桑沼から北泉ヶ岳、帰りは氾濫原から桑沼で紅葉を楽しむ。
- GPS
- 05:50
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 764m
- 下り
- 749m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
スプリングバレースキー場から少しは舗装道路だが、急に石の多い無舗装の林道になる。普通乗用車でも可。段差はあまりないが、石が多いのでゆっくり走行が必要。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。 氾濫原で一部道が見つけにくい箇所がある。遊歩道ではないよね。その他は良く整備されている。 |
写真
感想
今年の山の紅葉も最終章になってきた。11月3日は天気が良くなさそうなので、この週末に行かなくては。1日日曜は快晴ではないが、まあ良い天気になりそうである。皆さんのレコで、身近な所に紅葉の名所があるのが分かったので、桑沼の紅葉を観に行くことにした。どうせなら、秋の氾濫原も、ついでに北泉もと、段々欲張った計画になった。
スプリングバレースキー場を過ぎると、少しの間は舗装路だが、いきなり石の多い未舗装道になる。石でタイヤを傷つけないようゆっくりと。道幅も狭い。桑沼入口駐車場は、正規で5〜6台。帰りには周辺の路肩などに数台、桑沼前の路肩に2〜3台あった。升沢方面の林道を進むと直ぐに桑沼の前に出る。桑沼の周辺は黄色に染まって、まだきれいな状態である。昼になって光の状態が良くなってから、ゆっくり見に行こう。林道を進み、大倉山登山口へ向かう。以前、升沢から三峰、長倉尾根を経て此処に降りてきたことはあるが、登るのは初めてである。割と直ぐに樹林帯の中、急登が始まる。でも、それ程長くはないはずである。登って行くと、頭上に大きな岩が見えてくるが、その上辺りまで登ると稜線は近い。稜線に出て右に行くと大倉山の展望台がある。
大倉尾根を登って行くが、最初は両側が高い笹の緩い傾斜の登りが続く。あまり面白い道ではないが、徐々に周辺のブナが立派になって行くのを見ながら登る。トレランのコースになっているので、刈払いも広く随分良い道になった。途中、急な斜面を登って、山頂への尾根に乗る所がある。ここを過ぎると、やや細い尾根に樹が生えた大倉尾根特有の道になる。しばらく登ると、桑沼展望と書かれた板のある場所に着く。それまでも樹間からチラチラとは見えていたが、ここからは、紅葉に囲まれた桑沼が美しい。登りは続くが、登り易い尾根だと思う。それ程の急登もなく、三峰山と北泉ヶ岳への分岐に着く。北泉ヶ岳への登りも、最初は緩やかで、ブナの間を落葉を踏みながら登る。急登は最後の部分だけである。無雪期の北泉ヶ岳の山頂は何年振りだろうか。栗駒は良く見えたが、やはり眺望は良くない。
北泉ヶ岳からは、大倉山まで戻る。樹間から時折、三峰山や船形山が見える。大倉山の展望台を過ぎて、氾濫原への道に入った所で休憩。氾濫原への道は、最初は幅広いなだらかな紅葉の道を下る。直ぐに急な下りとなり、道は岩の多い斜面をジグザクを切りながら下って行く。しばらく下って沢の音はして来るが、谷底まではまだ。30分程で沢に出る。ここが氾濫原の入口。ここは道が対岸なので、渡渉だが、今は水量は少なく、どこでも石を渡って行ける。少し行った所、赤いマークが渡渉の目印かと思ったのだが、道は左岸の岩の間をそのまま行くのが正解だった。その先の広くなって、沢が流れている辺りで少し迷った。道を見つけて下ると、急に沢の水が伏流となって、水音がしなくなる。道はその上を通って、樹林帯に入る。後は、尾根を一つぐるっと回って行くが、岩の多い所や、100m近い登りもあり、もう一つ幅広い尾根を越えていくので、結構アスレチックな道である。林道に出たら、桑沼まで戻る。
桑沼の周辺を見てみようと、遊歩道を進む。数分で道は桑沼の畔に下って行く。やはり水面まで下ってみると、周囲の紅葉もきれいに見える。桑沼の紅葉を見に来た方も何人かいた。桑沼の紅葉が有名になると、ここの林道や駐車場の状態では、大変なことになりそう。今年の山の紅葉もそろそろ終わりか、名残惜しい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する