妙義山相馬岳
- GPS
- 04:45
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 1,236m
- 下り
- 1,235m
コースタイム
- 山行
- 3:12
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 4:40
天候 | 快晴 無風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
妙義神社から大の字までは普通の登山道。そこから相馬岳までは、途中鎖場などが連続する。タルワキ沢からの下山路は、途中鎖場はあるものの、特に難しいところもなく下山可能。 |
写真
感想
予定よりも遅れて、8時過ぎに道の駅みょうぎに到着。天気は快晴。駐車場は空きが多数。食事は既に済ませたので、準備をして8:20に出発して妙義神社を目指す。今日も昨日に続きZさんと一緒に歩く。長い石段を登り、後に登山道に入る。今日はこの先岩場の連続と聞いているので、ストックを持参するか迷ったが、鎖場が出てくるまでは傾斜もきついので重宝した。大の字手前の鎖場に到達した時、ここからはストックは邪魔に思えてザックにしまった。9:12頃に大の字到着。先客がいたため登るまで5分ほど待ったが、貸し切りだった。ここから見る妙義の岩峰は、紅葉もあってきれいだが、こんなところに本当に登れるのか?と思わずにはいられなかった。大の字を過ぎると奥の院。ここも岩場に鎖がかかっていて、本格的な鎖場の登りがここから始まった。手掛かり足掛かりがあるが、久々の本格的な鎖場に緊張する。登り切ると見晴。高度感があり足がすくむが眺望は素晴らしい。遠くに榛名山や浅間山が見える。更に進むと今日一番の難所だったビビリ岩に到着。ここは、、、本当にビビった。ビビると言うよりも、ちびるほどの高度感だった。今日履いてきたシューズは、ただのハイキングシューズで、グリップは悪くないと思うのだが、ソールが柔らかすぎ、岩の窪地などに足を入れてもしっかり立つことが難しかった。明らかに装備の選択ミスだったと思う。この先も背ビレ岩など高度感のある岩場が続いたが、ビビリ岩は本当に恐かった。大のぞきを超えて天狗岩に到着。なかなか相馬岳には到達しない。この天狗岩からの下降が厄介で、長い鎖が続いていた。ここもシューズのグリップが良くなくて、両足でしっかり立つことができないので両腕に頼らざるを得ず、長い鎖を降りきった後は、腕に疲労感が残った。まずい、この先同様の鎖場が続いたらもう腕が持たないかもしれない。鎖場の鎖は全体重をかけてはいけないのは重々承知しているが、そうは言ってもそうせざるを得ない箇所もあった。一方同行のZさんは、このルート2度目とのことで、先頭を歩き要所で自分を待ちつつ見ていてくれる。正直、このコースは一人で歩くのはきついと思った。Zさんは岩場や鎖場でも身のこなしが軽く、見ていて安心感がある。昨日は高所で体調不良になった人と同一人物と思えないくらい。体調は回復したと言って良さそうだった。タルワキ沢のコルを見送りいよいよ相馬岳への登りに取り掛かる。とは言えこの登りは普通の登山道で、傾斜は急だが、鎖場や落ちたらアウトのところもなく、歩いていて安心できた。なかなか到着しなかった相馬岳だが、11:21に無事到着。途中で帰らないで良かった。山頂は無人で、ここからも浅間山や周囲の山々がよく見えた。山頂標付近は風が抜けて寒かったため、少し離れた、ぽかぽか暖かいところで休憩。出発から3時間以上水分だけで歩いて来てしまった。ようやくここで今日初めて行動食を口にする。ただ、のんびり休憩したい気持ちにはなれず、早く安全圏まで降りたい気持ち。Zさんはゆっくり休んでいたかったみたいだが、早めに切り上げてもらい山頂を出発。相馬岳の下りにかかると続々と登りの登山者が。ガイドツアーと思しき団体もいて、滑落に備えてロープで確保されながら歩いているパーティも見られた。ヘルメットは自分も含めて多くの人が被っていた。再度タルワキ沢のコルまで戻り下降開始。この辺りまで来るとようやく少し気持ちに余裕が出て、周囲の紅葉を楽しむことができた。短い鎖場が数カ所あったが、ビビリ岩やその他に比べたらもう楽勝だった。じきに中間道と合流し安全圏に至る。しかしこの先まだあるので気を抜かずに進む。途中見晴の良い岩場があって、大したことないだろうと思いつつも立ち寄ったが、最初にあった第二は素晴らしかった。天気良く紅葉もきれいで、素通りしないで良かった。ここまで来るとハイカーも多く、ヘルメットは若干場違いに感じたが、外してザックにぶら下げるのもどうかと思い、そのまま歩く。再び神社に至り、無事下山の報告と何より感謝をして長い石段を降りる。朝は誰もいなかったが、午後になると多数の観光客が見られた。石段を転ばずに下り切り、13時ちょうどに駐車場に到着。長く感じたが、実際は5時間以下と比較的短い時間だった。
妙義山は初めての訪問で、シューズの選択を誤ったこともあり、途中は精神的にしんどかったが、とりあえず無事に戻れたので良かったと思う。次回残りの半分を歩いてみたいが、来年以降の宿題としたい。
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