甲津畑から杉峠、吹雪の雨乞岳を踏む!
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- GPS
- 08:30
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 948m
- 下り
- 944m
コースタイム
6:50 隠れ岩
7:14 桜地蔵
7:27 甲津畑避難小屋
7:45 ツルベ谷出合(古屋敷跡)
8:01 蓮如上人旧跡
8:14 大シデ
8:35 向山鉱山跡
9:08 一反ぼうそう
9:18 杉峠西避難小屋
10:04 杉峠
11:05 雨乞岳
12:10 杉峠
13:08 シデの並木
13:30 蓮如上人旧跡
13:39 ツルベ谷出合
13:50 甲津畑避難小屋
14:14 桜地蔵
14:55 甲津畑駐車地
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
千種街道の一部に注意を要するトラバース有。 杉峠から雨乞間は東側に雪屁有。接近注意。 |
写真
感想
昨年は2回ほど積雪期の雨乞にチャレンジしましたが敗退を喫しており、
いつかは登頂を果たしてみたいと思ってたところ、タイミング良くchuraさんとsenrakuyaさんの前回リベンジ計画、四駆に乗せていただきました。(感謝)
昨年ほど雪の量も多く無く、前日にyuconさんやabeyさんに頂いた情報によると杉峠
まではトレースをばっちり付けて頂いたと言うことで、核心部はやはり杉峠から
雨乞岳に向かう最初の急登。
ここを突破出来れば頂上は踏めるだろうと思っていましたが、杉峠付近で予想通りの吹雪に見舞われます。
今回は訓練などで使用している山道具を家に眠らせておいても勿体無いだけですし、現場で実践し慣れる目的もありフル装備で望みました。
結果的には急登でロープを出すぐらいのことしか出来ませんでしたが、使う場所やタイミング等の判断の反省課題が多くありました。
激登り区間が終了すると今度はホワイトアウト寸前の吹雪に吹かれ、続行か撤退かと葛藤の中、常に安全を優先し状況を見極めながら行動したつもりですが、その他の登山者が杉峠付近で撤退していた判断を思うと、この登頂を素直に喜んで良いものかとも思ったりしてます。
しかしながら、そんな事も思いつつやっぱり、この悪条件で踏めたことは嬉しいですけど!(笑)
登頂の喜びを共有できたのも複数の3人だからこそ。単独では味わうことの無いものでした。
途中ではutaotoさんたちともお会いできワイワイと楽しい時間を過ごせました。
一番の失敗は山頂でカメラを落として皆さんにご迷惑を掛けたことです(泣)
余計な体力と時間を使ってもらって、ホントにスミマセンでした。
1回は諦めたものの諦めきれず、スノーシューでホジホジしてたら還って来てくれました!(嬉)
見つかって良かったよ〜〜!安いカメラやけど大事な記録やしね!
登頂(嬉)→カメラ紛失(哀)→カメラ発見(嬉)→改めて登頂を実感(嬉)
ある意味、気持ちを揺さぶられた瞬間でした!!
千種街道は、甲津畑から杉峠、根の平を越えて三重県に入り、
菰野の千種に至る街道です。
東海道と中山道を結ぶルートになっていて、近江商人らがよく利用したようです。
昨年の秋、根の平峠から上水晶谷を歩いて、紅葉がとても綺麗でした。
ぜひ、滋賀県側の甲津畑からも歩いて見たいと思っていました。
今回は、serakuyaさんのリベンジや、ryujiさんの杉峠から雨乞岳踏破とタイミングが合い、山行をご一緒させていただきました。
登山口から、雪が降る中、ヘッデン付けて出発しました。
初めてのコースでどこまで行けるかわかんないけど、
チャレンジすることが目的なので、とりあえず歩き始めました。
歴史の道らしく、木も立派で、風格を感じます。
御池鉱山や向山鉱山が賑やかだった頃は、この通りもたくさんの人々が往来したのでしょうね。
桜地蔵の地蔵堂も立派でした。
utaotoさんたちは甲津畑避難小屋で前泊されてます。
自分たちが甲津畑避難小屋に着いた頃には、出発されたあとでした。
結局、杉峠西避難小屋で追いついて、わかんを履いたあと、一緒に杉峠を目指しました。
杉峠からは、utaotoさんたちはイブネ方面へ
われわれは、雨乞岳を目指しました。
風もきつく雪がふる中で、メガネが曇り、ない方がましと、裸眼で歩きました。
そのほうが、足もとがまだよく見えてよかったです。
ryujiさんが出してくれたロープのおかげで安心してのぼることができました。
今回は、バックアップまでは取れませんでしたが、道具を揃えて、より安全にあるけるようにしたいものです。
かなりの急登でも、なんとかステップも決まって、急登の上まで登りきることができました。
そこから上の雪庇はものすごく大きくて、びっくりしました。
踏み抜くと大変なので樹林帯との境をすすんで、頂上を目指します。
バラクバ様様でしたが、寒さが厳しいのでいつも以上に鼻水もズルズルでこれが厄介でした。
ryujiさんにルートを見極めてもらい、雨乞岳へ到着。
登頂成功です。
これだけ、厳しい風雪の中、登頂できたので、大満足です。
下山は、ささっとくだって、杉峠西避難小屋で昼食をとりました。
風がしのげるだけで、こんなに落ち着けるものかと、小屋のありがたさに感謝しました。
甲津畑避難小屋までもどると、utaotoさんたちと合流。
登山口まで、わいわいと歩くことができました。
前回、息子とチャレンジして敗退。
本当の雪山を知った、この甲津畑から雨乞岳。
今回は心強い仲間とともに再チャレンジ!
最近、自分の100%を出す山行が少なかったのと
怠惰な飲食生活の影響がすっかり体に出ているのとで
二人に着いていくのが必死でした。
気温-5度に推定風速10m以上。
凍える、手指と足指。
動く度にアウターはパリパリと音を立てる。
「すごい、これが冬の鈴鹿なんやな」
そんなことを思いながら歩を進めました。
何度も計画を立てては中止や敗退を繰り返した、この雨乞岳。
吹雪のため、眺望こそありませんでしたが
本気の冬の鈴鹿を知ることができたこと
自分の100%を出せたこと
この充実感は最高でした。
今回の山行は本当にryujiさんとchuraさんがいなければ
成しえなかった山行でした。
本当にありがとうございました。
冬山登ったぜ
装備も心構えも一味違う
それぞれの持ち味が合わさって絶妙のグルメ山行になってますよ
ただシスターズにはふにゃふにゃになってしまう方もいらっしゃるようで・・・
日曜の朝、筋肉痛で目覚め外を見るとどんどん降る雪「utaotoさんやrcsさんは大丈夫かいな?」と心配しておりました。
午後になっても好転せず
前日はノートレースの千種街道を杉峠手前まで終始独りでラッセル三昧、僕は薮漕ぎとラッセルは大嫌いですがムフフ中なのでもういやだ〜
ひきつった笑みを浮かべながら5時間以上 股上げをしていました。
いつも世話になりっぱなしなので たまには みなさんのお役に立てたならよしとしますが次回からは通行料いただきますぜ 旦那
御三方こんばんはです!W(`0`)W
そちらも荒天候だったようですね!
でも楽しそう!羨ましい!(;´Д`A
やはり、辛い山行こそ仲間とに限りますね〜(^O^)
達成感もひときわだったでしょう!ナイスなトリオです(^ω^)
ワタクシも同日、久々の雪山いってきましたが同じく荒れて、単独でしたので修行みたいでした、、泣
たまには仲間と行きたいす泣
こんばんは
冬の厳しい鈴鹿の山中でも、ほんとに、シスターズのまわりは、いつも和みます。
父は、あたたかくも厳しいお方。
よくわかってるふたりは、うまく無言でかわして、答えていたり、
・・
小学生、可愛くて仕方ないです
yuconさんのムフフ山行
今回から、rcsチームでタイトルの趣を変えまして、新シリーズでございます
1発ものの打ち上げ花火企画との噂が無きにしも非ず
こんばんは
1000mちょいの山なんですが、めっちゃ寒くて、
指先がしびれました。
前回の伊吹は、グローブを外した時でしたが、
今回は、グローブをしていても、しびれました。
一枚目をユニクロの福袋に入ってたものにしたのが裏目に出たのかもしれません。
カメラが扱いにくいので、通勤用レベルのものにしてしまいまいました。
歩き始めると、いつの間にか温まるのですが、
メリノウールの薄手を導入します。
夏になれば、お約束のコラボですので、楽しみにしてます
久々にちょっと緊張感のある山行でした。
冬の鈴鹿も一つ間違えば怖い場所ですが、反面それ以上の魅力がある場所でもあります
シスターズは・・。家の娘もこんな時期あったんやったっけ?という眼差しで見てしまうんですよね。
昔はチュ〜してくれたのになぁ・・なんてね
寒かったっすよ〜。
何もかもが凍てついてましたわ。
ムフフ小屋を除いてですけどね
今回はトレース、ありがとさんです!
次回からは通行料は納められる甲斐性は無いので
自らムフムフしてyucon様に差し上げたいと思います
3人といえども杉峠から雨乞間は修行でした
おまけにカメラをなくす大失態
見つかって良かったけど、見つかって無かったら
ちょと後味悪いものになってたかもしれません。
そう思うとホンマに申し訳なくて・・。
でも今回は結果オーライで全て良し!!です。
またコラボする機会があれば宜しくです。
わぁ、いい山行だわぁ
雪の中、自分達の力で白くて静かな山頂到着。
たまらないですね〜
大した山行してないのに偉そうですが
雪山は低山も高山もないですねぇ。
うやらましくなるレコ、ありがとうございました
冬季の雨乞岳はどこから行こうにも遠いですね。
滋賀県側は鈴鹿スカイラインが冬季通行止となるので必然と岩ヶ谷林道からのアクセスになりそうです。
実はその岩ヶ谷林道へ着く事も容易ではなく、キャンプ場からは除雪されておらず4WDとスタッドレスタイヤ(チェーンも有れば◎)でないと厳しそう。
今回悪天候の中でも登頂されたのはチームの力ですね
素敵な山行でしょ
中年野郎3人組で・・・
山頂は白かったですが、全然静かではなくビュ〜ビュ〜
でした。
バナナもちょいと凍りかけてまして・・・。
でも雨乞バナナは旨かったですわ〜〜
冬場は甲津畑にしろ朝明からにしろ雨乞は遠くなりますね。
それだけにやりがいのあるルートです。
今回は杉峠まで高速トレース付きで楽させていただきましたが
それでもそこからの雨乞を目差すだけでも距離は短いですが良い感じです。
晴れてたら良かったんですけど、まぁ贅沢言うたらキリ無いですね
ありがとうございます。
そう言っていただけると、ホント嬉しいです。
山頂で、2本もバナナ食べちゃいました。
1本はryujiさんからいただいて、
もう1本は、ザックの中で逃げ回って、くろくなってしまったバナナ。
夏やったら、ガッカリ残念バナナでした
こんばんは
先行の方のトレースがあったこと。
悪天候でも山行を楽しんでいるutaotoさんとごしっしょできたこと。
CRSの野郎3人がまとまれたこと。
いろいろなことが、うまくいって、登れてしまいました
おっしゃるとおりチームの力だと思います
monsieurさん
コメントありがとうございます!
まったり山行もいいけど、
気合の必要な男の山行は
達成感が半端ないですね!
yuconさん
コメントありがとうございます!
ほんまに寒かったです(((p(>◇<)q)))
風雪ですぐにトレースも消えるし・・・
登頂はさらさらの軽い雪のおかげもあったかも!
jin411さん
コメントありがとうございます!
単独も達成感はあるけど、仲間と共有できる喜びがありましたね。それと、今回は特に一人なら撤退してましたね。ryujiさんとchuraさんのおかげです。
kamehibaさん
コメントありがとうございます!
平和で何事もない山行よりも何かアクシデントや荒天の山行ってなぜか達成感あります。
でもしかし、次は雨乞のテッペンからの眺望がみたいですね。
nakato932さん
コメントありがとうございます!
四駆、スタッドレス、チェーンの装備はいいですが使う人の腕がいまいちかもww
一人やったら心折れてたかもしれません。
まいどですぅ〜♪
積雪期に永遠と谷筋を登る・・・ 無理ぃ〜
ここんとこ軟弱登山専門なんでこう言う山登りを見るだけで息切れします(T_T)
完全に雪解けしたらハードチームに参加させてくださいまし♪
(一応クライミングもやっております!)
そんな険しい道じゃないですよ!
千種街道って名の立派な道(登山道)ですから
会長こちらこそ、ご一緒願います。
ハードって・・・そんなゴツゴツしたイメージですか?!
ハートもあっちもそんなに固くありませんよ
(あれっ、まだ夜ではないですね! 失礼
杉峠でお別れして…
あの急登、きっと大変だろうなぁ…なんて思ってましたが、よくぞ登頂されました
稜線はとんでもない気候だったので、逃げ場の無い雨乞に向けての稜線はさぞ過酷だったと思います
一番近くにいた我が家がそれを一番理解しております
又、是非ご一緒しましょうね
お疲れ様でした。
こちらこそ、またご一緒してください
今日みたいな天気でしたら最高やったのにねぇ
信じられん晴天です
しかし、utaoto号。帰りは駿足でしたね。
senrakuya号で後を追っかけても車を見ることはありませんでした
M-kichiさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
ハード部隊!クライミング!とんでもないです
軟弱でも、ハードでも山は楽しいです^^
utaotoさん
「utaちゃん、otoちゃんが行くなら、いかなあかんやろ〜」
と思い、歩を進めることができました
ホンマに感謝です!
急斜面のワカンの使い方のレクチャーもしていただきありがとうございました!
小さな先輩方にもよろしくお伝えください!
M-kichi会長 こんばんは
ロープを出さないと行けないところ、
ハーネス着用がいるコースには、入らないのが、
churaルールでした。
ハプニングで御在所の前尾根を経験してから、
ハーネス&ロープを積極的に使ったほうが、より安全ということがわかり、今回も、ryujiさんにお世話になりました。
churaはまだまだ、技量が足りないので、
ハード部隊結成のために、
ぜひ稽古を付けてやってください。
クライミングは、
A0あるあるで、ひじ、ひざを使いまくって、引っ張り上げてもらってました
ありがとうございました。
次回は、イブネ、クラシ方面に進みたいと思います。
ほかには、タイジョウルートの周回など、この山域はいろいろ楽しめますよね。
お金明神もお参りしたいし、
コリカキバもとても綺麗だそうです。
妄想が止まりません
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