ゴシュウ山(仏岩山)・秋葉山 ゴ・ドーハンの山旅 高原林道終点周回

2020年11月08日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.2km
• 登り: 550m
• 下り: 552m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:08
• 休憩: 1:02
• 合計: 5:10

9:38 スタート地点
10:32 10:50 ゴシュウ山
11:41 12:25 秋葉山
14:48 ゴール地点

天候

晴れ

写真

11/8 9:33

富岡の書店で帳面と新しい地図を購入。情報量が物凄く多くなっていました。

11/8 9:36

先週登った鹿岳。計画ではここから木々岩峠経由と考えましたが、

11/8 9:38

駐車場が満車で結局林道終点まで来てしまいました。

11/8 9:55

木々岩峠からの尾根の切通し。こちらは峠側。

11/8 9:56

反対側へは少し戻って、左の尾根に取り付きました。

11/8 10:00

支尾根から

11/8 10:03

峠からの尾根にのりました。

11/8 10:06

急登が続きます。

11/8 10:06

オレンジテープの目印がありました。

11/8 10:14

境界杭？こんなに長いのね。

11/8 10:22

岩茸のある岩を過ぎて、一寸した藪をちきあげると

11/8 10:32

ゴシュウ(五州)山(仏岩山)山頂です。940m

11/8 10:34

トヤ山方面から

11/8 10:35

荒船山。さらに

11/8 10:36

物語山とその奥は浅間山。

11/8 10:37

妙義山とその手前が御堂山、じいとばあも見えています。

11/8 10:38

大桁山とその右に鍬柄岳(石尊山)の岩場。

11/8 10:39

遠く両神山の頭。こちらは密状態かな。

11/8 10:39

三宝山

11/8 10:41

山頂の石祠。銘はあまり読めませんでした。

11/8 10:42

そして十一面観音像。

11/8 10:43

何とも言えないやわらかな表情です。

11/8 10:43

その頭上には・・・『千と千尋』に出てきた？

11/8 10:47

秋葉山の山頂も見下ろせます。

11/8 10:49

この時季、ツツジが咲くんですよね。

11/8 10:57

トヤ方面に降りて最初の支尾根を右に行きます。

11/8 10:59

巻道の峰に、弁財天かな。慶應二丙寅(1866)年三月吉日。

11/8 11:00

頭上には宇賀神が居るので間違いないでしょう。

11/8 11:06

「冨士僊元神社」慶應二丙寅三月吉日、小河原村

11/8 11:14

楓が紅葉真っ盛り。

11/8 11:16

「白川大権現」「丙寅五月」(慶應二年でしょう)

11/8 11:17

まさかここで白川様に出会えるなんて感激！

11/8 11:17

ランドマーク的な鹿岳

11/8 11:20

次の峰にも何か見えます。

11/8 11:21

「摩利支天」の文字塔。これも「丙寅」(慶應二年)

11/8 11:22

欠けた部分をお戻しして一枚。

11/8 11:25

里山の秋っぽくてよいです。

11/8 11:25

ヤセ尾根を過ぎると、

11/8 11:26

3棟の石祠が並んでいました。真中の祠は文化十四丑(1817)年？

11/8 11:27

その手前に力石のような「水天宮」。秋葉(火防)との関係かな。

11/8 11:32

ちょっと離れて「日野大権現」は御嶽関連の神なので、

11/8 11:33

旧来の信仰と棲み分けているのでしょうか。

11/8 11:34

秋葉山の峰が見えました。

11/8 11:37

一旦、鞍部に降りて、登り返すと

11/8 11:41

秋葉山(あきやさん)山頂861mです。右の石室は平成十二年馬居澤講中の再建。左は一見では「吉祥日」「願主・・村中」ぐらいしか読めませんでした。

11/8 11:42

そして秋葉山の三役揃い踏みです。その前に展望から。

11/8 11:44

大桁山の思い出。山頂で休んでいたら、爆音と共にオフロードB数の襲来。山の楽しみ方は十人十色ですね。

11/8 11:44

鍬柄岳(石尊山)、見た目より簡単で展望良好。

11/8 11:46

11/8 11:46

鹿岳

11/8 11:46

ゴシュウ山

11/8 11:46

あの三角の峰は牛伏山ですか？

11/8 11:47

直下まで林道工事が進んでいるようです。

11/8 11:53

右から八海山大頭羅神王。

11/8 11:59

「八海山」「○○那吉」は石工さんでしょうか。

11/8 11:54

「慶應元乙丑(歳)九月神惠日」(1865)

11/8 11:56

そして御嶽山坐王大権現

11/8 11:56

ふくよかなお顔です。

11/8 11:57

「御嶽山」「村郷中」

11/8 11:57

左は三笠山刀利天宮

11/8 11:57

雄叫びは歯が命。

11/8 11:59

「講中行者建之」「三笠山」「發世話　藤原喜道」

11/8 12:00

神像と鹿岳

11/8 12:00

さらに大日如来様も。まさにオールスター大集合！

11/8 12:01

この山域の石像は皆ふくよかなお顔が特徴かな。その極め付きのお方にこの後出会います。

11/8 12:13

昨日のトンカツを使って、下仁田風のカツ丼にしてみました。

11/8 12:16

ネギが下仁田ネギだったら完璧だったな(ド)

11/8 12:20

桧枝岐「長一」さんのネズコ(黒檜)を使用した曲げわっぱ。群馬だから入山メンパにしておくべきだったかな。

11/8 12:24

山頂風景。見えにくいですが木の上方に梵天があります。

11/8 12:25

秋葉山の御嶽神像と仏岩山(ゴシュウ)。

11/8 13:09

右往左往して支尾根に辿り着きました。何かありそう。

11/8 13:10

大黒天と石碑

11/8 13:10

大黒様も御嶽信仰とは深い関係。

11/8 13:11

そしてふくよかな満面の笑み。まさに福の神。

11/8 13:12

こちらは帝釈天、多聞天等十二天の文字が彫られた石碑。上部が欠け落ちているようです。

11/8 13:16

そこからさらに尾根を辿ると岩場の展望台がありました。

11/8 13:16

ゴシュウが目前

11/8 13:17

鹿岳も。

11/8 13:19

秋葉山はすごい絶壁だったんですね。あの下にいたなんてクワバラクワバラ。

11/8 13:25

この斜面を登って、ゴシュウへの尾根に戻りました。

11/8 13:25

例の支尾根は摩利支天の峰からのようです。

11/8 13:26

11/8 13:39

秋葉山分岐の尾根に戻りました。こちら(左)がゴシュウ方面。

11/8 13:43

「四四四」の境界杭

11/8 13:43

帰りは左(トヤ山方面)へ。目前の岩は

11/8 13:47

右から巻きました。

11/8 13:49

境界杭を辿りながら尾根を行きます。

11/8 14:01

11/8 14:13

「四六八」の杭を左へ。

11/8 14:16

さらにこの岩の所から左の尾根を降りました。

11/8 14:25

岩場に積もった落ち葉で大スベリしてしまいました。

11/8 14:28

りっぱな石室がありました。

11/8 14:33

涸れ沢を下って行くと、

11/8 14:38

古い石祠「奉納山神宮　天明三年卯九月吉日」(1783)。予期せぬ出会いがまた一興です。

11/8 14:46

何とほぼスタートした地点に出ました。

11/8 14:48

ゴールです。

11/8 14:48

最後に鹿岳をもう一度。あれが三ノ岳かな。

11/8 14:59

羊太夫の墓の案内板。場所はよくわかりませんでした。

11/8 15:19

11/8 15:35

四ツ又登山口。先週見逃した行者像に会いに行きます。

11/8 15:58

天狗峠。尾根を右へ。

11/8 16:02

普寛行者でしょうか。

11/8 16:03

来た甲斐がありました。

11/8 16:06

さらに神秘的な光景も。

11/8 16:07

薄暗い中でドーハン君に陽が射しました。

11/8 16:08

「山本講中」「明治三年庚午十一月朔日」(1870)

11/8 16:13

行者と鹿岳のシルエット

11/8 16:16

今日も充実した一日になりました。と思ったら急坂でまたすべって大コケしました。

11/8 16:43

早速使わせていただきました。

撮影機器：

D5000 ニコン

COOLPIX W100 ニコン

感想

godohan

・計画では鹿岳から木々岩峠経由を考えていましたが、登山口の駐車場が満車で、結局高原林道の終点(舗装)まで行ってしまいました。そこからスタートしてダートの林道を木々岩峠からの尾根の切通しまで行き、尾根に取り付きました。ダート部分の林道は地図に記載がないのでルート図は「てきとう」です。
・ゴシュウ山頂から秋葉山に至る随所に石造物があり、間近の鹿岳や物語山、少し離れて荒船や妙義等西上州の山々を眺めながらの歩きはとても楽しいものでした。ただ、下調べ不足で三角穴を見つけることができず、秋葉の岩峰基部を右往左往してしまいました。しかし、その怪我の功名で大黒天のある支尾根に辿り着くことができました。
・次回は馬居沢からの周回コースで三角穴や普寛行者が居られるという仙人窟を訪ねたいと思います。
・帰り道にあった羊太夫の墓も辺りを探しましたがよくわかりませんでした。
・時間も時間だったので迷いましたが、先週の宿題であった四ツ又山天狗峠の行者像に会いに行きました。日没間近で薄暗い中、行者前にいたドーハン君に突然陽が当るという、何か神秘的な光景が見られました。
・鹿岳は満車でしたが、こちらのコースはほんと誰にも会いませんでした。