31 11:37

10/31 11:39

どこのピークだろうか？

10/31 11:39

しばし林道歩き。

10/31 11:43

林道の紅葉も見事！

10/31 11:43

10/31 11:48

青空とのコントラストが最高！

10/31 11:49

10/31 11:55

中社まで降りると、人がいっぱい。

10/31 12:09

中社でお昼ご飯に舞茸天ソバ。

10/31 12:37

満足して鏡池へ。舗装路から離れるところがちと、わかりづらい。

10/31 12:40

歩きやすい道です。

10/31 12:41

日に照らされてキラッキラ♪

10/31 12:42

楽しすぎ。

10/31 12:46

小鳥が池に出ると、まあ、なんとも見事な戸隠山の風景。

10/31 12:47

湖面に映える紅葉の森。

10/31 12:48

静かな湖面には逆さ戸隠山。

10/31 12:52

池の周りを周遊。奥にはカラマツの紅葉と戸隠山。

10/31 12:58

木々の間から、先ほど登った飯縄山。

10/31 12:59

ちょこんとですが、逆さ飯綱山。

10/31 13:03

ぐるっと一周して、紅葉越しの戸隠山、高妻山がものすごくきれいでした。

10/31 13:06

歩を進めて再び紅葉ロード。

10/31 13:16

色鮮やか(^^♪

10/31 13:17

硯石。確かにそんな感じ。

10/31 13:23

飽きません。

10/31 13:29

癒しのカラマツの道。

10/31 13:53

鏡池へ。どんぐりハウス。

10/31 13:49

うわ・・・

10/31 13:50

あまりに絶景・・・

10/31 13:51

素晴らしすぎ。

10/31 13:54

西岳も素晴らしい。

10/31 13:54

紅葉が映える。

10/31 14:01

しばしボーッとして、先に進みます。

10/31 14:08

先に進んで天命稲荷。

10/31 14:15

標高は下がっているはずなのに、なぜか冬枯れの道。

10/31 14:22

冬枯れの中の木道を歩きます。

10/31 14:31

足元には落ちたての落ち葉がサクサクと・・・

10/31 14:39

奥社入り口の鳥居。

10/31 14:40

さかさ川歩道へ。

10/31 14:48

残っていたのは上部のカラマツの紅葉。

10/31 15:01

冬枯れの道。標高は低いはずなのに、紅葉は残っていない不思議。どういう地形的な事情なのか。

10/31 15:06

最後の木道の奥にキャンプ場入り口の建物が見えてきました！

10/31 15:57

おまけ。道の駅しなのから。終日の好天に恵まれました。

撮影機器：

D3300 ニコン

装備

個人装備

ザック(26L) ザックカバー 非常食 水 サーモス レインウェア フリース 帽子 手袋 ストック ヘッドランプ ライター サングラス 地図 スマホ カメラ ロールペーパー 救急用品 予備靴ひも 携帯簡易トイレ 保険証 タオル

感想

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登りは高妻山、戸隠山、黒姫山、火打山、妙高山の展望が。
山頂は苗場山、志賀高原、四阿山、浅間山、富士山、八ヶ岳、南ア、御嶽山、北アの展望が。
下りは北アの展望が。
麓はピークは過ぎているとはいえ、紅葉が素晴らしい、非常に景色のよい道歩き。
ぜひ、おススメしたいルートです。
全部たどると距離がありますが、切り取っても楽しめると思います。

なんとなくあちこちの山行を見ていたら、週前半が鏡池の紅葉をピークを思わせる感じ。
週末であればまだ持つだろうと、鏡池をメインにしたルート探し。
終日晴れそうな天気予報から、お日さまが高い時間帯に鏡池に行くルートということで、飯縄山へ。

戸隠キャンプ場に前泊。
朝、起きるとほとんどの方は高妻山に向かった模様。
登りは一人静かに高妻山、戸隠山、黒姫山、火打山といった近くの山々、盆地をはさんだ北アルプスの景色を楽しみながらの山歩き。
絶景独り占めで、なんとも贅沢。

山頂に行くと一気に人が。
団体さんがいらしたこともあり、山頂には20人弱。
あー、戸隠キャンプ場からの登りって、実はマイナールートだったのね。
山頂は北西面こそ木の向こうでしたが、その他は見渡す限りの絶景♪
しかも、晩秋と初冬の入り混じる景色。
一日中、ボーッとしていたい誘惑にかられます。

後ろ髪をひかれながらの下山は、これまた素晴らしい紅葉。
中社までは紅葉ロード歩き。
落葉も進んでピークは過ぎた印象もありましたが、十二分に楽しむことができました。

中社でお昼ご飯にソバ。
ガイドブックで取り上げられているからか、行列の店多し。
それほど混んでいなさそうな店に飛び込みましたが、おいしくいただきました。
戸隠ソバはソバもツユも、味がしっかりしているのが特徴。
ソバ湯までしっかりいただいて、メインのつもりだった鏡池へ。
いや、ここまでで十分に堪能してしまっておりましたゆえ・・・

メインディッシュは終わったつもりでしたが、まずは小鳥が池からの戸隠山の絶景。
マジかこれ・・・
鏡池もまた、戸隠山、西岳の素晴らしい絶景。
いやはや、動きたくない・・・
写真ではなく、実際に自分の目で見たい景色でした。

レコを書いていても、ヤマレコ表紙の写真を選ぶのが悩ましい・・・
いかんせん、メインディッシュが何皿もあったようなもの、。
それほどに周辺の山の雄大な景色に、紅葉の色鮮やかな景色に、晴天にも恵まれ、とにかく充実した山行でした。
ちょっとルートを変えながら、また行きたいなあ。