剱岳〜試練と憧れ2020〜
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- GPS
- 11:09
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 2,657m
- 下り
- 2,644m
コースタイム
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 3:41
- 合計
- 11:10
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*今回からハイドレーションシステムを使用しましたが非常に有効。 *水分は3000mlを持参しましたが三角点あたりでなくなりました。ここまで持てば問題ないですがもう500mlあればさらに安全。 *松尾平〜三角点のながい登りと下りは永遠にきつい((笑)) |
その他周辺情報 | いつもモンベル近くの温泉行きます |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
携帯
時計
ツェルト
カメラ
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感想
さて1年ぶりの我が試練と憧れ!
予報は11時くらいから晴れ間がでてくるとのこと。下山時に剱の姿があらわになる計算です。
去年と今年の大きな違いは早月小屋が営業していないことです。なにかあっても補給もできません。
基本スタイルは日帰り登山ということになるでしょう。
強いトレイルランナーを除きトレランスタイルもリスク高い気がします。
4時ころ馬場島着。駐車場もあきがあります。この時期の早月では考えられないほど人が少ないです。ガスの中を出発。とにかく人が少ないので若干心細い。松尾平を越え大王杉を杉るあたりで白み始めヘッデンは終了。大王杉に無事下山を祈願しつつ、登りこみます。松尾平〜三角点の樹林帯はいつも地獄のように長く感じられますが、今回は「長いぞ!」と自分に言い聞かせてあるので意外と大丈夫でした。前回足がつりましたので、足を温存するため急登では意識して手を使うようにしました。
この間、一人のトレイルランナーに追い抜かれました。強いですね。
そして閉鎖中の早月小屋に到着。テントが一つあるだけで無人。
騒がしいのも好きではありませんが人がいないのはいないで心細い。しかもガス。
ここで栄養補給。ヘルメット装着
2400mを過ぎると高度感を感じる場所が時々あります。2800mを過ぎるあたりで追い抜いて行ったトレイルランナーの方がおりてこられあいさつ。2800からは岩場が続きます。視界もあまりないので逆に怖いとも思いませんでした。カニのはさみからより緊張感を強くして山頂着。完全にガスのなか。
天気予報を信じ待機しているガスが少しづつ取れていく感じがあり、時間的体力的余裕があったのでしばらく山頂でくつろぐことに。部分的にではありますが北方稜線や針ノ木方面のガスがとれ青空がのぞきます。空が青い!!
さすがに11時を過ぎたので下山を開始。この天候だと下山時に行きでは見れなかった剱が拝めるはずです。やっぱり下りの方が神経使います。2800m地点では粘りましたがガスがとれず残念。しかし2600mではきれいに剱本峰が拝めました。こんなに格別な山、ほかにはないでしょう。名残惜しく振り返り振り返りおります。
誰もいない早月小屋を通過。やぱり三角点〜松尾平の下りは残った足の力をこれでもかというくらい削ってくるので足がガクガクになります。大王杉までつけばもうあとわずか。大王杉に下山の挨拶をすませ、無事下山
ここ数回の剱は半死半生での下山でしたので今回は随分余裕がありました。ペース配分もよかったかと思います。
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