錦秋の荒島岳
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- GPS
- 04:27
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,205m
- 下り
- 1,211m
コースタイム
天候 | 晴れのち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中腹から上は紅葉の真っ盛りです。 |
写真
感想
7月のオリンピック連休に、荒島岳を目指して福井入り。しかし、予備日も含めて2日間とも雨。しかも雷雨の予報で、撤退。週末の天気予報を確認したうえで、GOTOトラベル利用の再チャレンジ。
1日目の天気予報は曇りときどき晴れ、2日目は晴れ。本来の目的は荒島岳なので2日目を荒島に充てるべきでしたが、朝レンタカーを借りてから、白山へ向かい日帰りで登るのはちょっと厳しそう。まあ、雨が降らないだけ良いかという気持ちで、初日を迎えました。
車を走らせて越前大野に着くと、きっとあれが荒島岳という思われる山容がフロントガラスに飛び込んできました。予想外に良い天気で山頂が見えます。さらには紅葉が盛りのようです。
平日の金曜日でしたが、駐車場には乗用車が10台くらい止まっていました。僕の後には2台ほど車が到着しましたが、僕より後から登ってきたのは若者4人組だけでした。
コースはいきなり舗装路の直登。明日はコースタイム9時間ちょっとの白山なので、今日はゆっくりペースで登ることにします。息が荒くならない程度で登ること2時間弱、シャクナゲ平に到着。ここまで下りの人1人しか出会っていません。紅葉もすばらしく、しかも静かな山行きでした。
シャクナゲ平からは、もちが壁の急登です。ここはステップの段差もあり、ところどころにはクサリや梯子、ロープもあります。ただ危険な場所はなく、ちょっとしんどい程度です。段差があるので、足をためることはできませんでしたが、もちが壁自体は長い距離ではありません。あと山頂まで30分程度の場所で、すれ違ったパーティの話では山頂だけはガスに覆われていたとのことでした。
樹林帯を抜けて笹原に出ると、山頂が目に飛び込んできました。山頂こそ見えていますが、バックは灰色の空。ただし、左手の白山がきれいに見えるのが慰めの登山となりそうでした。ところが、山頂の手前から日が差し始め、山頂に到着すると完全に雲が取れ、360度の大展望。あまりなじみの多くない山ばかりですが、白山は別格。頭を白い雪に覆われている姿はまさに神の領域。さらに広い山頂には僕以外の人はなく、久しぶりの独り占め。
15分ぐらいい後に途中で道を譲っていただいた、男女ペア(たぶんご夫婦)にどこからみえたのかお聞きしたところ、「地元です」のご返事。先週は白山でスノー俳句を楽しまれたとのことでした。
「白山はやはり軽アイゼン必要ですか?」
「朝は凍っているから、ないと難しいですね。」
「有難うございます。福井市で調達します。」
地元の方で、しかも前週に白山に登られているという方から大変貴重な情報をいただきました。有難うございます。荒島岳が第一の目標でしたので、一度登ったことのある白山に関する情報収集を怠っていたのは間違いでしたとこの時気づかされました。
山頂からの絶景に後ろ髪をひかれながら、下山。
もちろん、市内でアイゼンを調達いたしました。何せトレッキングポールも持っていないしね。
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