ファーストトラックいただき の 上高地・徳沢まで雪上ハイク
- GPS
- 29:00
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 679m
- 下り
- 680m
コースタイム
14日 6:50徳沢-8:18明神橋-9:49河童橋-11:07大正池-11:56釜トンネル出口-12:14釜トンネル入口
天候 | 13日 雪のち曇りのち晴れ 14日 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
新宿発高山行き高速バス 14時半発 平湯温泉 5800円 19時着 平湯温泉〜釜トンネル入り口 タクシー 4000円 【復路】 中ノ湯バス停〜平湯温泉 580円 平湯温泉〜松本バスターミナル 2300円 松本〜八王子 特急2時間 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 前夜の降雪が20−30センチあり、釜トンネル出口からノートレース 小梨平から明神間の8割はトレースを使わせていただきました 他は脛ラッセル、稀に膝ラッセル 帰り道はばっちりトレースでした 【登山ポスト】 トンネル入り口にあり |
写真
感想
予報は北アルプス、南アルプス、八ヶ岳、軒並み強風というより暴風
予報の風速は13日から14日朝までで25メートルオーバー
冬テントを張りたい
その希望を叶えられる場所はそう多くなかった
ああでもない、こうでもないと考えた挙げ句、前泊の当日に決定して
当日予約できるお宿を探す
午前中にしなくてはいけない用事を超特急で済ませ、西穂高を目指して詰めていた荷物からアイゼン、ピッケルを外してストックへと変更
がさごそと荷物を抱えて大急ぎで新宿へと向かう
バスの出発15分前にどうにか到着して切符を買い、電池切れしてしまったプロトレックの代わりの安価な時計を一つ購入してドタバタと出発
宿は岡田旅館
新しくはないが、こぎれいな旅館で気持ちいい
風情のある温泉につかり、体をほぐす
宿に手配してもらったタクシーに乗り込み、釜トンネル入り口へ
夕べ降った雪がまだ誰にも踏まれずにいた
どうやら今日の一番のりらしい
身支度を調え、暗いトンネルを進む
出口には追い越された工事の方々がいらしたが、除雪はまったく手つかず
いきなりのノートレースでスタートとなった
まずはツボ足でトライするが、あっという間に膝まで潜りはじめて早速スノーシューの登場。
さすがに浮力を得ると、そのまま脛ラッセルくらいで楽である
林道をとにかく進む
こんなに距離があったのかと思うが、時間はさほどに進んではいない
雪舞う中、小鳥の声はおろか、風の音と軋む木の音しかしないせいで時間感覚が狂っているらしい
バスターミナルの冬期トイレを使わせていただいてから、先に進む
小梨平にもテントの影はなかった
もしかして誰にも会わないのかと思った瞬間、明神方向からの一グループがいらした
ありがたくトレースを使わせていただく
明神から先はまたしても一人旅
うっすらと以前のトレース跡らしき陥凹が所々あり、結べるところは結びながら進む
だんだんと天候は改善してきて雪も時々降る程度になっていた
少しだけ予定変更が悔やまれるが、見上げる明神岳はガスの中、稜線は荒れ模様なのは想像に難くはないので自分を納得させる。
歩きながら、荷物のことが頭をよぎる
ん?
昨日着てきたダウンジャケットを仕舞った記憶がない
このまま、帰るべきか?
いやいや…
ぐるぐると考えた後での結論は、なんとかなるだろう
であった
とにかく歩を進めて目的地の徳沢へと到着
見晴らしのいい河原から先にはツボ足のトレースがあった
どうやら小屋にどなたかいらっしゃるらしい
以前作ってあった雪の風防をありがたく使わせていただく
北と西を少し補強して中にテントを張る
すっぽりとくるまれたような格好になった
これでかなりしのぎやすいはず
作戦をもう一つ敢行する
とにかくさっさと夕飯をつくり、食べて、寝てしまう
17時過ぎには完了して、とにかく一眠り
目覚めて23時
徳沢の冬期トイレに出かけつつ、空を見上げれば満天の星
余りの星空に、星座がほとんど分からない
きれいだ
風もわずか
木で囲まれたこの地だからなのだろうか
それとも本当に風がないのか
戻って、少し体を温めるように軽くご飯を追加する
そして再びシュラフに潜り込んだ
冷えを感じて起きると4時前
ここから気温が下がるので、ストーブをつけて水を作りながらゆるりゆるりと朝食をとる
ガス缶に余裕があるのは分かっていたので、贅沢に使う
ゴウゴウと音を立てるストーブの火をながめて時間が過ぎていく
6時を回ってから、またゆっくりと出かける準備
昨日と打って変わって、景色が良く見渡せる
見上げながら河原を進む
気の向くまま、ゆるりゆるりと歩く
木の間、河原の上
そして明神橋までやってきた
穂高神社に参拝する
雪の中の参拝は少し苦労があるが、風情もあっていい
神様もいっそう厳かな装いだ
元のトレースに復帰して、来た道を戻る
もうあの誰もいない上高地ではなかった
今日はすこしだけ賑やか
トンネルをくぐって再び日常へと戻った
シングルですか
寒かったでしょう
11日に岩木山で山スキーしていたkomちゃんと
この上高地にいるkomチャンは絶対に同姓同名の
別人ですよね。
前泊、教えてくれたら
遊びに行ったのに〜
徳沢へ行くのは無理だけど。
私が持ってる冬テントは1-2人用
大きなテントで冬に泊まったことないから,これが寒いのかはよく分かりません
横に湯たんぽ欲しい,ってのは思いましたがね
気合いの入り方も,大違い
準備の仕方も,大違い
岩木山の方は準備万端だったのに,最後の最後まで方針が決まらないで大迷走したこっちは惨憺たる状況でした
でも,それも悪くなかったですよ
お布団と温泉付きの前泊とは豪華ですね!
平湯〜釜トンネルはアルピコ等のバス路線が
ありそうですが、時間が合わないと
タクシー料金が痛いですね。
kimiさん、セクハラ
出発,あと5分遅れていたらこの前泊も成立しなかったという状況で,連絡ためらっちゃいました
でも,まだ西穂高リベンジは捨ててませんから!
ちゃんとバスの時間をチェックしないで行っちゃいました(散財〜)
ほんとに寒かったら,湯たんぽ作戦しようかとも考えてましたよ
前泊,あまりにお風呂がすてきで,足が冷えたからといって二度目の入浴
温泉とお山は相性抜群ですね
ダブルだと
テント内 0度
外張り内−10度
外 −20度となって、暖房したらテント内は暖かいんですが・・
さっく >>深読み過ぎ
あ,エスパースは内張りですよ〜
さすがに完全シングルは厳しいです
蚊帳みたいですけどね
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